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創業5年目。"地方で働く=かっこいい"を新潟から発信〜VR・WEBを通して企業の”リアル”を届けるWEBマーケティング企業〜

こんにちは! リプロネクストは創業5期目のITベンチャーです。コロナ禍で最近は移住やU・Iターンの動きが活発になり地方が注目されていますが、社長の藤田献児も地元である新潟に27歳の時にUターン。2017年に一人で起業し、現在4年が経ちました。

関東で会社員生活を送っていた藤田が、なぜ起業の地に地元・新潟を選んだのか。そしてコロナ禍により、世の中ではオフィスに依存しない働き方が進む中、オフィスを拡大移転したのは何故なのか。今回は、起業のストーリーと共にご紹介します。

起業の夢を胸に、生まれて10,001日目に地元・新潟で会社を設立

藤田は大学進学と共に地元・新潟を離れ上京。学生時代より「いつかは起業したい」との想いを持ちながらも「新潟に戻りたい」「地元で働きたい」という思いがあったわけではなく、大学卒業後も関東で就職をしました。

WEB系広告代理店の営業や、プロバスケットボールチームの営業でキャリアを積んでいく中、「いつか起業する」と決めていながらも中々行動に移していない自分に対してモヤモヤとした部分を抱える日々。

そんなある時「人生は約3万日」と知り、27歳と数ヶ月でちょうど1万日を迎えることから”動かなければ、人生はあっという間に終わってしまう”と、10,001日目に株式会社リプロネクストを設立しました。

周囲からの反対の声が上がるも、新潟に戻り起業

関東で社会人生活を送っていた藤田でしたが、起業と共に地元に帰ることを決めた理由は2つ。1つは、東京に出て初めて気付いたマイナスの意味で”変わりゆく新潟の姿”を見て、なんとか活気を取り戻したいという気持ちが芽生えたから。

2つ目は、影響力のある会社を作りたいと考えたからです。東京には本当に沢山の会社があり、競合ももちろん沢山いる。この新潟という地で、周囲の人や地域の雰囲気をダイレクトに変えていけるような会社を創りたいとの思いでUターン起業をしました。

起業を決めた時は「なぜわざわざ新潟に戻って起業?」との声や「頑張りたいなら東京にしたら」とアドバイスも受けた藤田でしたが、その声を受けて”逆にここで成功事例が作れたら、地域の雰囲気を変えられるかもしれない”と周囲の反対を押し切り、地元で会社を立ち上げました。

企業・サービスの魅力をWEBで”リアル”に届けるサービスを展開

起業当初決まっていたのは「会社を創る」という決意とシェアオフィスのみ。新潟のニーズが分からず、様々な企業を回り、ヒアリングをしていました。そこで芽生えたのが「地域で同じように挑戦している人を応援したい」という想い。優れた技術や素晴らしいプロダクトがたくさんあるのに、地方の企業や作り手はどうしても大企業のプロモーションに勝てず、選ばれずに終わってしまう。そこを解決し、多くの人に届けていけたらと”WEBでリアルを届ける”サービスを地方でやっていくことを決意。

VRやGoogleストリートビューを活用したPRコンテンツや動画の制作、WEB広告の運用代行などを事業とし、企業・サービス・商品の魅力を発信するお手伝いをしています。

起業当初は、東京と新潟の広告への価値観・規模感の違いに心が折れそうになったこともありました。それでも、サービス・商品のまだ知られていない魅力やストーリーを全国、海外へ届けることに価値があると信じ、前へ進んできました。今では少しずつ会社を気にかけてくれる人や応援してくれる人が増え、励みとなっています。

VR技術を活用し、ニット工場の様子を360度画像で紹介するコンテンツを制作。

VRコンテンツ制作のほか、企業のノベルティ・グッズに活用できるオリジナルVRゴーグルの制作も行っています。

新潟で挑戦! 地方を変える! そんな企業へ

2020年11月2日に新潟オフィスを移転し、これから更なる成長を目指す当社ですが、よく「何故このタイミングでオフィスを移転したの?」と聞かれることがあります。

コロナ禍でリモートワークが進み、私たちも2020年春の緊急事態宣言中は約1ヶ月半リモートワークを導入していました。「ただ、仕事をするだけの場だったらオフィスはいらないという選択をしていた」と藤田は言います。

では何故このタイミングで移転をしたのか。一つは「社内だけではなく、社外の人も集まってコミュニケーションが生まれるような場にしていきたい」という想いがあります。

オンラインに移行している今だからこそオフラインでの交流価値は高まっていくと思い、共有スペースを広くもち、今後はイベントやセミナーなどを積極的に開催していきたいと思います。

また、経営的な視点ではある種”広告費”としても捉えていると話しています。「東京には”かっこいいオフィス“が結構あると思いますが、新潟にはあまりないので、少しずつですが皆が来たくなるようなオシャレでかっこいいオフィスを作っていきたいと思っています。リプロネクストのオフィスに来る理由を作れたらと思っていますね。」

■関連記事:コロナ禍でオフィス移転を決めたその理由


現在、5期目を迎え、これからさらなる成長を目指す当社ですが、藤田は「自分自身いつまでも会社や仕事を面白がっていきたいし、夢中になる喜び・できるようになった時の喜びの感覚はずっと忘れたくないです。」と話します。

「地方で働く方がかっこいいよね」というムードをここから発信し、「リプロネクストがあるから新潟に移住したい」と言われる企業を目指し、ここ新潟から地域を盛り上げていきたいと思っています。

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