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2号社員の私から見たおかんの5年間。変化を繰り返すスタートアップで、一つだけ変わらなかったもの
コンテンツチームの三浦です。
Wantedlyでは、様々なおかんの社員のインタビューをお届けしてきました。
満を持して登場するのは、セールスグループのグループリードとして、おかんイチ大所帯の部署を取りまとめている大星さんです。
2号社員としてジョインし、産休育休を経て、復職。メンバーも熱い信頼を寄せている彼女のおかんでの歩みをお届けします。
自分のルーツに立ち返って”働く”ことを見つめ直す
ーーまずはおかんに入社される前のことを聞かせてください。
大阪の大学を卒業後、新卒として内装材を取り扱っている株式会社サンゲツの大阪支社に入社しました。1年半ほど、営業事務として、電話でお客様とやりとりをすることが中心でした。それが私のスタートです。
その後は、飲食店の情報サイト「ぐるなび」で8年ほど、飲食店への販促提案や企画提案営業をやりました。これが初めてのTHE営業の経験でした。ここで自分の営業の腕を磨いた後に、マネジメントも経験しました。営業の現場からマネジメントまで経験したことから、転職することを決めました。
ーーそれが東京にくるきっかけだったんですね。
そうなんです。そして営業経験を活かして化粧品コミュニティサイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する株式会社アイスタイル入社。2年目からマネージャーをしました。勤務地が大阪だったのですが、半年間だけ東京本社で研修を行うとなり、一度引っ越してきたんです。ただ、結局そのまま戻らずに、東京で働くことになったのですが。
ーーおかんに転職するきっかけなどあったのでしょうか?
東京に引っ越すなど、環境が変わったことで、「働く」ということについて真剣に考えるようになりました。「自分はなんの為に働いているんだろう…」と思うようになったんです。
自分のルーツに立ち返ったときに、実家は愛媛県で農家をやっているのですが、まだまだ恩返しできていないと感じたんです。一次産業支援にも繋がる「食」という領域と、自分が今まで身につけてきた「営業」を掛け合わせた領域で、自分にとっての「働く」を見つけたいと強く思い始めてきました。
そこで「食×営業」で活躍でき、かつ自分の「働く」に答えが出せそうな企業を探していきました。その時ですね、Wantedlyをみて、「株式会社おかん」を知りました。
当時は何をやるのかは想いを優先に、幅広い企業を視野に入れていました。また、ゼロベースから営業の形をつくりたいという気持ちも強くありました。こんなことに挑戦できるのは、すでに営業の部署が確立されている企業だと難しいですから。スタートアップ企業という場は、自分にぴったりなんじゃないかと考えていました。
2号社員としてスタートアップ企業に飛び込む
ーー幅広い企業を視野に…というお話でしたが、その中からおかんに入社するとなった決め手は何だったんでしょうか?
実際に代表の沢木さんから話をきいているなかで、入社を決めたと思います。理由は、まず「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッションへの共感したからですね。もしかしたら自分に結婚・出産・育児といったライフイベントが起こるかもしれないと当時考えた時に、こういった課題に取り組もうとしていることにすごく納得感があったのを覚えています。
あとは、マネージャーとしてのキャリアップとして、ゼロベースから営業の形をつくりたいという気持ちも強くありました。こんなことに挑戦できるのは、すでに営業の部署が確立されている企業だと難しいですから。スタートアップ企業という場は、自分にぴったりなんじゃないかと思えたんです。
沢木さんは良い意味で”社長”っぽくなかったのもよかったですね(笑)。コミュニケーションが取りやすいなと感じました。
ーー2号社員として会社に入られたんですよね
そうでしたね…(遠い目)。2014年に「オフィスおかん」ローンチして、そこから半年後に私が入社しました。当時は代表の沢木さんと、1号社員のかた、そしてインターン生というメンバーでしたね…(遠い目)。
ーー実際に入社されて、どのようなことをされていたのですが?
セールスとして入社しましたが、マーケティングも横断した動きをしていました。問い合わせ対応、商談、サービススクリプトの制作、アウトバウンドやダイレクトメールなどのオフラインの施策など、今やれることは何でもやっていました。
出産を経験し、組織も変化していく
ーー入社されて5年目ですが、何か思い出はありますか。
沢山ありすぎて…! 入社してしばらくは1人1部署でしたが、サービス規模が拡大して、メンバーが増えて、色々なことがフルスピードで変わっていきましたね。
オフィスおかんを、単なるお惣菜サービスではなく、福利厚生の充実のアピールポイントとして検討されたり、働き方や人材採用の観点からの問い合わせが増えていきました。サービス自体の世間の捉え方が変化していったのは印象的でしたね。アーリーアダプターの層に周知されていったのも大きいかと思いますが。
ーーそのなかでご自身のライフスタイルも変化されていったんですよね
結婚、出産、一年の育休を経て、去年の4月に復職しました。産休に入る前はまだまだ小さい規模の会社でしたが、戻ってきたらメンバーもサービス規模も一気に増えていて、驚きましたよ。
営業のプレイヤーも増えていましたが、目標数値を戦略までに落とし込んで考えるメンバーがまだまだ足りていない状況でした。そのなかで、セールスのリーダーとしてどう人を巻き込むかに、育休明けは尽力していました。
ーーお子さんがいらっしゃるなかで、育児と両立も大変だったと思います。
そうですね…。どうしても業務に使える時間に制限ができてしまうので、育児と業務の折り合いをつけるのに苦労しました。でも、おかんってママパパ社員が多いので、それをマイナスに捉えることはありませんでしたね。
5年前と変わったもの、変わらないもの
ーー5年前と比べて変わっていることはありますか?
私に限って言えば、5年前はセールスを業務の仕組みをゼロから作っていたのですが、今はセールスグループのグループリードとして、どのように良いチームを作っていくかを考えています。単なる業務プロセスから、組織を構成していく…これが5年間で大きく変わっていることです。
ただ、こうやって昔と比べるとオフィスも仲間も業務も自分のライフスタイルも様変わりしていますが、おかんが作り出そうしていた世界観っていうのは、変わっていないんじゃないかなと思います。
ーーその作り出そうしていた世界観は「誰もが働き続けられる環境をつくる」ですよね。この中核にあるものって何なのでしょうか。
やっぱりミッションじゃないでしょうか。これがあるからこそ、おかんは成長し続けられるのかと思います。実際に、会社の成長に伴って、ミッションについて話すことが増えているんですよ。全体会議やグループでのMTGなどで話題に出すことが多いです。それだけ社内のメンバーがミッションを大切にしているかってことですよね。
ーー世間や企業の考え方も変わってきているのでしょうか
感じますね。実は、採用面談や商談でもお話する機会も増えています。すごくシンプルだけど、共感して理解してくれて、おかんに入社する決めてとなったり、オフィスおかん導入の重要な理由の一つになっていますよ。
私が入社した頃はミッション自体もまだまだ子供だったと思うんです。それがメンバーや昔からオフィスおかんを愛用してくださった企業に方々によって成長して、多くの人に届けられるようになってきた。
世間も同じように成長して、ミッションを受け取りとりやすくなっていたのかなと思います。
ーー5年間一緒に歩んできて、おかんという組織に対してはどう感じていますか
みんなすごく魅力的ですね。ミッションに共感するメンバーが集まっているのがおかんという組織です。でもそれぞれミッションに対する想いは違っていて、全員しっかりとした自分の考えを持っているんです。そういう人たちと働けて、とても嬉しいなと思っています。
あと、年齢はみんなバラバラだけど、対等に意見し合ってます。入社歴も関係ないです。一応、私は”リード”という立場にいますが、それは業務を効率的に進めるだけであって、全員が課題意識を持って、同じ立場で働いているのがおかんだと思っています。
ーー今おかんに興味を持っている方々に何かメッセージがあれば教えてください
もしキャリアや実績がないからといって、応募に迷われているのなら、それは全く関係ないと思います。今自分に強みがなくても、「何者」かになろうとする努力ができるなら大丈夫ではないでしょうか。
ミッションを実現したい、そこに向けて理想を一緒に描ける方と働ければと思っています。