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はじめから終わりまですべてやる。それが自分のスタイル。

株式会社アイスタイルに入る前

名古屋の総合広告代理店に新卒で入社し、最初はメディアバイイングを担当。のちにコミュニケーションデザイナーという肩書きでマーケティングの道を歩き始めました。地方都市であったので、クライアントや案件の規模もいい意味でコンパクトで、クライアントや制作会社との折衝、企画書の作成、プレゼン、施策の実行まで全てやらせてもらえました。領域も、企画立案からプロモーション現場の仕切り、PRイベントの開催、Webサイトの企画やSPツールの開発まで。クライアントの業種も幅広く、今アイスタイルで携わっている美容業界以外はほとんどすべてやりましたね(笑)。

私が社会人になったのは2008年。日本でiPhoneが発売された年で、世のなかのコミュニケーションのかたちが変わろうとしていた時代。何が正解かわからない状態で、広告業界全体が試行錯誤していたような時代でした。なので、自分にもチャンスがまわってきたように思います。勝手に「若者代表」を名乗って、古い考え方を打ち消して新しい提案をするというやり方をやっていたら、面白い仕事をまわしてもらえるようになりました。おかげで経験をたくさん積ませていただきました。

一度目の転職をしたのは、もっと広い世界で挑戦してみたくなったためです。世の中には自分よりも優秀なプランナーがたくさんいるし、まだまだ勉強して伸びていかなきゃいけない。このままここにいたら重宝はされるけど、これ以上成長できないのではないか。そんな危機感から、転職を考えました。

二社目は東京の総合広告代理店。より上位のブランド戦略に携わることになり、上位概念の設計を重点的に経験できたことはとても勉強になりました。しかし、つくった戦略を実行するのは別の人。大きな戦略の理想論と現実的な施策のエグゼキューションの狭間で悩んでいました。

また時代が変わりつつあり、いいプランニングをするためには、データに触れられないとダメだと思うようになりました。そうなると、選択肢としては二つ。ひとつは自社で顧客データを持つクライアントサイドに行くこと。もうひとつはユーザーデータを持つプラットフォーム企業に行くこと。成長性などより大きな可能性を感じて、プラットフォーマーであるアイスタイルに入社を決めました。

現在

現在は代理店営業のチームに所属していて、広告代理店やメディア・エージェンシーと一緒に、広告主の課題解決をするためのマーケティンプランニングを行っています。現在は3社の大手クライアントを担当しています。新製品のプロモーション案件や年間コミュニケーション計画など大型案件が多いため、大きな戦略を描くところから実際の施策の実行まで、一連の流れを複合的に支援させてもらっています。アイスタイルでは、Web媒体社として広告枠を売るだけではなく、保有しているデータやリテールのチャネルを活用して、カスタマージャーニーの一連の設計ができるので、非常に面白いです。最初から最後までやる、という自分のスタイルに合っていますね。

代理店時代と比較すると、代理店が間に入る分、広告主との距離が遠くなったと感じる面もたしかにあります。しかし、他の媒体社と比べると、広告主に直接企画提案をする機会も多いと思います。例えば、私が担当しているあるメーカー様の主催で、ユーザー向けイベントを年に1回開催しているのですが、このイベントのプランニングから運営までをすべてアイスタイルでお手伝いしております。

また、これは本業とは少し異なるのですが、広告代理店時代にPRイベントの企画・運営の経験があるため、アイスタイル自体の広報やPRに関わるプロジェクトにも参画させてもらっています。広告主としての視点に立てるので非常に貴重な経験です。

今後どういうことをしていきたいか

アイスタイルの事業やサービスには、まだまだ眠っている可能性があると思っています。その可能性を広げて形にしていくようなことができればと思っています。

対外的には、もっと自社サービスの価値を浸透させていきたいと思っています。上述のとおり、単なる媒体社以上のことができるパートナーとしての案件をいただくことも多いのですが、クライアントや代理店の中では、まだまだアットコスメを単なるクチコミサイト、つまりプロモーションの「場所」としてしか見られていないところもあります。提案力を磨いたり、実績を積み上げたりすることで、よりマーケティングパートナーとして選んでもらえるような存在になりたいと思っています。

社内的には、グループ間のシナジーを生む施策の推進をしていきたいです。アイスタイルグループには、メディアだけではなくECや店舗などもあり、ユーザーIDの統合や相互回遊を促すサイト設計など、連携施策が進んでいますが、まだまだできることはたくさんあると思います。

単にメディアセールスをするだけではなく、プラットフォームとしての価値の向上も狙うこと。広告代理店から事業会社へ転職してきて、いま一番面白いと感じているところです。

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