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【CTOインタビュー】「言われたとおりにモノを作るのではなく、自分のチームやコードだけを最適化するのでもない」ピックアップのエンジニアが大切にしていることとは?

こんにちは。500万DL突破の新感覚チャットアプリ「TELLER」を開発・運営するピックアップ株式会社です!

今回はエンジニアチームをリードするCTOに直接インタビューいたしました。

「ピックアップのエンジニアに求められるのは、言われたとおりにモノを作ることでもなく、自分のチームやコードだけを最適化することでもありません。」

それでは、ピックアップのエンジニアチームが大切にしていることは一体どんなことなのでしょうか?

中村智将 (typer)-Nakamura Tomoyuki

中村智将 (typer)-Nakamura Tomoyuki
2009年に新卒で株式会社ドワンゴへ入社。
約10年間着メロ・着うた配信サービスのバックエンドシステム全体の開発を担当。
古いシステムのリプレイスを担当することが多く、合わせて運用作業を担当するスタッフの業務フローの改善施策も実施。

2018年ピックアップ株式会社入社。
GAE/Go をバックエンドにクラウドネイティブなサーバアプリケーション開発を経験。

2019年ピックアップ株式会社CTO就任。

プロダクトの成長に合わせてユーザ認証方式の変更/検索エンジン/決済サービスの導入/データ分析基盤の構築等を行い、バックエンド開発を主導している。

ニックネーム文化の濃いピックアップではtyperさんと呼ばれ親しまれるCTO。
typerさんのニックネームの秘密についてはこちらの記事で紹介しています。

ーーはじめに、ピックアップへの入社を決めた理由を教えてください。

新しいことへのチャレンジを考えていたタイミングで元同僚の紹介でピックアップを知り、参画することになりました。

決め手となったのは、当時の代表が話していた「POOL」開発エピソードでした。

POOLは当時のピックアップの主要プロダクトなのですが、写真をクラウドに保存してスマホの容量を空けることを目的としたアプリです。

開発のきっかけは、代表の友人から受けた「スマホの容量がいっぱいで何とかして欲しい」という相談だったそうです。
エンジニアの私からすれば、スマホの容量が少なくなればicloud/Dropbox/Googleフォトなど既存のクラウドサービスを使うことが当たり前だったのでとても面白く感じました。

エンジニア目線では気づかない課題を、エンジニアの力で解決できることに魅力を感じました。


ーー感じられた魅力は、実際の現場ではどう見えましたか?

思った通り、エンジニアたちは「ユーザーならどう使うか」という視点で開発をしていました。

また、社員が部署や担当範囲の垣根を超えて、プロダクトについて思ったことを「もっとユーザーに使ってもらうにはどうするべきか」という視点で議論し合っていることに驚きました。

様々な職種の意見や提案が飛び交う環境のため自然と視座が上がり、目の前のタスクをこなすだけでなく
「ユーザが触ったときにどう感じるだろうか」
「プロダクトオーナーが何を志向しているか」
「チームメンバーが連携しやすい形になっているか」
と、一歩俯瞰して開発を進めて行くことが当たり前になっています。

プロダクトやユーザーのことを考えながら開発ができる環境は、他社のエンジニア組織と比較しても大きな特徴だと考えています。


ーーユーザーのことを考えて行った開発エピソードがあれば、ぜひお伺いしたいです!

バックエンドエンジニアとして、ユーザが直接「見る」ものを開発することはあまりないのですが、チャット小説をより多くの人に知ってもらうために動画として閲覧できるようにする機能を1年ほど前に開発する機会がありました。

以前から TELLERのストーリーを Twitterにシェアする機能はあったのですが、タイトルと作品のサムネイル画像・リンクが貼られているだけで、シェアされたツイートを見てもユーザには内容をつかみづらい状態でした。
また、アプリ内で面白そうな作品を探す際も同様で、作品のサムネイル画像とタイトルを見て選ぶしかない状況でした。

チャット小説と言えどもテキストコンテンツであるため、実際に読んでみなければどんな雰囲気の話なのか、面白そうなのかはわかりません。

そこで、動画にすることで、アプリ内でも Twitter上でもチャット小説の序盤の話を閲覧できるようにしました。

どのように動画にするのか、どれくらいの速さでテキストを表示していくのか、チーム内で試行錯誤を重ねてリリースしました。
最初は主に Twitterシェアで使われる機能でしたが、以前のテキストだけのツイートに比べ、大きくユーザの反応が変わったタイミングでした。


ーーユーザーの反応を感じられるのはとても嬉しいですね!!ほかに開発をする上で重要視していることはありますか?

バックエンドエンジニアの本分として、基本的なところでユーザの使いやすさを損ねないようには気をつけています。

例えば、サーバのアプリケーションが停止するとアプリが一切使えなくなってしまうので、いかにして障害が発生しないようにするか、そしてアプリケーションを停止せずに日々の更新作業を実施していくかが重要です。

後者のアプリケーションの更新作業は、クラウドプラットフォーム側のサポートもあって基本的に無停止で作業できるようになっています。

しかし、サーバのアーキテクチャ全体を見直したりデータ設計の見直しを図る際は影響範囲が広くなり、無停止でやろうとするとエラーが多発してしまうといった問題もありました。

一方で、そういった作業を恐れて放置していては今度は設計の陳腐化が進み、徐々にメンテナンスしづらいシステムになってしまいます。
現在は無停止で安全にデータマイグレーション作業を行うための仕組みを作ることで問題を解消しています。

これからもユーザーの使いやすさを重視した仕組みづくりを行なっていきます。


ーーピックアップのエンジニアに「ユーザー志向」以外で共通する点をあげるのであれば、どんなことですか?

積極的にインプットすることと、プロダクトの変化に臨機応変に対応すること。
この2点はエンジニア皆の共通点ですね。

特に、「プロダクトの変化に臨機応変に対応する」能力は大切な点だと考えています。
現在ピックアップの主要プロダクト「TELLER」はUI/UX、コンテンツ、マーケティング方法など試行錯誤してプロダクトを成長させるフェーズです。

プロダクトの試行錯誤にタイムリーに対応できるよう、スケーラビリティのある形で開発することが求められています。

そのため、言われたとおりにモノを作ることでもなく、自分のチームやコードだけを最適化することだけでなく、プロダクト全体のことを考えられるエンジニアが現場にフィットしています。


ーー最後に、現在のエンジニア組織の課題を教えていただけますか?

採用です!

現在は、少数精鋭でレベルの高いエンジニアが揃っているものの、iOS, Android, Web, Serverの各プラットフォームで主力メンバーが一人でも欠けるとサービスの開発・運用に支障が出てしまうと考えています。

各メンバーが担当できる範囲を増やしていますが、信頼の置ける新しいメンバーに入ってもらえるような環境作りとともに会社としてのプレゼンスを高めていくことに力を入れています。



ーーさいごに

インタビューを通して、typerさんはもちろんピックアップ全員のユーザーへの熱い想いを感じることができました。

ユーザーと向き合い、高い視座で開発に臨んでいるピックアップのエンジニアチーム。
プロダクトを持つ企業として理想的な環境ではないかと自負しております!

全社一丸となってプロダクトと向き合うピックアップの良さをこれからも発信してきます!

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