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就職活動サイト「ONE CAREER(ワンキャリア)」では、2023年5月、ChatGPTを活用して約30秒(※)でエントリーシートを自動生成するサービス「ESの達人」をリリースしました。この開発プロジェクトを担当した、プロダクトマネージャー 勝又さん、そして2022年12月に入社したばかりのエンジニア 山口さんに、プロジェクトの裏側について聞きました。
※150文字のエントリーシートの場合
<「ESの達人」 サービスイメージ >
ーーー「ESの達人」をリリースされましたが、開発に至る経緯を教えてください。
勝又:背景としては、大きく2つあります。1つ目は、ワンキャリアが実施した調査で、就活生の59%が「エントリーシート(以下、ES)の対策に対して不安」と回答していました(※)。以前から、その課題を解決し、ESの「書き方」に悩む時間を、自身と向き合う時間や、社会や企業を知る時間に充てて欲しいという思いがありました。2つ目は、今回、ChatGPTが世の中に出てきた時に、その機能を活用して何かを仕掛けたい、という思いがありました。
ONE CAREERが独自に集めてきたESのコンテンツデータとChatGPTの機能を掛け合わせたら、ES作成をサポートするプロダクトができるのでは?ということで、開発に着手することになりました。
※:2023年2月1日実施、ワンキャリアによる調査、2024年卒の学生(n=446)
ーーー今回のプロジェクトを通じて改めて感じた、ワンキャリアのプロダクト開発で特徴的な点を教えてください。
山口:スピードとクオリティ、そしてユーザーへの届け方という点において、どれも妥協しないという点だと思います。
4月中旬にはChatGPTを使った機能の骨組みはできていたため、スピードだけを重視するならば、もう少し早くリリースするという選択肢もありました。しかし、ユーザー体験のクオリティを上げるという点にこだわるため、リリース時期を遅らせてサービスの改善を図りました。結果的にONE CAREERが持っている約15万件のESデータを活用し、私たちにしか作れないプロダクトに進化させた上で、リリースすることができました。
また、プロモーションなどの見せ方についても入念に準備し、並行して進めていきました。
ようやくスタートライン。クオリティを高め続けることに妥協しない。
ーーーこのプロジェクトにおいて一番大変だった点を教えてください。
勝又:就活生の動きを踏まえて、リリース日を決めるところです。「ESの達人」は就活初心者向けの機能です。就活生は6月からインターンシップ選考の最盛期に入るため、そのエントリーに間に合うようリリースしたいという思いがありました。一方で、機能面のクオリティやONE CAREERの独自性も妥協できなかったため、難しいと感じていました。結果的に、間に合わせることができて本当に良かったです!
ーーー実際にリリース後、ユーザーの反応を見てどう感じました?
勝又:目の前でワンキャリアのインターン生に使ってもらったのですが、「自分の書きたかった内容がほぼ入っている!すごい!」と驚いてくれて、嬉しかったですね。一方で、「期待していたものと違った」「このままだと提出できない」といった反応もありました。就活生には、「ESの達人」を使ってできたESを下地に、自分の魅力が更に伝わるようにブラッシュアップしてほしい、と思っています。そういった私たちのメッセージを正しく伝えていくこと、ユーザーの体験設計については、今後も改善していきたいです。
今回、既に多くのユーザーが「ESの達人」を利用してくれています。ChatGPTなどのAIサービスを使った就活の未来を考えると、非常にワクワクします。
山口:今回のリリースは一つの節目ではありますが、決してゴールではなく、むしろようやくスタート地点に立てたと思っています。ただ、スタートできたということ自体は大きな一歩です。私自身は、入社して約半年でこのような大きなプロジェクトに参加できたことを誇らしく思います。
「ESの達人」のリリース後、すでに社内メンバーや学生ユーザーからたくさんのフィードバックをいただいています。リリースしたプロダクトについては、常により良いものができると思っているので、まだこれから、というところですね。
テクノロジードリブンでユーザーに価値を届け、世の中を変えていく
ーーーワンキャリアでプロダクト開発をすることの魅力を教えてください。
山口:大きく2つあります。
1つ目は、経営メンバーがプロダクトに理解があり、感度が良いところです。今回のプロジェクトにおいてもとても協力的で、経営メンバー自らエネルギーを注いでくれているのを感じました。技術的に新しいもの、複雑なもの、前例が少ないものなど、研究開発にはとても理解のある会社だと思っています。
2つ目は、新しいことをやる、となったときのスピード感です。今回のプロジェクトでも、やると決まったら早速デモを作り、サービスとして出せるクオリティのものが出来上がり、そこから更にブラッシュアップしてリリースに至りました。全体的にスピードが本当に早かったですね。
私自身、転職活動のときは、テクノロジードリブンでユーザーに価値を届け、世の中を変えていける会社に入社したいと思っていました。その点が叶えられていることが嬉しいです。
勝又:別の視点からお話すると、広報やコンテンツの力で、プロダクトをユーザーにきちんと届けられるという点は魅力だと思います。良いプロダクトを作ったとしても、ユーザーに使ってもらえなければ意味がありません。
広報という観点では、プロダクトに話題性を足していけるメンバーが社内にいることが強みだと思います。今回もそのおかげで、複数の有名な媒体にインタビューしていただけました。
コンテンツという観点では、「織田信長が「ESの達人」を使ってみた」といったコンテンツなどが話題性を後押ししてくれました。ユーザーの興味を惹くコンテンツを作れるメンバーがいるからこそ、多くのユーザーに使っていただけるプロダクトになるのだと思います。
良いサービスをユーザーに届けることに、こだわれる人と働きたい
ーーー最後に、どんな人と働きたいか教えてください。
山口:エンジニアのポジションは、「良いプロダクトを作り、届けたい」という思いを持っている方が良いですね。ただ作るだけではなく、実際に使ってもらって、使ってくださる方がどういう反応をするかというところにもきちんとアンテナを立てられる人がいいな、と思います。実際に使っていただいた反応を元に、更にプロダクトを良くしていきたい、という気持ちが強い方にご入社いただきたいと思っています。
また、技術的なことに興味関心が強い方、開発を楽しめる方が良いですね。そういう方ならば、ワンキャリアでのプロダクト開発も楽しめると思います。
勝又:プロダクトマネージャーのポジションも、良いものを作ることに対してこだわり尽くすことができる方、という点は共通しています。更に、どんな状況でも新たなチャンスと捉え楽しめる方がいらっしゃったら、一度お話してみたいと思っています。
ワンキャリアのことが少しでも気になった方は、ぜひ以下のリンクから気になるポジションを覗いてみてください!ご連絡お待ちしております!