カインド・メディカルでは、登録されている方一人一人のお気持ちに寄り添ったサービスを目指すために、コーディネーター業だけでなく、社内で複数のプロジェクトを立ち上げ、熱意を持って取り組んでいます。今回はプロジェクトの1つである「おたより」を以前担当していた佐藤さんに当時を振り返ってお話を伺いました。
看護師とカインド・メディカルをつなぐツール
ーーまず、カインド・メディカルの「おたより」とはどのようなものですか?
登録者様向けに毎月発行している紙媒体の記事で、お仕事の情報をはじめ、働き方や季節に合わせた特集などを紹介しています。少し珍しいかもしれませんが、手描きにこだわって社内報のようなアットホーム感を大事にしています。登録者とカインド・メディカルをつなぐツールとも言えますね。
私はこのおたよりプロジェクトで1年半ほどの間リーダーを務め、企画から編集、進行管理をライターさんと組んで担当していました。
ーー制作する上で大事にしていたことはありますか?
読んでもらって楽しいと思ってもらえるコンテンツをつくることですかね。役に立つ情報を提供するというのは一貫して心がけていました。今は難しい状況ですが、当時は面接に同行することもあり、その際に登録者様から「毎月楽しみにしていますよ」と声をかけていただくことも多く、とても励みになりました。
正直、最初は不安だった
ーー元々は代表の池田さんがはじめられたプロジェクトだったそうですね。
代表が続けていたプロジェクトを社員に任せてみようとなって、はじめて担当になったのが私です。代表自ら長い間担当していたプロジェクトだったので、正直に言うと最初は自分にできるのか不安もありました。
前職がアパレル業界で新店舗の立ち上げなど、新しいことに挑戦する経験はあったのですが、納期のある制作の進行管理をしたり、印刷会社やライターなど外部の方と連携を取りながら仕事を進めていく経験がなかったんです。
ーーはじめての経験でしかもリーダー。大変なことも多かったのではないですか?
それでも、これまで続いていたものを自分が担当となったことで終わらせてしまうのは絶対に嫌だなと(笑)毎月締め切りがやってくるので、何が何でも途切れさせないようにと、とにかく必死でした。
「失敗を恐れない」ということ
ーーカインド・メディカルでは「してもいい失敗」として以下のように定義していますね。
1.チャレンジをしての失敗
2.誠心誠意努力を尽くしての失敗
3.考え準備を尽くしての失敗
はい。でも正直失敗は怖いですよ(笑)ただ、失敗の仕方は大事だと思っています。もし失敗するのであれば、可能な限り考えて努力した上で、次に繋がる質の高い失敗をしたいです。
このプロジェクトで大きな失敗はなかったのですが、登録者様にとってより良い内容を目指すために、進行途中で企画が練り直しになることは毎回のようにありましたし、入稿のスケジュールがギリギリになることもありました。私がこのプロジェクトを担当していた時はライターさんの原稿を郵送でやりとりしていたのですが、ある時どうしても間に合わなくて、入稿日当日に原稿をライターさんから受け取って、そのまま印刷会社に直接入稿しに行ったこともありました。
ーーこのプロジェクトを通して、学んだことはありますか?
まずは、納期を意識することですかね。なかなか思うように進まないこともありましたが、自分の力でなんとかしなければいけないという状況を何度も乗り越えて、成長できたのかなと感じる部分はあります。あとは、企画の案出しなど周りのみんなを巻き込むことですね。仲間がいるからこそ恐れずに失敗できる、というのは大きいかと思います。
ーー後任に引き継いだ今、これからのおたよりにどうなってほしいですか?
そうですね、おたよりの形は今の形式でないといけない訳ではないので、登録者様により楽しみにしてもらえる媒体になってほしいですね。「おたより=カインド・メディカル」というように、おたよりを通じてカインド・メディカルを思い出してもらえたり、親しみを感じてもらえたり、みなさんとカインド・メディカルをつなぐ存在になってほしいです。
ありがとうございました!
次回は、このおたよりプロジェクトの後任であり現在の担当である針口さんのお話を伺います!