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《Maclogic Interview #14》【デザイナー目線で語る】キャリアアップとベンチャー企業で働く理由とは?

こんにちは!
Maclogicの中島です☺

今週はこれまで3社を渡り歩いてきたMaclogicの敏腕デザイナー、オバラさんにインタビューしました🎤

今回の記事の流れです!

1. アルバイトでのPOP作成がきっかけ。デザイナーを目指した経緯とこれまでの経歴

2. Maclogicとの出会い。初めてのクライアントワーク。

3. デザイナーのキャリアパス。転職でキャリアアップするには?

4. これからの目標

是非最後までご覧ください。

【自己紹介】
名前:オバラマイ
出身:鹿児島県
入社:去年の6月(ちょうど1年経ちました!)
役職:デザイナー
前職:デザイン事務所のグラフィックデザイナー→ECサイト運用のWEBデザイナー→ベンチャー企業のUI/UXデザイナー
趣味・特技:ライブ、釣り、ドライブ、ツーリング(って言うために今教習所に通ってます)

1. アルバイトでのPOP作成がきっかけ。デザイナーを目指した経緯とこれまでの経歴


ーデザイナーを志したきっかけを教えてください。もともとイラストを描いたりデザインすることが得意だったのですか?

いや…(笑)
自分はもともとそんなにクリエイティブな人間ではなくて、0から何かを生み出すのは正直苦手でした。

でも、もとからあるものを更に輝かせることはすごく好きでしたし、得意だったと思います。

例えば、イラストは自分で0から書くよりも、あるものを使ってポスターを作ったり、写真も自分で撮るよりも、撮影した写真を加工したりコラージュしたりというのが好きでしたね。

昔はよくプリクラ帳を自分なりにコラージュしてデコってました(笑)

ーそこからどのような背景で「デザイナー」を目指すようになったのですか?

一番のきっかけは高校卒業後、コンビニでアルバイトをしていた時のことです。

当時、商品の発注も任されていた私はクセの強いハーブティーを大量に誤発注してしまうという結構大きなミスをしてしまったんですよね…。

その時に、「誤って大量入荷してしまいました!助けてください!!」と書いたポップを手作りして店頭に設置したところ、それを見たお客さんが思っていた以上に買っていってくれたんです!!中には「何倍多く注文したの?」「いつもの飲み物とついでに買ってあげるよ、良い匂いになれるかな?」とレジに笑いながらその商品を持ってきてくれたことが嬉しかったし、POPひとつでお客さんとの距離が縮まったようにも感じ、広告やデザインって面白そうだなって思ったきっかけの一つです。

その後、地元鹿児島の新聞社で記者やカメラマンの補助として働き始めました。
情報発信のプロの仕事を間近で見る中で、そのスピーディーさや正確さにあこがれを感じ、私も様々なモノゴトを分かりやすく伝える仕事がしたいと考えデザイナーを目指すようになりました。

新聞社で働きながらコンビニや古着屋でのアルバイトも続けてお金を貯め、22歳の時に福岡に移住し、デザインの専門学校へ入学しました。

ーデザインの専門学校を卒業した後はどのようなキャリアを積まれたのですか?

卒業後は在学時からインターンをしていたファッション関係のデザイン事務所で働き始めました。
そこでは主に紙媒体の作成を担当していました。
「カタログ一冊」と言っても、「ページレイアウト」から「撮影カンプ」「写真の加工や切り抜き」「モデルさんのレタッチ」「イラスト」さらはカタログをPRするための「実店舗用のポスター」など、業務の幅が広くとても多いですし、ひとつひとつの作業の奥が深いです。ここでグラフィックデザインの基礎を一通り身に着けました。

ーその後Maclogic入社まで2回の転職をされたとのことですが、どのような会社で働かれていたのですか?

デザイン会社の次は、ホームセンター系のECを運用している企業に転職をし、インハウスデザイナーとして自社のWEBデザインを担当しました。

デザイン会社では「ヴィジュアル的に魅せる」スキルを得たので、それにプラスアルファで「WEBデザイン」の知識も身につけることができれば、自分のデザイナーとしての幅が広がるなと思い選びました。

その後、「UI/UXデザイナー」として自社でプロダクト開発・運用をしている企業に転職しました。
そこに転職したのはUI/UXデザインをしたいのは勿論、多くの人が求め自分が好きなサービスに関わっていきたいという想いからです。そこではサブスクリプションサービスのクリエイティブ全般を担当していました。LP作成などのWEBデザインはもちろん、サービス周知のための店頭POPや加盟店舗用のマニュアル作成なども自ら行いました。サービスに関する知識を叩き込み、お客様の声を聞いている社内メンバーなどの意見も聞き、どうやったらユーザーの方が最初から最後まで気持ちよくサービスを受けれるかということを常に考えプロダクトに関するデザインをしていました。

ですが、残念ながら転職して間もなくコロナが重なりサービスは縮小されることになりました。
それに伴い、自分の仕事の幅も狭まってしまい、「自分のスキルを伸ばしていくためにもここで足止めできないな!」との思いから転職を決意しました。


2.Maclogicとの出会い。はじめのクライアントワーク。

ーその後Maclogicにはどのような経緯で入社されたのですか?

前職で働いていた時にベンチャー企業のスピード感や裁量の持ち方が自分は好きだと感じていたので、やっぱり次もベンチャー企業に絞って仕事を探していました。
ですが、前職がコロナの影響を大きく受けたこともあり、コロナでも影響を受けない安定した企業に就きたいとの思いがありました。

色んな企業を調べていく中でMaclogicの求人を見つけました。

ー最終的にMaclogicに転職を決意した決め手はありましたか?

まず、EC業界はコロナ禍であっても伸び続けるだろうなという安心感がありました。
それに加えて、Maclogicではそれまで経験したことのなかった「クライアントワーク」に挑戦できることに魅力を感じました。

ECのデザインは2つ前の職で経験していたのですが、その時はインハウスワークでした。
当時の自分に足りないスキルは何だろうと考えたときに、それまでずっとインハウスワークをやってきたので、クライアントワークを経験してみたいとの考えに至りました。

「ベンチャー企業」×「成長中のEC企業という安心感」×「未経験のクライアントワークに挑戦できる」というバランスが全て整っていたことが決め手です。

ー現在のお仕事について教えてください。

現在は6~7店舗のデザインを手がけています。

内容は多岐にわたり、クライアントのWEBサイトの新規作成や、ECサイト上の商品販売ページのLPやバナー、WEB広告のビジュアルやSNS用の投稿も作成しています。

最近では、前職で培ったインハウスデザインの力を発揮したいと思い、それまで手が回っていなかった自社のブランディングもしています。
Maclogicがこれから事業を拡大し、メンバーを増やしていくうえでより良い広報活動ができるように現在はリクルート周りの採用ブランディングに注力しています。クライアントワークと並行して行っているので徐々にですが、wantedly内の募集なども日々更新しているので一度見たことある方も是非のぞいてみてください!

ー初めてのクライアントワーク。インハウスとの違いやクライアントワークならではの大変さはありますか?

Maclogicに入って「ヒアリング」の大切さに気づかされました。
というのも、ECサイトには物があふれているのでヒアリングの時点でクライアントから「売り」ポイントを引き出さないと、同じ様な商品を紹介しているページの量産になってしまいます。それを避けるためにも、デザインに取り掛かる前の事前のヒアリングでクライアントの考えを引き出すことがとても重要になってきます。

今まではインハウスだったので、CEOや直属の上司と距離が近く直接要望を吸い上げることができていましたし、自分も商品に対する知識と強い思いがあったので、特に自分からヒアリング項目を用意する必要がありませんでした。

ですが、クライアントワークだと、なかなか相手との距離が縮まらず、最初は思うように商品に対する熱量や差別ポイントを引き出すことができず苦労しました。
実際に入社当初はうまくクライアントの要望をくみ取れていなかったことが原因で、せっかくデザインしたものがボツになるということもありました。

今はクライアントに答えてもらいたい項目をしっかり作ってヒアリングを行うことで、商品の本当の良さや商品の裏にある「ストーリー」を引き出すことができ、いい制作をおこなえてきていると感じています。

ー他にもクライアントワークの特徴はありますか?

クライアントワークは一社一社デザインに欠ける金額が異なる為、限られた工数の中で企業の課題をどう解決するかが難しいところですね。

でも、そこがデザイナーの腕の見せ所でり、お値段以上の効果を出せたときは大きなやりがいを感じます!

ーMaclogicのデザイナーとしての仕事で、一番やりがいを感じた案件を教えてください。

クライアント様のWEBサイトを0ベースで制作したことです。
今までインハウスにいて、WEBサイトのリニューアルなどはよく担当していましたが、0から作ったことはありませんでした。
Maclogicに入社して、初めて0からのWEBサイト制作を任され、クライアントからいい反応をもらえた時はすごくやりがいを感じました。

0からのサイト制作は未経験でしたが、ずっとやってみたい気持ちがあったことだったので、上司のサムさんから信頼の上で任せてもらったのはずごく嬉しかったですし、程よいプレッシャーの中で仕上げることができたと思います。

ー上記に加えて、Maclogicのデザイナーになってよかったと思うことはありますか?

Maclogicのデザイナーをやっていて一番うれしい時は「成果を得られるデザイン」ができたときです。
普通のクライアントワークだったら、「作ったら終わり」でその後の成果がなかなか見えにくいという悩みもよく聞きますが、Maclogicの場合、自らの制作の成果が売上や販売数として目に見えて分かります。

数字が伸びなかったとしても、コンサルタントやディレクターが一つのチームとなって協力し、クライアントとも併走しながら、高速でPDCAを回せるのが強みであり、とても楽しいと感じる部分です。

デザイナーとしても結果をもとにどんどん改善をして成長を続けることができる素晴らしい環境だと思います。


3.デザイナーのキャリアパス。転職でキャリアアップするには?

ーこれまでかなり戦略的に転職されている印象を受けました。最初の就職先やその後のキャリアステップについては最初から、かなりしっかり考えられていたのでしょうか?

そうですね。
自分はかなり戦略的だったと思います。

一番最初にデザイン事務所で働くのを決めたときも、ファーストキャリアとして、最初でこけたらだめだなと思っていて。
実務経験こそ無かったですがPhotoshopやIllustratorのツール操作は自信ありましたし、まずは、何か一つに特化したところでデザインの基礎を固めたかったので、グラフィックデザインに強い企業を選びました。自信がある事からスタートしたので、デザインとは何かしらの課題解決の一つだということを余裕持って考えることが出来たのも良かったなと思います。

ー他にもデザイナーとしてのキャリアを選ぶ際のアドバイスはありますか?

最初は焦りがちになって色んな事に手を出したくなると思うんです。
でも私の考えとしては、まずは、自分の強みを見つけて、その上うえで自分が「何に特化したデザイナーになりたいか」の方向性を決めることが大切だと考えています。

なので、守備範囲を広げるのはそのあとでいいかと。

スクールや専門学校ではフォトショップやイラストレーターなどのツール操作、コーディング知識などデザインに関することを一通り幅広く学ぶと思うので、その中で、自分の得意分野や、これからやっていきたいことを見つけて、それを伸ばせる環境に行くのが一番いいのかなと個人的には思います。

ーオバラさんがデザイナーとしてキャリアアップする為に意識していることはありますか?

どんな職種でも未経験の業界へ転職するときには「これまでやってきたこと」+「やってみたいという想い」を熱意をもって伝えていくことが大切だと思います。

あとはどれだけ得意分野を活かせるかも大事ですね。
やっぱり学校で勉強するのと実際に仕事としてやるのでは大きな違いですし、実践を通して学ぶことが多くあります。沢山数をこなせば、自分の強みや好きな分野もわかってくるので、柔軟に色んなデザインに対応できるマルチなデザイナーなのか、ある系統に特化したデザイナーになるのかなど、デザイナーとしての方向性が定まってくると思います。

また、デザイナーは移り変わりの激しい職種なので、トレンドを取り入れることと、最新の技術を身に着けることは常に意識しています。
今どんなデザインが成功していて、どんな技術が生まれているのか常にキャッチアップしていくことが自分自身のスキルアップにも市場価値を高めることにもつながると思います。

ーテクニカルなこと以外で、デザイナーに必要な能力はありますか?

デザイナーに限らず、自分の個性を生かすことが大切だと思います。
例えば、私は人との距離を縮めることが得意なので積極的にクライアントとのミーティングに参加してヒアリングで意向をくみ取ってデザインに活かしています。
自分のスキルや性格的な強みを知っていて、それをデザインに活かすことができる人は強いと思います。

あとは「思いやりの気持ち」ですね!
UI設計においても、最初から最後までストレスなくWEB上で買い物ができるデザインを作るには、使う人、見る人の立場になって考えることが大切になってきます。
オンラインオフライン関係なくどんなPOPが目を引くんだろう?どんなデザインだったら買いたくなるんだろう?と常に相手の気持ちになって考えることがいいデザインをする近道だと思います。

でも「思いやりの気持ち」ってどの仕事でも大切ですよね。
結局は「どの仕事でも大切なスキル」×「デザイン」ということだと思います。

ーありがとうございます。これからのご自身のキャリアを教えてください。

自分が「好きだな」と思ったサービスを世の中の人にいいと思ってもらえるようなデザインをして、サービスを育てる仕事がしたいです。

具体的には、ソフトウェアやスマホアプリなどのUIデザインに再度、関わってみたいです。
実はMaclogicでもそのような事業が現在進行中でワクワクしています。


ー最後に未来のMaclogicメンバーに向けてメッセージをお願いします!

全ては思いやりだ!(笑)

Maclogicのデザイナーはコンサルタントやディレクターと協力して、クライアントのために、そしてその先のお客様のために、一丸となって店舗作りをしていきます。

なので、「とにかくデザインに集中したい!」という方やアーティスト志向の方だと正直違うかもしれません。

でも、デザインというツールを使って課題解決をしたい人や、現状に満足せず、その先の目標のために貪欲に成果を上げたい人にはやりがいを感じられる環境だと思います!

ただ与えられた施策に対してデザインを起こしていくだけでなく、
「こうすればクライアントにもお客様にも喜んでもらえる!」
というようなデザイナー目線の意見をしっかり持って、積極的に提案ができる人、
チームワークが好きで、周りを頼りながらいい店舗を作っていけるような人とぜひ一緒にお仕事がしたいです!

そのためにも、自己分析をしっかりして、自分の得意分野を明確にし、業界未経験でもこれまでの経験や仕事に自信をもってMaclogicにジョインしてほしいです!


ーオバラさん、ありがとうございました!

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