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【今さら聞けない!?】組織エンゲージメントを高める「クレド」が求められてる理由と重要性について!

みなさん、こんにちは!株式会社オンリーストーリーの広報担当です。

この記事では、「クレド」について、ご説明します!

「そもそもクレドとは何なのか?」「組織にとってどんな影響をもたらすのか?」という基礎的な部分から、実際に弊社が「クレド」をどのように運用しているのか、どんなメリットや背景があるのかをお伝えしていきます!

先日、代表自ら公開したnoteもありますので、あわせてごらんください!

▼イケてるクレドをつくったはずが、2度しくじった経営者のお話と、その後
https://note.com/onlystory_hirano/n/n9705dad9ee37


クレドって、なに?

まずクレドを一言で表すと、作りたい会社像や理念の実現に向けて、社員や組織を導く行動指針になります。

こんな会社を作りたい!と掲げた目標や理想に向けて、「向かうべきは、こっちの方向だよ」と導いてくれたり示してくれたりする指針としてクレドを設けています。

弊社の場合は、強くて良い会社'つよいい'会社をつくるという目標に対しクレドを設定しています。

なんとなく大枠はイメージできましたでしょうか?

では、具体的に弊社ではどのようなクレドを設定しているのかをご説明します!


弊社のクレドは、全部で18項目。どれか飛び抜けて得意であればいいというものではなく、総合力を重視します。

※365日24時間意識をするのはなかなか難しいので、カードやシールにしたクレドをそっとパソコンのそばに置くのも効果的です。


例えば、全18項目中得意な16項目を体現できているメンバーAさんがいる場合、全体的に点数で表すと80~90点!素晴らしい!と評価されることも多いと思います。一方で、弊社ではその活躍を認めつつ、さらに残りの2項目との向き合い方を考えるように促します。

なぜなら、この18項目あるクレドは、バラバラに存在しているものではなく1つ1つが鎖のように繋がっているからです。Aさんのように大半を体現できていたとしても、総合的に体現できる状態を目指します。よくある五角形などの評価項目で例えると、1番大きいオールラウンダーのような形を目指してる感じ、お伝えするとわかりやすいでしょうか。つよいい人物像の実現とは、それほど総合力が求められ、人格と能力を磨き続けることだと考えています。


■なぜ、クレドを作ったの?

弊社の代表は、これまで自分以外の多くの経営者の姿を見てきました。その始まりは幼い頃。親や親戚に経営者が多い家庭に生まれたことがありました。大学を卒業して起業した時には、現在の弊社事業の起源と言える経営者インタビューサイトの運営を開始。日々様々な経営者の話を聞き続け、自らいろんなインプットを絶えず行ってきました。

そうした中で、弊社でも創業期メンバーと新卒メンバー等を合わせた人数が増えてきて、組織と個人のパワーを最大限に引き出すために共通認識化された指針が必要になる時期がやってきました。

そのタイミングで、代表が現在のクレドの草案を作りました。当時は、会社のこれまでを振り返り、そしてこれからを思い描き、その真ん中に必要なコトを考え尽くしたと言います。それでいて、メンバーが口に出しやすく、組織に馴染みやすい表現はないかと、何度も何度も作り直したそうです。そうして出来上がった草案をもとに、最後はその内容をクレドとして設定するかどうか、メンバーに意見が求められました。感想や意見を出し合った結果、多数決では全員の合意があり、決定しました。

固い雰囲気の会議室や集会で決めた‥というわけではなく、当時、既存メンバーと新卒メンバーで合宿に行った際の帰りのバスの中で、代表が「クレドを刷新しようと思う」と話してくれました。

「なぜ社長の一存で決めなかったの?」と思った方もいると思います。

クレドは理想の会社像や理念の実現に向けて人や組織を導く指針なので、その組織の一員である社長よりも上位概念のもの。つまり、(弊社の見解では)クレドは代表ですら自分の一存だけで決めることはできない立ち位置にあるのです。一方で、組織化を進める中で会社に必要な重要な意思決定プロセスをメンバーとともに経験し、前に進みたいという気持ちもありました。

クレドが展開されて以降、あらゆる場面で登場し、今ではなくてはならないものになりました。弊社では年に何回か、今までの成長を振り返り、角度や方向性を変えることに挑戦する時期があります。その際は、クレドFor改革と題し、その時期のテーマに合わせて言い換えた期間限定クレドを作ることもあります。ただ変化、成長を起こすのではなく、クレドに沿った方向性に向けた変化、成長を遂げようとする私たちの意思です。


■クレドがあると、どうなるの?

弊社では、クレドを設定することで様々なメリットが生まれています。いくつかのクレドをもとに説明します。


「悩むな、考えろ」

例えば新人のメンバーが仕事をしていてなかなか捗らない時に、「それは悩んでるのか考えてるのかどっちなんだろうね」という話をよくします。そうすると教育の面でかなりコミュニケーションがしやすくなり、考えるという方向に導くことで、本人の生産性を上げ、成果を生みやすい仕事との向き合い方を伝えることができます。「考えるって、こういうことなんだ!」という点を理解してもらえると、その後の他の場面でも仕事の進捗が早くなったり吸収が早くなったりしているのを感じます。悩んでいる状態が続くとストレスにもなるので、ストレスやプレッシャーの軽減に繋がり、働きやすさにも繋がっています。


「プラスルール」「はたらくを、たのしむ」

ベンチャーは新しい挑戦を続けます。その過程は時に大変だったり、時に不安だったりします。その背景には、前例がないことに挑戦している、スピーディーな成長を遂げていち早く社会をよくしたいと行動している、など色々あると思います。そんなとき、気づくと必死になり過ぎて顔がこわばっていたり仕事を通して得られる喜びを忘れてしまったりすることがあります。一生懸命に取り組んでいても、うまくいかないことも少なくありません。

そんな時、「プラスルール」「はたらくを、たのしむ」を思い出してリフレッシュに出向いたり、メンバーと雑談をしてみたり、目の前の仕事や状況に対して楽しんで取り組める方法を考えてみたり…しています。


「船に乗るな、漕げ、創れ」

このクレドを通して、常に今の自分の状態を確認するようにしています。「今、自分はこの船(会社)に乗っているのか、漕いでいるのか、創っているのか」と。

振り返りを行い際や評価を行うタイミングでは、「悔しい。最近、無意識に乗っている感覚でいました。もっと漕ぎ手、創り手に回っていきたい」という発言が出てきます。

新人メンバーに対しては、「〇〇さん!そのスタンス、いま船に乗ってませんか?」と問いかけることもあります。新人メンバーだからといって特別扱いすることはありません。こうしたコミュニケーションを重ねると、そのメンバーが創り手に回りづらいのは業務内容がわからないのか、オペレーションが見えていないのか、社内用語的な言葉が伝わってないのか、単純なスキル不足なのかなどの問題を明確にして、船を漕げる状態、創れる状態をつくります。

※意味は分かるけど言いにくいとか話しててもなんか違和感があるものではなく、語呂やワードが受け入れられるかという点も考えて作られてます。


このように、クレドを活用して社内のメンバーとコミュニケーションを図ることで、仕事の生産性やモチベーションUP、業務で行き詰った際の明確な問題解決にも繋がります。

また、クレドは自分たちの中に常にあり、それが自己評価にも繋がるようなものです。仕事でパフォーマンスが出せてないなと感じる時にも、一方でクレドのこの項目は体現できているから悲観的にならなくても大丈夫だという自己肯定感の向上に繋がります。

そのようにして、強くて良い人物になるために日々メンバー一同取り組んでいます!


■クレドを社内や日常に落とし込む

弊社では、特にリモート期間でミーティングの際によく使うZoomの名前の後ろに、今日1日自分が意識するクレドを書いてミーティングを行っています。

その日一日向き合うクレドを付けることで、自分でも意識できますし、他のメンバーも〇〇さんはこれを意識して働いてるんだなと伝わります。

あとはZoomでの朝礼の際、4人~5人ぐらいの単位でグループに分けて、3~4分「最近、どう?」と雑談を交えながら、今日1日どんなクレド意識してどう行動していこうかという会話を軽く行います。メンバーが毎日意識をするような環境をつくることで。クレドに触れる回数を増やしています。

ビジョン、理念をはじめ、クレドも同じく、使われなければ浸透しないため、なるべく日常や身近な場面でクレドを意識できるように工夫をしています。

浸透するものかつ徹底ができるものを重要視しているので、思いつきではなく地に足をつけて組織の形成に貢献できるような指針として、これからも繰り返しアップデートを続けていきます。


■最後に

冒頭でもお伝えしたように、クレドは必ず1つ1つが完全に分かれているものではありません。

概念的には意味が重なっているものもありますが、MECEに分けられないその重なりこそが意志の強さ私たちが本当に叶えたい願望の強さを表しています。決して綺麗にクレドを18個つくりたかったわけではありません。

もしクレドを見ていただき、意味の重なるところが見えたとしたら、それは私たちにとってつよいい会社を作るために重要だからこそ、何度も登場するのであり、社長もそれだけメンバーに伝えたいことである…。そう感じ取っていただけると、嬉しいです!

面談にきていただくことがあれば、こちらのクレドの紹介を改めてさせていただきます。ぜひ、疑問に思ったことも担当メンバーへ尋ねてみてください。


先日、代表自ら公開したnoteもありますので、あわせてごらんください!

▼イケてるクレドをつくったはずが、2度しくじった経営者のお話と、その後
https://note.com/onlystory_hirano/n/n9705dad9ee37

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