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定期育成採用を担当している久家です。
私は、2007年に新卒で別の保険会社に入社しています。学生時代は音楽関係のアルバイトや漫才の世界に足を突っ込んだりしていたので、1浪1留、まわりより2年遅れで社会人になりました。時代は就職氷河期が一段落して雇用環境が改善しつつある状況。一方で、保険業界といえば保険金不払い問題で金融庁の行政処分が行われているど真ん中。
そんな中、音楽業界で飯を食っていこうと思っていたのですが、ある方から「おまえ大卒やねんから、もっと広い視野で飯を食うネタ探してみ。アカンかったら音楽の世界に戻ってきたらエエねん。
世の中にはオモろいこといっぱいあんで。」と言われて就活を始めたのが大学5年生のGW。
普通に考えたら就活生としてはヤバいですよね。

4年間、音楽業界で裏方をやっていたので“世の中の究極の裏方って何かね?”をテーマに社会インフラ系のまだ募集中の企業を中心に活動。そこで、当社の出口が何かのインタビューで言っていた“保険は社会インフラである”という言葉を耳にし、“その発想は無かったわぁ”と衝撃を受けて当時は泥船扱いの保険業界に身を投じたわけです。運とご縁にお任せのまさに無計画就活。

とはいえ、学生時代の経験から仕事に対するリアリティと大人とのコミュニケーション量は長けていたと思います。しかし、面接でよく聞かれる“やりたいこと”なんて考える間もなく働き続けた学生時代でしたから、社会への妄想が取り除かれリアリティだけが残ってしまっていたんですね。
まわりの学生との大きな違いが表に出てしまい、不採用になる時はキレイに1次面接でダメ。
日比谷公園で不安に打ち勝てなくなって噴水を半日見続けるということもしばしば。
だって1浪1留、真夏のリクルートスーツは泣けてきます。

そんな私も日比谷公園に金木犀が咲きだす頃には保険会社数社から内定をいただき、その中から行政処分だらけの会社を選択します。なぜなら、その会社は“エエかっこ”をしなかったから。
就活をしていると圧迫面接やパイセン面の社員、どこも同じこと言ってる会社の強み、過去の栄光の応酬など“エエかっこ”ばっかり。一言でいうとリアリティが無かった。
これ以上悪くなることが無いってくらい打ちのめされている会社はよくなるしかないし、そんな会社の社員になって支えるのって究極の裏方なんじゃない?生意気にもこんなことを考えて社会人としてのスタートを切りました。とはいえ、まわりからは大反対。
でも、その頃にはその会社の裏方になることが私の“やりたいこと”になってしまっていたのでお構いなしです。

と、まあこんな悩みと葛藤だらけの就活をしていたので、真夏のリクルートスーツを見ると9年前の夏がフラッシュバックするとともに、“エエかっこ”に惑わされず、“自分らしい居場所”を見つけてほしいなと心の底から思うのです。

定期育成採用担当 久家
※新卒で国内大手生命保険会社に入社、2013年ライフネット生命に転職