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コロナが終息したら…… 旅のススメ~善寶寺編~

こんにちは、イデアルアーキテクツのIKです。

ようやくコロナが収束の兆しを見せはじめましたが、終息するまでまだ油断はできません。
そろそろどこかに行きたいものです…。

さて、今回は山形の鶴岡にある善寶寺(ぜんぽうじ)をご紹介します。

実は私、2年連続で山形・鶴岡に行っているんです。
最初の目的は芋煮でした。
ニュースでよく見る日本一の芋煮会に行ってみたくなりまして。
そういえば山形にはクラゲで有名な水族館があるな…と思い、鶴岡にある加茂水族館にもついでに行ってみることにしました。
実際には山形市内から鶴岡までは高速バスで出羽山地を一山越えて2時間くらいかかるので、ついでというレベルではないのですが…。
加茂水族館の付近で宿を探すと、湯野浜温泉という日本海に面した温泉街を見つけました。
湯野浜温泉の近くで面白いところはないかな…と探すと、善寶寺というお寺を発見。
なんとこのお寺、平成初期に一大ブームとなったあの「人面魚」で有名なお寺です。
とまぁ、このような遠回りをして今回紹介する善寶寺にたどり着きました。


ところが1年目、山形駅に昼頃到着して芋煮会の会場へ向かうとすると、すでに芋煮完売。
15時位から残り汁を無料配布するとアナウンスがあったのですが、このあとの予定もあって即時撤退。
次の年のリベンジにつながるわけです。
ちなみに2年目は始発の新幹線で山形まで行って、9月の炎天下の中、熱々の芋煮を汗だくで美味しく頂きました。
芋煮は冬の寒い時期に食べるものですね…。

山形駅に戻って高速バスで鶴岡駅そばのバスセンターまで。
土日ダイヤだったため、すでに湯野浜行きの終バスが行ってしまったというアクシデントを受け、バスセンターなのにタクシーを呼んでもらってタクシーで移動。
案内所で「途中の道の駅で降りてたら終バスに乗り継げた」と言われましたが、某バス旅のプロじゃないんだから…(笑)

湯野浜でホテルでは夕食をつけていなかったので、訪れた近所の個人居酒屋で女将さんに「芋煮会行ってきたんですけど食べられなくて…」なんて雑談をしていたら、偶然あるとのこと。
なんと幸運なことに芋煮にありつけました。
牛肉と野菜の甘味と里芋の食感、さらに偶然入ったお店で芋煮が食べられる嬉しさで最高に美味しかったです。
ついでにさんまも焼いて頂いたのですが、目黒のさんま祭りと芋煮会がちょうど同じ日で芋煮会を選んでしまったために行けなかったので、全てが満たされるラッキーなお店でした。
ちなみに、目黒のさんま祭りも別の年にリベンジしました。

翌日、朝イチで善寶寺まで。
昭和の時代、鶴岡駅からこの善寶寺の前を通って湯野浜まで電車が通っていたようで、お寺の前に廃駅があります。
これが残っていればタクシーに乗らずに済んだのに…。
五重塔もある、手入れの行き届いたとても立派できれいなお寺です。
朝のお勤めの読経も心地よく。
少し離れた奥の院手前にある「貝喰(かいばみ)の池」の鯉に餌をやりつつ、人面魚を探すと…おそらくこいつではないかなという鯉を見つけました。
鯉は50年ほど生きる場合もあるようで、どうやらご存命のようです。


帰宅後、実家に帰った際に「最近趣味で御朱印を集めてる」なんてことを両親に伝えると、20年ほど前に他界した祖父も御朱印を集めていたと御朱印帳を出してきてくれました。
中を見てみると、なんと祖父も人面魚ブームの折に善寶寺を訪れていたようで、その御朱印が残っていました。

随分遠回りをして偶然訪れる事になった善寶寺、まさかあとからこんなめぐり合わせを知ることになろうとは。
個人的にものすごく印象深いお寺となりました。

2年目の鶴岡では羽黒山の出羽三山神社と鳥海山大物忌神社に訪れたのですが…これはまた別の機会にでも。


加茂水族館のクラゲドリームシアター

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