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ハッカソン優勝メンターに聞く!プログラミングの魅力と可能性

今回は、株式会社みんなのウエディング様主催のハッカソンに出場し、見事最優秀賞を勝ち取った、WEBCAMPメンターの牛嶋&小野瀬コンビにインタビューを敢行しました!
ハッカソンの様子から、彼らの背景事情まで、1時間に渡るインタビューをまとめました!

ハッカソンとは?

「ハッカソン(Hackathon)」とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語だ。エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケティターなどがチームを作り、与えられたテーマに対し、それぞれの技術やアイデアを持ち寄り、短期間(1日~1週間程度)に集中してサービスやシステム、アプリケーションなどを開発(プロトタイプ)し、成果を競う開発イベントの一種を指す。

(引用元:https://www.buildinsider.net/hub/hackideathon/01

(左:牛嶋、右:小野瀬)

まずはハッカソン優勝おめでとうございまーす!

牛嶋&小野瀬:ありがとうございます!

社内でも紹介されて、かなり盛り上がりましたよね!さすがです!

牛嶋:いや〜照れますね(笑)

改めて、どんなサービスを作ったのか教えてください。

牛嶋:大切な人にサプライズメッセージを贈ることができるサービス、「Birthday Wishes」を作りました。例えば、サービスの利用者は、オンライン上でみんなからメッセージを集めて、大切な人にサプライズ形式でメッセージを届けることができます。ハッカソンには僕と、僕の友人と、WEBCAMPメンターの小野瀬の3人で出場しました。僕らのチームを含めて3チームが出場しました。
小野瀬:「大切な日」というテーマに基づいて、各チームで考えたサービスを2日間で開発するという大会でした。誕生日や結婚などのお祝い事だけじゃなく、受験の時に励ましたり、送別会で感謝を伝えたりと、いろんなシーンで使えるのを作れたらいいね、と話しました。

▲二日間のハッカソンで作成したサービス「Birthday Wishes」。


素敵なアイデアですね!システムの方向性は結構スムーズに決まったんですか?

小野瀬:「大切な日」に対する意見をそれぞれ付箋に書き出したのですが、その中に「受験」や「フラッシュモブ」というキーワードが挙がったりしたので、そこから話が広がっていきました。

出場の経緯、きっかけは何だったのでしょう?

牛嶋:僕は「プロダクトをゼロから作りたい」「チームで何かに取り組みたい」という2点がきっかけで出場を決意しました。
小野瀬:私も、メンターという仕事柄、なかなかものづくりをする機会がなかったし、複数人で使うGitのスキルをきちんと身に付けたいと思っていたので、牛嶋さんに誘われて即OKしました!
牛嶋:OKしかしないもんね小野瀬は(笑)

フットワークが軽いってことですね!

小野瀬:よく言えばそうです(笑)

プログラミングは人生に希望と可能性を与える!

そもそも、お二人はプログラミングをどんな経緯で始められたのでしょう?

牛嶋:僕は、インドに行った時に初めてプログラミングに出会いました。

インドですか!?

牛嶋:はい、インドです(笑)。インドには英語学習の目的で7週間短期留学をしていました。インドというと「ナマステー」に代表されるヒンディー語の話者が多い印象がありますが、北インドでは英語も主要言語として使われているんです。
小野瀬:「ナマステ〜」だけど英語なんだ(笑)

それでまた、なぜプログラミングを?

牛嶋:現地で知り合った友人の影響です。僕が滞在した学校を運営している会社は語学留学、エンジニア留学、インターン留学の3つの留学形態で留学事業を行なっていました。しかしながら、どの目的で留学していた人も、同じ場所で学んでいたので、学生社会人全ての人が一堂に会していたんです。その中で偶然仲良くなった人がエンジニアで、彼からオンラインプログラミング教材を紹介されたことをきっかけにプログラミングを始めました。


プログラミングをやってみて、楽しかったですか?

牛嶋:楽しかったです。久しぶりに夢中になれるものを見つけました。作業をしていて、気づけば数時間経過することも度々ありました。
あと実際初めてプログラミングに触れてみて思ったことがあります。それは、プログラミングには人に希望と可能性を与える力があるということです。当時のインドではまだカースト制度の考え方が根付いていて、身分の低い人はいい職業に就けないばかりか、生まれた時から人生が決まってしまいます。しかしITの普及により、Wifiとパソコンさえあれば、下位の階級の人でも自分の実力で自分の人生を変えることができるようになりました。これって全世界共通のことだと思います。プログラミングスキルを身につけることによって、生まれ育った環境や階級に関わらず、自分の力で人生を切り開くことができる。そういう点に非常に魅力を感じました。
プログラミングスキルがあれば、自分自身も人生を切り開いていくことができると思い、帰国後も働きながら学べるメンター業務に就きました。

WEBCAMPで働かれるまでに、そんな経緯があったんですね!

牛嶋:そうなんです!あ、あと、(インフラトップ代表の)大島さんがかっこよかったからという理由もあります(笑)。
小野瀬・小川:お〜〜〜!(笑)
牛嶋:外見ではなく考え方とか内面についての話です(笑)。大島さんの、抽象的な課題を解決するための施策を、具体的な策に落とし込むスピードが非常に速くて、素直に尊敬しました。あとは「学歴をデザインする」という理念にも惹かれました。

なるほど。いい話を聞けました!

牛嶋:いえいえ。でも小野瀬さんの話の方がもっといい話です!
小野瀬:私そんなすごい話ないです(笑)。私は元々プログラミングをやろうとは思ってなくて、エンジニアとかITとか、全然興味がなかったんですよね。
高校時代まで遡るんですが、当時は美術大学に進みたかったんです。グラフィック系を学べる大学に行きたかったんですけど、50倍の倍率で、現役合格はなかなか厳しくて。予備校にも通ってたんですけど、そこで1年がっつりやっても難しくて、美術系ではない大学に進みました。
それでも私は「ものづくり」がしたかったんですが、丁度学校のシラバスで「WEBデザイン」があり、面白そう!と思ってやってみました。
そこでは簡単なHTMLとかCSSを学んだんですが、やっぱり面白かったです。でも週1しか授業がなくて、もっとがっつり学びたい!と思いインターンを探してみたところ、WEBCAMPに出会いました。
でも、蓋を開けたらフロントエンドよりもRailsやってる、みたいな(笑)

Rails、お前、いいヤツだな!

もともとWEBデザイン志望だったわけですが、Railsをゴリゴリやっている現在の環境はどうですか?

小野瀬:最初、仕組みがわかるまではすごく時間がかかりました。受講生の方からRailsの質問をいただくとすごくドキドキしていました(笑)。研修中も、「小野瀬が一番出来ないね」って言われるくらいでしたから...
でも、フロントエンドは明確なエラーが出ないけど、Railsでははっきりとエラー表示が出るのがいいなと。私は数学が好きで、答えが一つになるロジックが好きなんですけど、バックエンドにはそれと同じような感覚があって。エラー文に何が間違っているのかちゃんと書いているし、直せば動くのが面白いです。「こんな丁寧に返してくれるんだ!」みたいに愛着湧いちゃって(笑)。「いいヤツだな!」みたいな(笑)
牛嶋:やば、ちょっと何言ってるかわからない(笑)
小野瀬:「返事が来た!」みたいな感覚になるんですよ。「あ、間違ってたよね!ごめーん!」みたいな気分になる(笑)
牛嶋:なるほど、だからいつもパソコン見て笑ってるんですね(笑)
小野瀬:それは分かんないです(笑)でも、メンターのみんなが教えてくれる技術系の記事とか、新しい技術に触れることとか、本当に面白いです。フロントとバック、どっちもできる人になりたいです!
牛嶋:お、フルスタックエンジニアじゃん!
小野瀬:そうですね。なんでも自分でやりたい。欲張りなんですよ。

怖さはなかった。飛び込んだもの勝ち!

最初はRailsにも苦手意識があったようですが、外部のハッカソンに出場するというのは、怖さのようなものはなかったですか?

小野瀬:全然なかったですね。
牛嶋:僕も全くなかったです。
小野瀬:新しいことはワクワクするんで。飛び込んだもん勝ちだなって思いました!

仲間と一緒というのも心強そうですしね。二日間の進め方はどんな感じでしたか?

牛嶋:最初にアイデアソンを行なって、チームで何を作るのかを話し合いました。その後にサービスの設計を行い、実際に開発に入りました。自分たちのチームの技術は他チームに比べてそこまで高くないと思ったので、企画の部分に関してはがっちり固めました。

それはどこで感じたんですか?

牛嶋:会場の雰囲気から直感的に感じました(笑)
小野瀬:あとはみんなの会話の内容とかですね。
牛嶋:個人的に、優勝しか目に見えていませんでした。だから、技術力が他よりない状態で勝つためには何をすればいいのかを必死に考えました。思考した結果、サービスのアイデアや基本理念の部分でどこにも負けないようにしようという結論に至りました。

策士ですね(笑)

牛嶋:そうですね。戦略で攻め切りました。
小野瀬:できることしかできないですもんね。

開発フェーズはいかがでした?

牛嶋:開発のフェーズはひたすらコードを書いていましたね。
小野瀬:チームでのGitの使い方が不慣れなところもありましたけど、それが体験したいことでもあったので、目的も果たせて良かったです。
牛嶋:主催会社のメンターの方にも色々助けてもらえました。自分たちが見落としていた点を毎回教えてくれて非常に勉強になりました。

作られたサイトを拝見しましたが、まず最初にフロントの美しさが目を惹きます!最後のプレゼンで他チームに見せた時の反応はどうでした?

牛嶋:周囲の反応は良かったと思います。全体的に「できるところで勝つぞ!」とがっつり固めていったので、それが勝因になったと思います。
小野瀬:私たちのチームは、発表の順番が一番最後でした。他チームはアプリに落とし込んでいたり、APIを利用したり、結構高度なことをしている中、私たちのサイトはCRUD機能しかないシンプルなものだったので、自信はなかったけど、反応はとても良かったです。

開発していると、自分のやりたい実装とか技術を入れることに拘って、使う人を置いてけぼりにしてしまうこともあったりしますが、この作品からは、使ってもらいたい!という想いが伝わってきました。

牛嶋:ありがとうございます。僕たちもユーザー体験をかなり意識しました。ユーザーがサービスの細かい部分に小さな喜びを見出せるような工夫を凝らしました。

▲メッセージを贈る相手に表示される画面。紙吹雪が舞い、とっても華やかです。


ハッカソン中、印象に残ったことはありますか?

小野瀬:最後の結果発表の時、「優勝は...Aチーム!」って言われたんですけど、「Aチーム」って、大会の最初にチームを割り振りされた時に聞いたっきりなので、「Aチーム?どこ?」ってなって、牛嶋さんが反応するまで分らなかった(笑)
牛嶋:そこが一番印象に残ったんだ(笑)。僕は、商品がGoogleHomeだったことが印象に残っています。
小野瀬:確かに!iTunesカードくらいかなって思ってたら、3つ出て来た~!みたいな(笑)

2人とも開発中の話とかではないんですね(笑)

牛嶋&小野瀬:開発中...(黙り込む)
小野瀬:牛嶋さんが1人の世界に入ってました(笑)
牛嶋:何かに夢中になると異常にのめり込むタイプなんです(笑)。でも僕だけじゃなくて他のメンバーも精一杯頑張ってくれました。1日目が終わってからも、3人でカフェにこもって開発を続けました(笑)。

なんだか青春って感じですね!今回の参加で、学んだこと、得たことはありますか?

小野瀬:まずは、目的だったGitのスキルを得ることができたのは大きかったです。
あとは、アイデアソンなど、企画の始め方、意見の出し方、周りの意見の取り入れ方も、牛嶋さんが率先してやってくれたことで学ぶことができました。今後もまたハッカソンに出たいので、活かせるかなと。

チーム開発ならではの学びですね!素晴らしいです。

牛嶋:じゃあインタビューはこれで終わりということで...
小野瀬:いや、私よりもっと素晴らしい感想くれますよね(笑)
牛嶋:えー(笑)。まあそうですね、まず自信はつきましたね。自分たちの実力で優勝を掴めたということが、自信になりました。
あとは、他の出場者の中に他社のプログラミングスクールのメンターとかもいたりして、横の繋がりができた点もよかったです。お互いの業務を話し合う中で、「教育っていいな」と改めて思いました。
でもやっぱり、GoogleHomeをもらえたのが最高でしたね(笑)
小野瀬:絶賛活躍してます!最高です!
牛嶋:僕は、本立てにして活用しています(笑)。大活躍してます(笑)。
小野瀬:どんな使い方してるんですか(笑)。

君の参加を待ってるぞ!

素敵なご経験をされましたね!そんなお二人は現在、GWに社内でのハッカソンを企画中です。

牛嶋:今回はWEBCAMPメンターを対象に参加者を募っています。絶対にいいハッカソンにします!

元々はどういった経緯で企画されたのでしょう?

牛嶋:今回のハッカソンでの体験を社員の方に話してみたら、「社内でやってほしい」とリクエストがありました。その想いを聞いて、僕自身も「今度はこの経験を伝える側に回りたい」と思い、企画を決意しました。
小野瀬:私も今回の経験を社内のみんなに話したら、「面白いね」「もっと詳しく聞かせて!」と言ってもらえて、社内でもやりたいなあと思っていたので、携わることになりました。今後、長期的に継続していけばいいなあと思っています

伝統イベントになるといいですよね!

小野瀬:はい。自分が参加してみて本当に楽しかったので、さらにプログラミングを好きになれました。ハッカソンを通じて様々な経験をすることで、知識を増やすことができるし、対応できる事象も増えると思うので、きっとメンターの自信にもなるはずです。だから、みんなにもどんどん参加してほしいなって思っています。

後輩メンターのことも考えているところが素晴らしいです!成功させたいですね!

牛嶋:絶対成功させたいですね。参加者全員にとって、このイベントが何か一歩踏み出すきっかけになってほしいと思います。
小野瀬:皆さん本当に参加してください!絶対楽しいイベントにします!!

お忙しい中インタビューにご協力いただいた牛嶋さん、小野瀬さん、ありがとうございました!
新しいことに果敢にチャレンジし、結果を残してきた彼らを誇りに思います!
GWに開催予定の社内ハッカソンについては、またこちらで紹介したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました♩

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