今年度は、ものづくり補助金に採択されたので、養液栽培で有益なデータとなり得る排液量センサーの量産化試作を進めています。
本センサーの基本的な特許は大分県にあるのですが、まだ試作の段階にあるものなので、中小規模の養液栽培で生計を立てる生産者が使いやすい仕組みと価格帯を目指しています。
あぐりログからみれば一つのセンサーデバイスが追加になるだけですが、センサーデバイスとして設置位置に制約があることから、920MHz帯特定小電力無線を活用した形を予定しています。
加えて、当該補助金では、生育監視システムというカメラによる映像情報を元にしたものの試作も組み込んでいます。
農業向けに特化したセンサーというのは、未だ未だ少ないのが実情ですので、その辺りにも自分たちの存在価値を造っていければと考えています。