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【メンバーインタビュー#003】プロダクトマネージャー佐藤に聞いた「発想できるチームづくり」とは?


プロダクトの成功に責任を持ち、開発する機能の舵取りを担うプロダクトマネージャー。パソナテキーラで同職を務めるのが、佐藤真輝郎さんです。良いプロダクトを生み出す工夫だけではなく、良いチームを作り出すための工夫も数多くしている彼は、何を大切にして仕事に取り組んでいるのでしょうか?

世の中の企業が「本質的に注力すべき仕事」に集中できるようサポートする

僕はチームのプロダクトマネージャーを務めています。僕の役割はというと、ユーザーの抱えている「どんな課題を解決するか」、また「どうやって解決するか」という判断に責任をもつことです。

担当しているサービスは大きく分けて2つあります。

1つは、社員のストレスチェックの実施を支援し、受検結果を集計・分析するサービスです。これは2015年12月1日から義務化されたストレスチェック制度に対応したもので、メンタルヘルス領域に強みを持っているパソナ系列の企業と協力し合いながら制作しています。僕たちはこのサービスを通して、職場環境の改善を手助けしたいと思っています。

もう1つは、グローバル展開している日系企業を支援するHR Tech系サービスです。こちらはパソナグループのグローバル事業本部と協力して作っています。経費申請や給与計算など、HRに関するBPOサービス(*1 )がこのサービスを通して提供されています。海外に拠点のある企業特有の課題解決をサポートできればと思っています。

これらのふたつのサービスにも共通している思いですが、僕たちは、各企業が事業を伸ばしていくにあたって、製品やサービスなど本質的に注力すべきことだけにフォーカスしてもらいたいと思っています。それを実現するために、僕たちはテクノロジーの力で煩雑な業務を引き受けていきたいんです。



メンバーが発想できる環境づくりにこだわりたい

僕のチームでは、UXリサーチ(*2 )を大事にしています。ここがしっかりできていないと、世の中で必要とされるものを作ることはできないと思っています。

UXリサーチは、チームメンバーの自発性やクリエイティビティを引き出すうえでも重要なんです。この段階が上手くいっていると、「こうしたらもっとよくなるんじゃないか?」「こういうことができるんじゃないか?」というような提案がメンバーから出てきて、さらには「早くプロトタイプ作ろう!」と、前のめりになるくらい意欲的な気持ちが生まれてくるんです。それに、メンバーが思い描くそれぞれのユーザー像にまとまりが生じてくるため、それぞれが自由に発想しても、目指すゴールがブレにくくなるんです。

チームメンバーがそれぞれに発想することは、サービスを作るうえですごく大切なんです。みんなでアイデアを出し合って、さまざまな考え方をぶつけ合うことが、僕たちの製品の魅力に確実につながっています。だから僕は、「チームメンバーが発想できる環境づくり」には、かなり力を注いでいます。

「発想する力」というのは、いまこの製品をよくするだけでなく、今後さまざまな場面で非常に役立つスキルになると思うんです。そんな力が伸びるような環境を作りたいと思っています。

そうすれば、もしも将来的にこのチームから離れて全く別の場所に行ったとしても、この会社で培ったスキルがそのまま活きるじゃないですか。そうなってくれたらいいなあ……と常々思っています。僕、実はけっこうメンバー思いなんですよ(笑)。

これ以外にも、「プロダクト開発に求められるもの」「業種を問わず今後の社会で求められるもの」という二つの軸でスキルアップや環境づくりに投資しています。今後も、中身を新しくしていきながら成果をあげていきたいです。

チームで活動するために必要な能力を評価したい

一緒に働くんだったら、どんな人がいいか・・・・・・。「成長意欲が高い人」や「チームを意識して仕事できる人」がいいですね。

前者はなぜかというと、パソナテキーラでは各エンジニアに与えられる裁量がすごく大きいからです。そういう環境にマッチするのは、成長意欲が高い人だと僕は考えていて。もっとできるのになあと燻ってる人や、アレもコレもやりたいという欲張りな人に来てもらえたらきっと満足してもらえると思います。それと、いま会社が大きくなっている最中なので、そういう勢いもうまく使ってもらいたいです。

後者に関しては、僕はチームを重視しているからです。Team Geekの「ソフトウェア開発はチームスポーツであり、優れたチームを作ることが成功の鍵である」というフレーズに凄く共感するところがあって。

例えば、信頼関係を構築するのが上手かったり、チームの雰囲気をよくしたりすることができるのは、スキルだと思っています。そのような人がチーム内に存在していると、そのチームでは、信頼関係の不足から発生する無駄なコストが抑えられていたり、活発な議論を交わすための土台ができていたりするんです。これってすごいことですよ。こういった能力をしっかり評価していきたいと思っています。みんなでチームを強くする方法も体系化していきたいですね。これも、一生使えるスキルだと思っています。

よりよいプロダクトのためにも、よりよいチームのためにも、今後も頑張っていきたいですね。

*1 Business Process Outsourcing:企業が特定の業務を外部に委託すること
*2 ユーザーインタビューやサービス利用中の行動観察、エクスペリエンスマップなどのワークショップを通して、ユーザーの体験や感情を深く理解すること
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