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【社員インタビュー】ジャカルタから日本へ〜多言語環境で育ったミレニアムボーイの話〜

プロフィール

LivCoのHubert Fernaldy Tjipto (ヒュベルト)です!名前が長いから、オフィスでは「ベルト」か「ベルちゃん」の愛称でよく呼ばれました。

2000年01月31日にインドネシアの首都ジャカルタに生まれたミレニアム・ボーイです。高校卒業後、来日して日本の大学を卒業後、第二新卒枠でLivCoに入社。

2023年11月よりLivCoにCS(カスタマーサクセス)としてジョイン。日本で頑張っている外国人の生活サポートをしていて2024年10月よりCA(キャリアアドバイサー)に異動して、日本で働きたいインドネシア人に仕事を紹介しています。

わたしの生い立ち

私は、インドネシアのジャカルタで2000年に生まれました。三人兄弟の次男で、兄とは一卵性の双子です。ちなみに、なんと母もTwins(双子)です。

兄と23年間ずっと同じことをしていました。同じ高校を卒業し、同じ日に来日し、同じ大学の同じ学部を卒業し、同じ会社に入社して同じタイミングで退職しました。笑

↑ジャカルタ市内のホテルでステイケーションをする時に撮られた写真だそうです

インドネシアの華僑の家庭に生まれ、チャイニーズの価値観を持ちながら東南アジアの環境で育ちました。その結果、家では中国語(福建語)を話し、学校では英語、外ではインドネシア語を話すようになり、言語の整理に追いつかず、頭がよくこんがらがります。

↑高校の卒業写真 

高校卒業まではインドネシアで過ごしました。2017年の煌めく季節、人生の17年間を過ごしたインドネシアを離れ、日本に足を運びました。大阪市内の日本語学校で2年間ほど日本語を勉強し、日本の大学に進学しました。日本の大学では学業とプライベートを両立させることができる勤勉で真面目な学生Aでした。

↑初めての神輿運び@大阪 天神祭

↑初めての野球観戦 阪神タイガース対中日ドラゴンズ

↑初めてのゴルフラウンド

大学卒業後、第二新卒枠でLivCoにジョインしました。

LivCoにジョインした理由は?

2023年に大学を卒業後、そのまま大学院に進学するというのが元々決めたルートでした。しかし、「進学は経験を積んでからでも遅くないべ!」と親に言われ、大学4年生の夏休みという大分遅れた時期に就職活動を始めました。

日本で教育を受けて、日本に一つの「借り」ができました。そのため、当時は「働くなら日本のために働こう!」そう強く思い、大学で得た「環境経済学」の知識を活かして、カーボンニュートラルな2050年の日本に向けて力になれればと思って太陽光パネルと蓄電池の販売をメイン事業にしているグループ会社にジョインしました。6ヶ月でできることをやりきって、キャリアアップを求めて転職活動をしました。

母国のインドネシアでは、溢れるほど人口が増えつつあります。一方、日本では、少子高齢化問題が深刻化しています。人手不足が原因で閉鎖する会社も日本にはあります。その現象を目の当たりにした自分は、どうにか力になれないかと思うようになり、転職先を外国人労働者の生活サポートをする組織に絞り、LivCoと出会いました。

↑入社前の定例ディナーにて撮られた写真

2023年11月に入社し、(現時点)最年少メンバーでありながら頑張っています!

数ある組織の中でLivCoを選んだ理由は、企業ビジョンの「外国人が暮らしやすい社会を創る!」への共感です。

企業ビジョンへ共感する理由は?

2017年の自分は、ひらがな〜カタカナしかできない状態で来日しました。もちろん、留学ビザで来たので、生活サポートを提供してくれる登録支援機関なんてありません。

来日したてだった当時は、本気で日本の永住権を取ろうと思って、日本を理解しようとしました。日本語を猛勉強して1年半で日本語能力試験N1レベルに合格して、片言だった日本語も良くなって、まともに会話できるようになりました。言葉の壁を乗り越えて、これから困ることはない!と思いきや、言語の壁を超えた先にも、日本での生活におけるさまざまな課題が存在しました。例えば、文化や社会制度の違いによる認識のズレや、国籍を理由に、住居や買い物などのサービスの利用が制限されることが挙げられます。

外国人が日本で暮らすことがどれだけ大変かを実感しました。外国人というだけで痛い目に遭い、帰国しようかと思う時もありましたが、今ではピンピンして日本に住んでおり、同じような境遇の外国人をサポートしたい思いから、その思いを叶えられるであろう会社に就職までしています。

「外国人がまだまだ暮らしにくい日本」を経験してきた自分は、これから来るインドネシア人の後輩に同じ経験をしてほしくないと思い、外国人が暮らしやすい社会を創ることを目標にしました。

LivCoでの仕事の内容・やりがいは?

LivCoでは最初CS(カスタマーサクセス)として紹介したインドネシア人の生活サポートを担当していました。担当エリアは全国で、あっちこっち飛び回り多くのインドネシア人のサポートを経験し、今はCAとして日本で働きたいインドネシア人に企業を紹介し内定までサポートしています。

CSは外国人スタッフへの褒め言葉はともかく、クレームも直接聞く部署です。まずはクレームが入らないように、しっかり仕事を頑張れるよう生活面をサポートします。それでも中には仕事が大変で祖国に帰りたいという支援者はいました。

私は1人の離脱者も出したくない、せっかく夢であった日本で働くという思いを叶え、家族に仕送りをしたいという素晴らしい思いを持つ支援者の方に少しでも長く、楽しく日本で働いて欲しいと思い、挫けそうな支援者がいたときにはその支援者が働いているお店に直接出向き色々話を聞いたり、時には一緒に食事に行くなど同じ故郷から来ている1人の家族を支える思いで寄り添いました。その結果、ヒュベルトと話してすごくスッキリして今でも日本で楽しく働けています、と言われたときはすごく嬉しかったですし、これからも紹介した支援者の方には「日本にいる間に支援してくれるのがヒュベルトで良かった。安心する。」と言われ、元気よく楽しく仕事をしている姿を見守り、彼らが喜びや達成感を感じる場面に立ち会うことにやりがいを感じ続けると思います。そしてそれが会社や組織に貢献できていることにも繋がっている実感が得られるので、この仕事によりやりがいや達成感を感じています。

そんな思いの中、次なるチャレンジとして今担当しているCAは外国人に仕事を紹介するポジションです。仕事がなく困っている外国人と直接繋がって、一次面接から内定をもらうまでサポートしています。内定をもらった瞬間、自分のことかのように嬉しくなる時が多く、CS同様にとてもやりがいを感じるポジションです。

私は当事者としてもこの業界をもっと良くしていきたいと思っており、特に「特定技能外国人は3人に2人が入社後1年以内に転職する」ということをニュース記事で見て以降、強い課題意識を持っていました。
例えば給与への不満や人間関係といった企業とのミスマッチを理由に辞めた人の話を多く聞きますが、とても悲しい気持ちになりますし、もちろん外国人労働者にとっても、日本の企業にとってもそれは良くない状態であると感じています。

CAとして、こういったミスマッチ等が起こらないように丁寧な候補者面談を通じてその人の目指したい姿は何か?どのような企業に紹介するとお互い長く幸せに働いていくことができるのか、ということを常に意識しながら仕事をしており、それが達成できた時にはとてもやりがいを感じますし、これからもそのような姿勢で仕事に臨んでいきたいと思っています。

↑福岡空港にて来日するインドネシア人の出迎えをするベルト


↑北海道にて入社初日を同行するベルト

LivCoで成し遂げたいこと

LivCoで成し遂げたいことは2つあります。

現在紹介している外国人は、特定技能ビザでのみ就労します。そのビザは5年間で満了する仕組みになっています。「5年間が満了しました」と取引先企業に言うことが最も成し遂げたいことです。

その次に、企業の通過点でありる「上場」までに頑張って、LivCoを見送ることです。

未来のメンバーへ一言

LivCoは、毎月1〜2名の新入社員が入社するほど急速に成長しているHR会社です。今後も、新しいメンバーがどんどん入社する予定ですが、上場に向けてまだまだ人手が足りない状況です。

東南アジア出身の人材と外国人の雇用を希望する日本企業とをマッチングし、東南アジア出身の人材に日本で働くチャンスを提供し、彼らの未来を変えるお手伝いをすることを通じて、とてもやりがいを感じられる仕事です。

この記事を読んで「東南アジア人の未来を変えたい!」や「ベルトと一緒に働きたい!」という方は、ぜひお問い合わせください。


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