Webメディアを中心に、21ジャンル・79のメディア・サービスを運営している株式会社イード。就職活動をする学生から見たイードの魅力はどのようなところにあるのか? 来春(2024年春)からの入社が内定している、現大学4年生の濱田 果歩さんにお話を聞きました。
マイブームは小さな飲み屋をふらりと探訪!
――先日は濱田さんにインタビュアーをお願いしましたが、今日は濱田さん自身のことをうかがえればと思います! まずは自己紹介をお願いします。
東京都立大学 経済経営学部で経済史や経営心理を専攻している濱田 果歩です。今年4年生になりました。
大学では3年生の時からマーケティングゼミに所属しており、ケース分析やデジタルマーケティング、企業の方と連携して製品開発におけるマーケティング案を考えさせていただいたりと、幅広く実践的に学んでいます。
――濱田さんはすでにイードへの内定が出ているわけですが、残る大学生活を送るにあたって今のマイブームはなんですか?
ひとつ目は、YouTubeで配信されている筋トレ動画を見ながらのトレーニングです。今は夏に向けてジムに通ってもっと本格的なトレーニングをするか悩んでいるところです。
ふたつ目は、ふらりと小さな飲み屋さんに行くことです。最初の頃はお店に入るだけでも緊張しましたが、そういうお店は他のお客さんとの距離が近く話しやすいので、さまざまな話が聞けてとても楽しいです。
――それでは、今没頭していることなどは?
昔からアニメや声優さんが好きなので、学生のうちに名作と称えられる作品をひとつでも多く見ておきたいなと意気込んでいます(笑)。
好みのジャンルはさまざまですが、特に気に入っているのはアイドルモノや、その作品の声優さんたちが出演するによるライブにいくことですので、今後も“推しごと”を楽しんでいきたいですね。
“推し”のライブへ参戦する濱田さん
幅広いアルバイトで強みを伸ばした学生時代
――過去形でいうのはまだ早いかもしれませんが、学生時代に取り組んだことを教えてください。
高校時代は部活と勉強一色でしたので、大学は「いろいろなことにチャレンジする」という目標を掲げて臨みました。
アルバイトでは、飲食店やデパ地下の販売員、セミナーの受付、イベントスタッフなど、さまざまな仕事を経験しました。ちょっと変わったところでは、子供たちと一緒にダンスするような仕事もありました。それまで子供を相手にするのがあまり得意ではなかったのですが、そのアルバイトを通じて笑顔で接することができるようになりました。
幅広く挑戦しましたので仕事をうまくこなせずに苦心することもありましたが、振り返るとチャレンジを通じて視野と世界が大きく広がったと感じています。この行動力を社会に出てからも活用し、人生を豊かにしていきたいです。
――そうしたチャレンジや就職活動を通して見えた自分の強みはどのようなところにあると思いますか?
今お話した挑戦意欲に加えて、発信力、調整力、忍耐力の3つだと思っています。発信力は、アルバイト先で能動的にアイディアを出して周囲を巻き込んでいったり、SNSを通して趣味仲間と交流を図ったりすることで培われました。
調整力は、チームで何かを行う際にメンバー同士の橋渡しをしたり、メンバーがその人ならではの強みを出したり伸ばせたりするサポートに回ることで培われました。支える側に回るのも性に合っているようです。
また、中学と高校では6年間部活でバレーボールに打ち込みました。強豪校というわけではありませんが厳しい部でしたので、怪我、スランプ、スタメン争いなどを経て精神面の強さが養われました。一番自信があるのは忍耐力かもしれません。
3年生の5月から就職活動をロケットスタート!
――就職活動はどのように進められましたか?
私は少し特殊だったかもしれません。思い悩むより即行動がモットーですので、3年生の5月にはもう就職活動を始めていました。
その頃はまだ大学のキャリア支援課もガイダンスくらいしか実施されていませんでしたので、選考や1DAYインターンに応募しながら、並行して業界研究や自己分析を進めていきました。
――それはなかなか“体当たり”なアプローチですね!
最初の方に受けた選考は、準備不足で反省することもありました……。しかし、早いうちに面接を数多くこなしたからこそ就職活動というものを肌で感じられました。
また、そこで出会うほかの就活生たちと自分を相対化することで、自己分析とも向き合いやすくなったと思っています。
就職活動で一番大変だったのは自己分析かもしれません。モチベーショングラフで客観視したり、仲のいい友人や家族に話を聞いたりして少しずつ進めていきました。
――自分の強みと言われても、自分ではなかなか分かりませんよね。そのほか、大変だったことはありましたか?
モチベーションの保ち方ですね。私が就職活動を始めたころは友人たちはまだ動き始めていなかったこともあり、「就活は個人戦」という言葉を身にもって感じました。しかも、動くのが早ければその分早く終わるかといえば、決してそうとはかぎりません。先が見えない不安に苛まれました。
――そんな中で、モチベーションをどのように保ちましたか?
一人でもいいので、不安や緊張を共有できる相手を見つけておくこと、精神が疲弊してきたと感じたら自分の機嫌をしっかり取ってあげることですね。私の場合は、おいしいものを食べたり、アニメのイベントに行ったりするのがいい気分転換になりました。
また、面接には芸人さんのような心構えで挑むことを心がけていました。「これは私自身という“ネタ”を披露するオーディションなのだ」と。そう思うことで気負いすぎず、かつテンションを上げて臨むことができました。
若手でもチャンスをつかめる自由な社風が魅力!
――就職活動では、どのような業界を志望しましたか?
小さな頃から出版や広告などのマスコミ業界に憧れがあって、中学生の頃には漫画雑誌の編集部へ見学に行かせてもらったほどでした。アニメや漫画などから影響を受け、時には助けられもしてきましたので、私自身もそうしたコンテンツに関する情報発信を通して誰かの人生を豊かにできれば……という想いがあったんです。
そうした経緯から志望業界は最初からメディア業界一本で、その分業界研究もスムーズに進められました。
また、こうしたお仕事は情報の移り変わりが激しくトレンドの変化も目まぐるしいですから、刺激的で生き生きとしたワークライフを送れそうという期待もありました。
声優さんのイベントに参戦する濱田さん
――そんな中、応募する会社はどのようにして選びましたか?
「自分のやりたいことができそうか」に加え、重要視したのは「若手でもビジネスチャンスをものにできるフットワークの軽い社風であるか」です。
それと「社員が仕事に情熱を持っているか」ですね。私は部活でも体育祭でも文化祭でも、一度始めると熱が入りやすいタイプですので、同じ熱量を持った方々がいる会社で仕事ができたらいいなと。
――濱田さんにとってその条件を満たしてくれそうなのがイードだったということですね!
はい。選考などを通して社員の方たちにお話をうかがい、まずは事業を進めるスピード感に魅力を感じました。アイディアが生まれたら即実行し、形にしたという社員さんや、1年目から幅広い業務に携われる社風に強く惹かれました。
私の固定概念を覆すほどに自由な働き方ができるところや、社員のみなさんがそうした自由におぼれることなく、その自由さを支える責任の重さを自覚されているのにも感銘を受けました。
人事の方たちも採用イベントや選考のたびに親身に連絡をくださり、そんなところから伝わるみなさんの人柄の良さも決め手になりました。
仕事にどれだけやりがいがあっても、社内の雰囲気がよくないとやっぱり辛くなってしまうと思いますので。
学生時代のチャレンジは必ず財産になる
――イードの内定者インターンに参加しての感想を教えてください。
プロデューサーの方々の営業活動に同行させていただき、業務時の空気感や進行の仕方など、多くのことを学べました。すごく有意義で充実したものになっています。
入社後に働くイメージが固まってきましたので、来春の入社がますます楽しみになりました。
――入社後のビジョンや目標はありますか?
ずっと大好きなアニメや声優さんに関われる仕事がしたいと思う一方で、未知のジャンルに飛び込んでみたい気持ちもあります。多岐にわたるジャンルのメディアを展開するイードに入社するからこそのワクワクだと思っています。
入社してどこに配属されるかまだ分かりませんが、どのようなジャンル、業種であってもゆくゆくはチャンスを見出した分野で大きなビジネスを立ち上げたいとも考えています。
そして、それができるのは私自身に信頼があってこそだと思いますので、まずは仕事を任せていただける存在になること。そうなるために、常に目標と情熱を忘れずにいたいです。
インターン時に、世界最大級のアニメイベントであるAnimeJapan2023へ参加してもらい、映像系メディア「Branc」にてイベントレポート記事の執筆に挑戦いただいてます!
――ありがとうございます! それでは、最後に就活生のみなさんにメッセージをお願いします。
学校でもプライベートでも、気になることがあったらまず飛び込んでみることをお勧めします。常にうまくいくとはかぎりませんが、そこでの経験や出会いは間違いなく自信につながり、財産となります。
就職活動では、思うように結果が出ず自信を失いかけることもあるかもしれません。そんな時も、それまでのチャレンジで得た財産や自分らしさを見失うことなく持っていれば、きっと自分に合った企業とマッチングできると思います!
――ありがとうございました!