ニューステクノロジー社員の入社後の挑戦や成長をテーマにした本シリーズ。#8はメディアチームでセールスを担当する宮城幸にインタビュー。彼女は、新卒の頃からニューステクノロジーに入社するまで10年以上、広告代理店の営業として活躍してきた。2社の広告代理店を経験し、キャリアを積み重ねてきた彼女が考える今だからこその挑戦とは…。彼女が大切にしている仕事へのスタンスやマインドを通して、ニューステクノロジーの魅力に迫っていく。インタビュー最後には、5つのポイント【柔軟性/決断力/挑戦心/コミュニケーション能力/企画力】について、入社前後で比較した自身の成長“GROWTH”をグラフにて紹介。
媒体営業 宮城 幸 プロフィール 2009年、新卒で広告代理店に入社。新規営業を経験後、子ども用玩具メーカーのブランディングを5年ほど担当。その後、大手広告代理店に入社。大手損保会社を担当し、クリエイティブの提案やブランディングなどの業務に携わる。2020年12月よりニューステクノロジーに入社。「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」(以下、 GROWTHに省略)「THE TOKYO SALON VISION COVER」(以下、COVERに省略)「THE TOKYO MOBILITY GALLERY Canvas」(以下、Canvasに省略)を中心に、媒体全般の営業として活躍中。
インタビュー全体概要 Section1. キャリアを活かした新しい挑戦で変化の波に乗る Section2. クライアントワークとは常に挑戦し続けること Section3. 媒体社だからこそできる先を見据えたプランニング Section4. 総合的なプランニングでクライアントを長期的にサポート Section5. 街にエンターテインメントを取り戻す Section6. プロフェッショナルとしてゴキゲンで楽しく仕事をする Section7. 入社前後のポテンシャルレーダーチャート キャリアを活かした新しい挑戦で変化の波に乗る ー広告代理店からニューステクノロジーのような媒体社に転職したきっかけは何ですか? 私は、広告代理店の営業を10年以上経験してきました。
自分の中にそのノウハウやスキルは十分蓄積されたと思い、2020年を目途に新しいことにチャレンジしようと決めていたんです。
とはいえ、世の中に新型コロナウイルス感染症がまん延したことによって、人々の生活に大きな変化が起きている状況を考えると、 この先どのような会社やサービスが生き残っていくのか予想できない時代になったと思いました。
そう思ったとき、今までのキャリアを活かして自分の価値を発揮しながら、新しいスキルを身につけられる会社に転職すれば、今の時代の変化の波に乗ることができるのではないかと考えました。
そういった軸で転職活動をする中で出会ったのが、ニューステクノロジーです。
ニューステクノロジーであれば、広告代理店で培ったブランディング・マーケティング観点でのメディアプランニングやクリエイティブの提案といったスキルを活かしつつ、自社媒体の営業という新たな挑戦ができると感じました。
また、 「GROWTH」という参入障壁の高いモビリティメディア運営事業を柱として、多角的に事業展開していくという会社の方向性にも共感できましたね。
変化の多い世の中で、会社として生き残っていくことができる可能性や新しいアイディアを企画・実行できる環境があると思い入社を決意しました。
クライアントワークとは常に挑戦し続けること じつは、事業会社のマーケティング職への転職も考えていました。自社サービスのマーケティングであれば、今までとは異なる視点でのマーケティングスキルを身につけながら、広告代理店で培ったスキルを活かすことができると思ったので。
選択肢がある中でなぜ媒体社の営業にチャレンジしたかというと、クライアントワークがしたかったからです。
新しいことに挑戦したいと思いつつも、今まで自分が手掛けてきたクライアントワークに自信ややりがいを感じていました。
私にとってクライアントと対峙することは常に挑戦です。
クライアントワークでは、自分と違う価値観を持った相手を深く理解し、自分の考えを分かりやすく伝え納得していただくことが重要です。
でも、自分の考えに固執しすぎてしまうと臨機応変に対応できず、クライアントが抱える課題を本質的に解決することはできません。
常に新しい価値観に触れながら自分の考えを柔軟に変化させ、クライアントとともにベストな解決策を導き出していく。
新しいことにチャレンジしたとしてもこの仕事のスタイルは大切にしたいと思っていたので、 ニューステクノロジーの顧客志向やクライアントに対するプロフェッショナルな向き合い方に共感したことも入社の決め手の一つです。
媒体社だからこそできる先を見据えたプランニング ーニューステクノロジーで媒体営業をする醍醐味は何ですか? 媒体社目線でトレンドをキャッチアップすることで、クライアントに対して幅広い提案ができるという点は醍醐味の一つです。
自社媒体をユーザーに利用してもらうためには、トレンドに合わせた媒体作りが必要なため、常にトレンドに関する情報をキャッチアップするように意識しています。
広告代理店の営業だった頃もトレンドには敏感でしたが、数ある媒体の中からクライアントに最適な媒体を選んでプランニングをしていたので、広く浅い知識になりがちでした。
今は、自社媒体にどのような機能を実装してどのようなコンテンツを配信すれば、ユーザーのニーズを満たすことができるのかを考え改善を重ねながら、並行して媒体営業も行っているため、 クライアントに対してより深い知識に基づいた広告プランニングができます。
さらに、ニューステクノロジーでは「GROWTH」をはじめ、ヘアサロン専門のサイネージ・メディア「COVER」など複数の媒体を運営しています。そのため、さまざまな業界のトレンドをつかむ感覚が自然と高まりました。
トレンドをつかむ感覚が高まることによって、クライアントに提案できる内容の幅も広がります。 各業界の現在のトレンドから今後の動向まで、媒体社ならではの視点を活かし先を見据えたプランニングができるようになりましたね。
それから、メディアを運営するデジタルサイネージ事業部のほかにも、コンテンツクリエイティブ事業部、メディアアカウント事業部があり、 動画制作から広告運用、配信までを社内で完結できるのもニューステクノロジーで媒体営業をする醍醐味です。
以前までは、クライアントの課題を解決するためにやりたいことがあっても、社内にリソースがなく対応できない場合もありました。それでも、社外リソースを使ってトータルでプランニングする形をとっていたケースが多くあって。
ニューステクノロジーではそれを社内で一気通貫して実行できるので、案件進行のスピード感も格段に違いますし、クライアントの満足度も高いと感じています。
また、社外リソースありきのプランニングの場合、私自身の経験値を積み重ねていくことはできますが、社内に知見が残らないということにもどかしさも感じていました。
ニューステクノロジーであれば、事業間で協力することで総合的な広告のプランニングが可能なので、案件ごとに自身も会社も成長することができる。 大きなやりがいを感じていますね。
総合的なプランニングでクライアントを長期的にサポート ー今後、ニューステクノロジーでチャレンジしたいと思っていることはありますか? やはり、事業間で連携しながら総合的な広告プランを提案するような事例を増やしていきたいですね。
実際に「GROWTH」への出稿、出稿する動画の制作、デジタル広告の運用までを一つのプランとして提案し、受注に至っている案件もあります。
事例を増やすことができれば私以外のメンバーもクライアントへ提案がしやすくなりますし、クライアントもプラン内容をイメージしやすくなります。
クライアントの要望に合わせて総合的に広告のプランニングができれば、さまざまな側面から長期的にサポートすることができます。
長期的なサポートは、クライアントの商品やサービスを深く理解することに繋がり、より精度の高い広告プランを提案できるので、クライアントにも安心していただけると思います。
私が今までの経験で磨いた営業スキルやプランニング力も活かしながら、見本となる事例をどんどん作っていきたいですね。
街にエンターテインメントを取り戻す それから、もう一つのチャレンジとして、街にエンターテインメントを取り戻したいと考えています。
というのも、 以前に比べて人々が同じ瞬間に同時に心を動かされるという場面が減ってしまったと感じています。
プロモーションの形も急速にパーソナライズ化されて、人々の会話の中で「あの広告見た?」といった声を耳にすることも少なくなりました。それが単純に寂しいなと。
空に上がる花火を見て綺麗だなと共感する。サッカーを観戦して選手たちのプレーに胸を熱くする。シンプルだけど鮮明な記憶として残りますよね。
「楽しい」「面白い」「感動する」というように、人々の心を動かすことができるエンターテインメントの世界をもう一度盛り上げたいんです。
ニューステクノロジーに今ある事業を派生させたり、新規事業を立ち上げたり、目の前にあるいろいろな可能性を活かして挑戦していきたいですね。
とはいえ、時節柄すぐにできることではないと考えているので、今はそのための下地作りをするフェーズです。
2021年3月に車窓モビリティサイネージサービス「Canvas」をローンチしましたが、Canvasのようなエンターテインメントの世界を盛り上げるスペースを作っていくことも下地作りの一つだと思っています。
それから、話題になったプロモーションを社内で積極的に共有するようにしています。最近共有したのは、とある映画の宣伝です。捕獲したエイリアンを輸送中という設定で、スケルトンのトラックにリアルなエイリアンの模型を積んで都内を走るという屋外プロモーション。SNSで多くの反響がありましたし、自分自身も見ていてわくわくしましたね。
広告プランや媒体で配信するクリエイティブも、自分が面白いと思える内容でないと、自信を持って提案できないと思うんです。そうでなければ、クライアントにも熱量は伝わらない。
広告に関わる仕事全般に言えることだと思いますが、いくらロジカルに数字上の設計をしていっても、結局ユーザーに響く内容でなければ意味がありません。なので、“面白い”という感覚を研ぎ澄ませておくことは必要不可欠ではないかと。
“面白い”の引き出しをたくさん持っておくためにも、普段から世間や自分自身が心を動かされたプロモーションの情報をインプットしたり、共有したりすることは意識していますね。
プロフェッショナルとしてゴキゲンで楽しく仕事をする ーニューステクノロジーで働く一番の魅力は何ですか? ベクトルグループならではのPRのノウハウと、適度に自由な環境が用意されているのが魅力です。
ベクトルはPR業界を牽引する会社ですし、そのノウハウや繋がりを活かしていろいろなクライアントにアプローチできるのは、ニューステクノロジーの大きな強みです。
それでいて、 今までのやり方に固執することなく、個々の考えやアイディアを尊重してくれる。 自分の価値を発揮しながら新たな挑戦をしたいと考えていた私にとって、理想的な会社ですね。
ー最後に好きなバリューを教えてください。 私の好きなバリューは 『ゴキゲンなエンターテイナーに』 です。
営業という仕事は人の心を動かす仕事です。人の心を動かすためには、やはり「楽しい」「面白い」と感じてもらうことが大切。
いくら秀逸な提案だったとしても、つまらなそうにしている人と一緒に仕事がしたいとは思いませんよね。
だから、大変なときでもいつもゴキゲンに楽しく仕事がしたい。それは私のプロとしてのプライドでもあります。
ニューステクノロジーはゴキゲンな人たちの集まりです。それでいて、高みを目指すプロフェッショナルなマインドを持った集団です。
自分に合ったこの環境で、自分らしさを活かした仕事に挑戦していきたいですね。
入社前後のポテンシャルレーダーチャート 現在営業ポジションも引き続き募集しています。話を聞いてみたいなど、カジュアルな面談も可能ですのでお気軽にご連絡ください!