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『OHEYAGO』はどこが新しい? 事業モデルとめざす世界を徹底解説

イタンジでは大きく2つに分けてtoB事業『ITANDI BB(イタンジ ビービー)』とtoC事業『OHEYAGO(オヘヤゴー)』を展開しています。サービス概要は公式ウェブページからおわかりいただけると思いますが、不動産業界に馴染みがない方にとっては、具体的な仕組みやサービス背景まで読みとることは難しいかもしれません。

そこで本稿では、お部屋探しサイト『OHEYAGO』に焦点を当て、OHEYAGOがどのような世界をめざしているのか?そして従来のお部屋探しとどのような点で異なるのか?どのようにマネタイズしているのか?など徹底解説させていただきたいと思います!

イタンジに興味をもってくださっている方や、面談・面接の予定がある方などにお読みいただけたら嬉しいです。

不動産賃貸業界の不便はこうして生まれる

みなさんは、お部屋探しの不便を感じたことはありませんか?

希望に合う部屋を見つけて問い合わせをしたら来店を促され、休日にせっせと不動産屋に足を運んだものの「すでに満室」だと言われた経験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。

これはいわゆる「おとり物件」と呼ばれる問題ですが、「おとり物件」はなぜ存在するのでしょう。

実は、お部屋探しの際によく活用されるポータルサイトは、常に最新の空室情報が反映されているわけではありません。最新の空室情報をもっているのは、そのお部屋を管理する管理会社であるのに対し、ポータルサイトへの掲載作業をおこなっているのは、お客様への営業を行なう仲介会社だからです。

ですから仲介会社はお客様からの問合せを受けた際、実際にその物件がまだ空室であるかどうかを管理会社に確認する必要があり、その時点ですでに埋まっていた場合、結果的に「おとり物件であった」と感じることがあるのです(ごく一部の仲介会社は、問い合わせを獲得するため、意図的に魅力的な物件情報を残し続けている場合もあるようです)。

この状況は、物販に例えるとどれほど遅れていることかわかると思います。

たとえばECサイトで欲しいものを見つけたとき、すぐに購入ボタンを押すことができずに、まずは在庫があるかをメールや電話で確認する必要があるということです。さらに、「商品をお見せするので店舗まで来てください」と言われてお店に出向くと、「お問い合わせの商品はちょうどさっき売れてしまいました。別の物なのですが、こちらの商品はいかがですか?」と言われているようなものなのです。不動産は一点もので、在庫を複数もてないという特徴を差し引いても、よい体験とは言えません。

OHEYAGOが1555人を対象に実施したアンケートでも、お部屋探しサイトに求めるものについて「埋まっている部屋が掲載されていない」という項目に1110件もの支持が集まりました(2021年6月実施「夏のお部屋探し実態調査」による)。

『OHEYAGO』は不動産賃貸物件のECサイト化を実現



『OHEYAGO』は空室情報を常に最新に保ち、「おとり物件」なしを実現しています。

なぜそれが可能なのか。鍵となるのは、かねてより展開しているtoB事業『ITANDI BB』の存在です。ITANDI BBはサービスの総称であり、その中身は不動産賃貸の業務と手続きをなめらかにする、仲介会社や管理会社向けの業務効率化プラットフォームです。これらを運用する中で、結果的に物件の空室情報や申込情報がリアルタイムに集まるようになりました。


このデータベースを活用して生まれたのが、おとり物件のないお部屋探しサイトOHEYAGOというわけです。これにより、OHEYAGOでは物件のEC化(リアルタイム性)を可能な限り実現しています。toBとtoCの両事業を展開しているイタンジだからこそできるサービスであり、そのビジネスモデルは不動産テックの事例として注目されています。

仲介業を知るからこそ、作れるサービスがある

少し昔話をさせてください。

イタンジは現在も『OHEYAGO』において不動産賃貸仲介業を営んでいますが、創業から間もないころにも、前身といえるサービスを運営していたことがあります。当時を知るメンバーによると、そのときは初めて仲介業を立ち上げるということもあり、本当に大変だったそうです。

物件の在庫状況はまったくデジタル化されておらず、お客様から問い合わせのあった物件について一件一件、管理会社に電話して最新の空き状況を確認せねばなりません。1日に何十件と電話をするものですから、現代表である野口の耳は真っ赤に腫れていたそうです。

また、在庫が管理されていないことで、無駄な来店も発生していました。内見のために、はるばる遠方からお越しいただいたにも関わらず、当日になってそのお部屋が満室であると発覚し、トボトボと帰っていかれるお客様を見送るという無念も経験したということです。

次に労働環境の悪さです。人員が十分でなかったこともありますが、お客様から連絡が入ればすぐに電話し、休みの日もお客様対応をしなくてはなりません。結果的に、立ち上げをした月は一日も休むことができなかったとのこと。

とにもかくにもアナログだった不動産仲介業。前述の物件確認の電話を始め、内見予約のFAX、入居申込書の手書き、対面で行なわないといけない重要事項説明(契約上重要な事項を説明することで、方法や内容等が宅建業法で定められている)など多くの非効率な工程が存在していました。

自分たちで完結する部分のIT化なら簡単に進められますが、相手(管理会社)のあることなので思うように効率化が進みませんでした。こうした無理が重なり、当時はその事業を存続させることができなかったのです。

しかしこの体験がきっかけとなり、現在イタンジの基幹事業である、不動産業務のDXサービス群『ITANDI BB +』の「ぶっかくん」「内見予約くん」「申込受付くん」などを開発するに至りました。自分たちの強烈な原体験に基づいて発案された事業だったので芯を捉えていたのでしょう、ありがたいことに本当にたくさんの企業に導入していただきました。

めざすのは、不動産賃貸に関わる人がみんなハッピーであること


OHEYAGOメンバーの集合写真

上述のtoB事業が軌道にのり、わたしたちは再びtoC事業に挑戦しようと決断しました。そして生まれたのが『OHEYAGO』です。ここまで語らせていただいたように、OHEYAGOがめざすのは、まずはITの力でお客様にとって本当に便利な仲介サービスを確立させること。そして、“非効率” をなくしていくことで不動産業に関わる方々の苦労を払拭し、クリーンな職場を実現することでもあります。

業務を効率化すればするほど、一人ひとりのお客様へ丁寧な接客をすることが可能になり、さらによい循環が生まれるものと考えます。その結果は、OHEYAGOのgoogleビジネスに集まる高い口コミ評価を見ても如実に表れており、手応えを感じています。

<googleビジネスに寄せられた口コミの一部>




手前味噌ですが、OHEYAGOチームの強みは、メンバーの一人ひとりが当事者意識をもってこれらの問題と向き合っている点にあると思います。OHEYAGOの仲介業務に関わるスタッフの中には同様の苦労を経験し、「不動産賃貸業界を変えたい」という強い意志をもってジョインしてくれたメンバーも少なくありません。仲介業の経験をもつ彼らと、ITの知識をもつエンジニア、そしてマーケターやデザイナーなどが力を合わせて、「もっとこうしたほうがよいと思う」「こんな機能を実装するのはどうか」と意見を交わし合い、OHEYAGOのあり方や機能面を常にアップデートしていっています。

いつの日か必ず、OHEYAGOの利便性や透明性が広く認知され、賃貸物件探しのニュースタンダードになると信じています。目標は大きく、まだまだやるべきことが山積しているのが現状ですが、それだけやりがいのある挑戦だと思います。

長々とお読みいただき、ありがとうございます!もしOHEYAGO事業に興味をおもちいただけたら、ぜひ話しを聞きにいらしてくださいね!

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