1
/
5

@cosme Beauty Dayメインカラー決定までの道のり

はじめに

はじめまして、アイスタイルデザイン部のsakagamiyです!
2018年12月3日に開催した@cosme Beauty Day2018で特設サイトのクリエイティブディレクションを担当しました。
特設サイト内だけでなく、CMや広告でも多くのみなさんに見ていただいたあのメインカラー。選定〜決定までのあゆみを綴りたいと思います!

@cosme Beauty Dayとは?

1999年12月3日にサービスインした@cosmeが、今年20周年を迎えるにあたり、新しい試みとして2018年12月3日に初開催した「1日限りのコスメ祭り」です。
「@cosme」が生まれたこの12月3日を、「キレイが見つかるコスメ祭り」の日として、日本で最もコスメが売れる日にしていくことを目指し、弊社社員総力を挙げて取り組みました!


詳しくはこちら↓
https://www.istyle.co.jp/news/press/2018/11/beautyday2018.html

決定までの道のり

遡ること2018年10月初旬、「@cosme Beauty Day2018」のロゴ自体は決定している状況。。。


ここから(、、、色々ありましたが割愛し)、メインカラー選定の始まりです!
選定にあたっての考え方はこちら↓などを参考にさせていただきました。
参考:https://goodpatch.com/blog/coloring-process/#6

①選定ポイントの明確化

まずは、特設サイトだけでなく@cosme Beauty Dayとして大切にしたいポイント、キーとなりそうな考え方を言語化して行きました。

★特別感、わくわくするお買い物体験

★「日本で最もコスメが売れる日に」
→購買意欲を掻き立てる色味、だが安売り感を出したいわけではない

★Beauty=女性という一般的なイメージに寄りすぎない
→男性層も参加しやすいように(コスメを自分で使う、プレゼントとして購入する機会にしていきたい)

★どんなブランドの特色にも合わせやすいこと
→様々なブランドに参加していただくイベントということで、どんなブランドの特色に対しても合うような色合いに

★バナーなどで@cosme内に配置しても違和感のない色合いに
→@cosmeのグリーンと親和性のある色味

②色選定

①のポイントのうち、ひとまず「購買意欲を掻き立てる色」に焦点を当て、暖色系でカラーをある程度ピックアップしました。選定したカラーに対して、他のポイントもマッチするか確認し、部内で候補を3つまで絞りました。


(ステークホルダーへ提案するにあたり、上の画像のようなロゴ+メインカラーだけを見せるのではなく、各カラーをベースにした商品詳細画面のイメージも合わせて作成しました。)

③選定理由のブラッシュアップ

3候補まで絞り込んだものの、各色が与える印象が違ってくるため、「なぜこの色なのか?」という意味付けを深掘りしていきました。
最終的に推し案として持っていったものが、現在のメインカラーになります。


赤は色彩心理学的に購買意欲を掻き立てるのに効果的な色であり、「Beauty」とも結びつけやすいように、若干ピンクがかった赤を起用しました。
ピンクに寄りすぎてしまうと、①のポイントに記載した「男性層の参加しやすさ」という点で心理的ハードルが上がってしまうと考えたので、「コスメ=女性」のイメージに寄りすぎない、購買層の間口を広げやすい色味に落とし込みました。

 →赤から連想するイメージ:情熱、興奮、ポジティブ、愛など

また、開催が12月3日と、クリスマス商戦と近いこともあり、色から時期的なイメージも浸透しやすくできるのでは!!というのも推しポイントの一つでした。

上記①〜③をまとめて資料化し、ステークホルダーへ説明し、、、と流れを経て無事メインカラーが決定しました!


おわりに

今回のメインカラー選定にあたり、「なぜその色なのか?」という部分を深掘り、言語化し、正確に伝えるということの大切さ・大変さを改めて実感しました。

メインカラーが、サイト内だけでなくCMや社内ポスターなどでもみなさんの目に触れることとなり、見るたび、想いが伝わればいいなと思いつつ、メンバーみんなでとても嬉しく感じていました。


この色を見ると「BeautyDayが今年もやってきた!」と思ってもらえるよう次回以降も盛り上げたいなと思います!!

2019年12月3日の@cosme Beauty Dayもお楽しみに!
https://beautyday.cosme.net/

株式会社アイスタイル's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社アイスタイル
If this story triggered your interest, have a chat with the team?