DMP、とは？

当社はBtoB企業（法人を相手にして事業や商取引を行う会社）のため、個人の方に知られる機会は少ない会社です。（新卒採用では学生の方々に知ってもらうまでなかなか苦労します）

故に、ビジネスでお取引がない場合は、まず何かで当社を知って頂き、社名で検索→当社のコーポレートサイトを訪れるパターンが多いかと。

「インティメート・マージャー？なになに。調べてみるか」

すると、どーーーん。

当社の企業理念、『データ活用における革命を起こす』とともに、何やらものすごい最先端なデジタルっぽい感じ（語彙力）を醸し出すTOPページ！

その下に堂々と

NO.1 DMP　（キラーン）の文字。

すん。

NO.1とついているからおそらく何らかの一番なのでしょうが、DMPってなんだ。

デジタルマーケティング界隈にいらっしゃった方は何の違和感もないと思いますが、それ以外（もちろん私もそうでした）の方は、？？？となってしまうかも。

素人ながら、私と同じようにフリーズした方向けに、こちらでキュレーションさせて頂きます。

DMPとは、『Data Management Platform（データマネジメントプラットフォーム）』の略。

インターネットユーザーの行動履歴や属性データ等、あらゆるユーザーデータを統合的に管理するプラットフォームのことです。

顧客の購買データや行動のログを一元管理して分析することで、広告やメール・DMなどのマーケティング施策を最適化することができるため、昨今広告配信や顧客開拓の際のデジタルマーケティングツールとしての活用が広がっています。

拡大し続ける、DMPの市場規模

矢野経済研究所によると、DMP市場は年々拡大し続けていて、2020年の時点で103億（前年比106.7％）、2025年には235億と、5年間で約2.2倍の成長が見込まれているそう。

成長の背景は、コロナ禍で顧客行動のオンライン化が急激に進んでいること。

顧客行動がオンラインへとシフトしたことで、収集できるオンラインデータは増加しており、デジタルマーケティング施策はデータ活用の仕方により、さらに効率的・効果的に行えると考えられているのです。

加えて、IoTの普及・5Gの登場などを背景に、企業が扱うデータは益々急増する見通し。

データを統合・分析、活用するためのプラットフォームであるDMPの需要は高まっており、企業にとって導入/活用は緊急の課題であると言われています。

DMP業界における、当社の特徴

DMPが何なのかが分かったところで、当社が開発しているIM-DMPサービスの特徴についても簡単にご紹介させていただきます。

当社のDMP事業の特徴は、大きく3つ。

1.日本最大級を誇る、圧倒的データ量

その数、約4.７億。

毎秒5万件、年間にすると2兆件ほどのデータが、DMPに入ってくるのです。

数が壮大すぎてもはやすごいのか分かりずらいのですが、日本のインターネット人口の約9割の最新のオーディエンスデータを、常に保持していることになります。

ちなみに、オーディエンスデータとは、サイトを訪問したユーザーのデータのこと。

ネットユーザーがサイトを訪問すると、サイト側はユーザーのCookie(クッキー) 情報を取得することができます。Cookie情報にはユーザーのWeb上での行動履歴や位置情報等が記録されており、それを元にユーザーの傾向を予測したデータがオーディエンスデータです（ユーザー個人を特定できるものではありませんのでご安心を）

2.データ処理技術と、AI解析によるサービス開発力

膨大なデータを集約しているため、高い処理技術が必要不可欠。当社の開発部には、経験豊富なエンジニアが在籍し、活躍しています。

また、DMPは元々アドテクノロジー（広告配信の効率を上げるための技術）の一つですが、当社は高度な分析技術を生かし、アドテク以外の市場にも活用できるよう、AI解析によってデータをセグメント・カスタマイズし、新たなサービスとして開発。新規事業として展開しています。

そのため、サービス提供先を制限することなく、様々な業界の大企業～中小企業まで幅広く導入・活用頂いています。

3.ビックデータを活かした、コンサルティング力

顧客の課題は多岐に渡るため、ニーズに合わせたソリューションを提供するべく、DMPデータを基に課題を見出し、効果検証を行い、改善に繋げるデータ活用コンサルティングをワンストップで提供しています。

そのため、当社のビジネス職は「バナー広告を最適化しましょう」という提案ではなく、データを活用してもらうことで何を効率化・最適化・最大化できるか？をゴールにした幅広い提案を行っています。

以上の特徴・強みから、当社は国内パブリックDMP市場において、創業三年目の時点で導入シェアNO.1に。

多くの市場において企業のイノベーションを支援するデータプラットフォーマーとしての地位を確立しております。

これからも企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する、データプラットフォーマーNO.1を目指し、邁進していく所存です。