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新任社長・江幡智広 就任後半年のmedibaを振りかえる

2018年12月で社長就任から半年が経った、弊社社長である江幡智広の2018年を振り返ります。今までの会社員生活から180度変わった環境や心境、そしてKDDIグループとしてのmedibaの今後について語ってもらいました。

江幡智広の2018年はどんな年?

2018年6月、mediba社長に就任した江幡。2018年はどんな年だったのか尋ねてみると「わからないね」と少しだけ考え込んだ後、「medibaに来たというのはひとつの転機ではある」と、話し始めました。

KDDIで18年間もの長い間、部署を異動することがなかったという江幡。mediba社長就任の打診があった時には悩んだといいます。「正直、KDDIを辞めて違うことをするのも一つ選択肢なのかな、という風に考えた」という江幡がmedibaへ来ることを決断したきっかけはなんだったのでしょうか。

KDDIで働いていたときから「いつか子会社に行ってみたい」という思いを持っていたものの、子会社の社長就任となると、戸惑ったといいます。特に、昨年までmedibaの事業の柱は広告事業だったということも、理由の一つでした。

「medibaに行って、俺に何かできるのだろうか?」

江幡はKDDIで事業企画やビジネス開発を主に担当する部署で働いていたため、広告事業に対するなじみがあまりなかったこともあり、社長就任までもんもんとした日々を過ごしたといいます。しかし、medibaについて知っていく中で、分かってきたことが。

「KDDIはプロデュース的なことはするし、ビジネスモデルは書くけれど、実際のサービスを自らの手で作るということはほとんどないので、そういう意味ではmedibaはユーザーにすごく近いところにいられる。何かの価値をお客さまにお届けできた時に、最後に対価としていただくのが、広告という形でお金になっている」

「サービスを作る、という方向で考えればいい」そのことに気づいたとき、江幡は「自分の今までの延長線でやればいいのか」と考えるようになったと明かしてくれました。


「社長には部下がいない」社長になって見えたもの

江幡が社長に就任して最初に感じたことは「社長には部下がいない」ということでした。KDDIでは近くの部下に声をかけたり、アドバイスをしたりとコミュニケーションをとりながら仕事をしていましたが、社長だとそうはいかないと気付いたときに、少し寂しさも感じたといいます。しかし、その代わりに新しい視点が「いっぱい見えた」とも。

「今までは置かれた環境の中で、どう組織を活性化するのかと考えてきたれけど、人事とか、経営とか、組織の制度を考えるとか、今まで経験したことがないこと。会社全体を見るとなると、そういうことも考える。すごく新鮮で、楽しくて仕方がない。」


medibaの今後、そしてKDDIグループとしての役割

「medibaは、コンシューマー向けのサービスをきちんと届けるという意味で、KDDIの中では、広く世の中に存在するお客さまのニーズや課題に応えていける会社。KDDIグループの中でも、お客さまとの接点を持っていて、お客さまに関与できる会社はあまりない。」medibaの強みについて、江幡はさらに続けます。

「medibaは日々そのサービスをさらに良いものに、1時間後にはさらに良いサービスに、といったことができる会社で、そこに関してはKDDIグループの中で一番お客さまを分かっている。まさにCREDOにあるような『ヒトに“HAPPY”を』届けられる、つまり、お客さまが期待値を持っているなら期待を超えるものを届けることができる。そしてそれを迅速に実行できる会社。KDDIは大きな会社だから、大きくて太い幹は作るけれど、その周辺がたくさんすいていたりとか、もしくは太い幹がたくさんあったら、幹と幹がつながっていない隙間が結構あったりとか。そういうところになかなか目配りがいかなかったりしているので、そこでmedibaがやれることもたくさんあるし、mediba自身が絶対にやれることだと思っている。」

具体的には「auスマートパスもまだまだやることはあるし、お客さまと広く接点を持っている事業はもっとたくさんある。medibaはau Webポータルもauスマートパスも担当しているし、auユーザーとの接点に関しては全部を見ていける立場になり得る。」

mediba、そして江幡智広の2019年は

江幡がmedibaの社長に就任してから取り掛かった、最も大きな仕事は中期経営計画の策定でした。「中期経営計画では、グランドデザイン+αくらいは描けた?と思うので、それを実行する体制作りと形にしていくところに2019年の年明けくらいから動き出す。そして19年度にいくつかをしっかり実現していき、その方向に向かっている実感自体が会社の中で浸透してくるのが一番いい。成果というか、形だけではなくてそこに関わっているということをmedibaで働くみんなが実感できる状態が作り上げられることをやっていきたい。」

2019年、medibaはさらに飛躍していきます。

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