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今月のISZ、いよいよ明日11月26日(木)開催です。まだご参加予約は可能です。貴方のご参加を心よりお待ちしております。
https://www.facebook.com/events/159691724377592
■講師からのメッセージ:
2007年、関係閣僚、経済界・労働界・地方公共団体の代表等からなる「官民トップ会議」において、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」・「仕事と生活の調和推進のための行動指針」を策定しました。
仕事と生活のバランスをとり、生きがい喜びのある人生を送ろうという趣旨のもと策定されましたが、内閣府のHPに『仕事と生活の調和の実現は、国民の皆さん一人ひとりが望む生き方ができる社会の実現にとって必要不可欠です。皆さんも自らの仕事と生活の調和の在り方を考えてみませんか。』と書かれています。内閣府のHPでは仕事と生活の調和の定義として3つのことが掲げられています。
①就労による経済的自立が可能な社会
②健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
③多様な働き方・生き方が選択できる社会
しかし、今の日本をみると、このような生き方ができる社会とはどんどんかけ離れていっているように感じます。
2012年から2015年にかけて時代がシフトし、仕事と生活を切り離すのではなく、融合させて生きる価値を創造する時代Work-life Integration(仕事と生活の融合)の時代に入ったと感じています。これは決して新しい生き方ではなく、むしろ人間の原点、本質的な生き方なのです。
私は長年に渡りスピリチュアルケアの仕事に携わってきました。スピリチュアルケアの世界ではホリスティックな考え方をします。ホリスティックとは局所的な現象や結果への対処療法的な発想ではなく、ものごとの根本的な原因やその現状を引き起こしているシステム全体を大きな構図で捉える考え方です。
現在、日本を含め世界では、今まで私たちが経験したことのないようなこと(戦争、紛争、自然破壊、経済危機、事件、事故)が起こっています。地球規模でみてもそれは明らかです。この変革の時代に生きる私達には、課されている共通の使命があるように感じます。それは古い価値観、常識からの脱却であり、ホリスティックな新しい世界を創造すること。Work-life Integration(仕事と生活の融合)はその第一歩であると、私は信じています。
■森裕美子(もりゆみこ)先生 ライフコーチ/スピリチュアルケア・アドバイザー
(写真は、NYワールドトレードセンター跡地にて)