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ヤフー→メルカリのリードエンジニアがパラレルへ。「もう一度リスクをとってみたい」

わたしたちは「パラレル」という、友達と遊べるコミュニケーションアプリを運営しています。2019年8月のリリース後1年半で登録者100万人を突破し、主にZ世代を中心として日常的に使っていただいています。

2021年6月、toCサービスとしては大型調達となるシリーズBラウンド、総額12億の資金調達を発表し、開発体制を強化していく今、iOSアプリ開発をリードするエンジニアに、パラレルというプロダクトの可能性について聞きました。


【石川 直樹(いしかわ なおき)】2010年にヤフー(Yahoo! JAPAN)にエンジニアとして入社。その後イグニスにて数十個のアプリ開発経験を経て、2016年にメルカリへ転職。メルペイ開発、エンジニアリングマネージャーを経て2020年11月にパラレルに入社。

iOS開発実績をゴリゴリと積み続けた日々

ーーー石川さんは新卒から一貫してiOSエンジニアをされてきたと聞いています。

はい。パラレルに入社する前はヤフー、イグニス、メルカリを経験しましたが、3社全てでiOSエンジニアをしていました。

2010年ヤフーにエンジニアとして新卒入社し、最初はバックエンド運用を先輩と共に行っていたのですが、LINEからメッセージングアプリ「LINE」がリリースされたことを受け、ヤフーでも「サークル」というメッセージングアプリをつくる話が出ていました。私が趣味でiOSアプリ開発をやっていたのもあり、入社してすぐ、そのプロジェクトに関らせてもらっていましたね。開発を進める中で、カカオトークを提供するカカオと提携したので、カカオジャパンに1年ほど出向し、日本向け開発を行っていたりしました。

メッセージングアプリの開発は面白かったのですが、それ以外のアプリ開発もしてみたいと思ったのと、やはり海外での開発経験をもう少し積みたいという想いから、2013年中盤、ヤフーの先輩から誘われたイグニスに転職しました。

業務内容は、ヤフー時と同じようにiOSアプリ開発に関わり、メモリ開放、ゲーム、リワード広告アプリなど、数十個のアプリをとにかく開発してマーケットにどんどんリリースしていました。また、イグニスのサンフランシスコの拠点で、2014年にはUS向けのアプリ開発に携わっていました。

海外での開発経験も積みつつ、いろいろな方とお話させていただく中で、当時USに本腰を入れていこうとしていたメルカリに入社しました。それが2016年5月頃です。

メルカリ入社以降は、US向けのメルカリアプリの開発をしばらく行い、社内でブロックチェーンやメルコインといった仮想通貨への取組が加速し、当時メルペイトップの青柳さんが社内転職を公募したタイミングでメルペイに異動し、メルペイのコードを0から書いたり、リリースに関わる過程で、開発プレイヤーからマネジメントに移行しました。

メルカリエンジニアリングマネージャー時の登壇レポート

チャンス出来てあと1~2回。もう1回リスクをとってみたくなった

ーーーメルカリでiOSエンジニアリングマネージャーを勤める中で、何が転機となり、転職しようという意識が芽生えたのでしょうか。

メルカリは、イメージ通りとても居心地が良い会社でした。ただ一方で、もっと小さい会社でもう1回リスクをとって働いてみたくなってみたんですね。自分のキャリア的にも、腰を据えてチャレンジできるのは、あとあって1-2回だろうと思っていました。チャレンジしきったあとは、大きい会社でゆっくりしてもいいと思っていますが(笑)

メルカリエンジニアリングマネージャー時の登壇レポート その2


ーーー正直、石川さんの経歴があると引く手あまただったのではと思います。パラレルを候補に入れたきっかけは何でしたか?

現在、パラレルの開発責任者である吉牟田さんに誘ってもらったのがきっかけです。元々イグニスにいるときに、広告SDK開発をフリークアウト社と一緒にやったときに知り合いました。

お声がけいただいたのはありがたかったものの、タイミング合わず、1回お断りしました。というのも、当時メルペイでマネジメント職についており、マネジメント領域で新しいチャレンジをするタイミングと被ったんです。その意思決定をしてくれた上司に申し訳ない気持ちがあったし、自分自身やりきってない感じがあったので。その後、再度パラレルからお声がけをもらい、自分の中で整理がついたタイミングで、パラレルに転職しました。

SNSの転換期。日本発パラレルが台頭する可能性を感じた

ーーー様々な候補として比較検討する中で、パラレルへの決め手は何だったのでしょうか。

冒頭でお伝えした通り、過去、メッセージングアプリの開発にも関わっていたのもあり、SNSというのは興味のある分野でした。ただ、日本発で世界で流行っているものはほとんどないですよね。

また、2010年ころリリースされたFacebookやTwitterなどといった流行ったSNSも、今後長く続くことはないだろうと個人的に思っており、新興SNSに新たなチャンスはあるだろうなと思っていました。というのも、「ソーシャルジレンマ~監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影~」というドキュメンタリーを見たときに、SNSの在り方についていろいろ考えさせられ、そのような結論にたどり着いたんです。

そこで描かれている、SNSの悪の部分というか、マイナスの部分を「パラレル」が完全に変えていくということは出来ないと思いますが、パラレルのSNSとしての方向性については共感する部分が多々あり、それなりに日本で流行る兆しは当時も感じていたので、チャンスはあると感じました。

2021年6月に発表した「パラレル」のプロダクトとしての実績


ーーー実際に入社して感じた、エンジニアとしてのパラレルの魅力はありますか。

技術的に難しいことに挑戦しなければならないことへの面白さ、そして、世の中で明らかにニーズがあることに取り組めていることですね。

「パラレル」は、人と人との、音声同時接続をベースとしたSNSです。この開発には、"WebSocket"と呼ばれるものを活用し、同期的につながる色々な人たちの画面をそれぞれの画面に最適に映し出す必要があります。つまり、誰かが画面を動かした場合、リアルタイムに他者の画面が動くようにしなければなりません。通常のアプリは、ユーザーがインプットした情報をアプリ上でアウトプットするだけで終わり(例えば、購入ボタンを押したらカードページに移動するなど)ですが、「パラレル」のような同期性がベースとなった開発は、私自身過去やったことがなかったですし、エンジニア界隈でも、一般的に難しいと言われています

また、画面の同期性だけではなく、音声やゲーム音の品質も求められます。マイクのハウリング調整など、気にしなければいけないところは多々あり、難易度が高いですが、ユーザーからのニーズや要望が大きい部分でもあるので、個人的にチャレンジングで、エキサイティングだと思っています。


パラレルを友達とつなぎっぱなしにして日常的に使用しているZ世代が増えてきています

裁量の大きさは当たり前。どんどん攻めの開発をしたい

ーーー今のiOS開発体制はどのような状況でしょうか?

現在、正社員は私のみです。業務委託の方が数名いるものの、まだまだ人数が少ないので、裁量多くやりたいように物事を進められると思います

具体的には、2週間に1回、スプリントと呼ばれる場を設けています。プロダクトとしてやっていきたいこと、そしてエンジニアリング的に直したいことを社内システムにリスト化しており、それらについて、優先順位を決めて各自が進めるという形をとっています。

基本的に今は、業務委託の方に改善作業を行っていただいており、私自身は新規ユーザーがもっと増えていく、または既存ユーザーの方がさらにパラレルに滞在してくれるような、攻めの新規機能開発の実装を進める段階にあります

攻めの機能開発をスピード感持って行っていく必要があり、私と一緒にその部分にがっつり取り組んでくださる方がいたらいいなと思っていますね。また、モバイルアプリの開発は、繁閑の波があるので、波が落ち着いたときに技術のベースやアーキテクチャーの改善を随時進めていきたいです。

同期的につながるSNSこその難しさ。だからこそ刺激的

ーーー過去、とても採用力や会社力の高い会社にいたと思いますが、その会社と比較して、パラレルの魅力はどこにありますか?

まずは、先ほどもお伝えした通り人が少ないので裁量大きいことですね。パラレルは、ザ・スタートアップなので、サポート体制は大企業に比べたらもちろん劣る部分はありますが、やはりそれに勝るエキサイティングさはありますね。

また、人の採用はとても厳選しており、かなり各領域においてプロフェッショナルな方が多いので、仕事の進め方で困ることというのはほとんどないです

また、よくも悪くも、評価やフィードバックは基本人の信頼ベースで行われているので、よくある社内政治や面倒な手続きが存在することはなく、開発に集中できる環境があると思います。ただ、カルチャーは人が増えれば増えるほどずれていくのは当たり前なので、そこは会社が変わったら仕組みとして整えていかないとと思っていますが、パラレルの柔軟性があれば、乗り越えられると思っています。


ーーーどんな人にパラレルに来て欲しいですか?

エンジニアという観点でいうと、プロダクトをよりよく伸ばしていこうとする意識をベースに仕事ができる人です。また、個人やフリーランスで開発をゴリゴリ進められていた方というより、複数人のチーム体制のもとエンジニアリングを行っていた方の方がフィットするかと思います。

エンジニア以外も含めた一般的なところでいうと、会社は小さく仕組みやフローは良い意味でないに等しいので、そういったものがなくても、気にせず前に前に進んでいける人があっていると思います。また、今ないことをないがしろにするというより、ドラスティックにいろいろ整理していける人が活躍できていく組織かなと思います。

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