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スタートアップ経営に必須!組織とカルチャーを強化する合宿のデザイン

株式会社hokan代表取締役CEOの尾花政篤(@ShigeObana)と申します。株式会社hokanは保険業界特化型のSaaS、hokan®を提供しています。

hokanでは2019/08/29〜2019/08/31にかけて、2泊3日で合宿を行いました。

3日間を有意義な時間にするために、デザイン思考でよく使われる手法も取り入れながら合宿のコンテンツをデザインしました。

この記事では、合宿を行った理由や、合宿のコンテンツ設計などについてご紹介いたします。

かなり綿密に設計を行ったので、スタートアップで合宿を企画中の方には参考になるのではないかと思います!

目次

  1. 社員が10人を超えたタイミングで地盤固め
  2. タイムテーブルは分単位で設計し、発散・収束をリピート
  3. 保険業界の課題とその解決策のアイデア出し
  4. 将来にわたって残すべきhokanの良さ=カルチャーを議論
  5. 会社と各チームの年内の目標設定を明確化
  6. 今、重点をおきたいValueを体現したMVPの表彰!!
  7. 急成長につきメンバー積極採用中です!

社員が10人を超えたタイミングで地盤固め

まず、合宿を開催した理由は、hokanにとってちょうど節目となる2019年8月に地盤固めをしたかったからです。

- 2019/8/1から3期目に突入した
- 2019/8/1から社員が新しく2名増えて10名になった
- 次のSeriesA Roundに向けて、グッと数字を伸ばしていきたい(hokanはPre SeriesA Roundまでで累計2億円を調達済)

節目の8/1から1ヶ月たった8月末のタイミングで、新メンバーのオンボーディングも兼ねて、合宿を行うことにしました。

合宿にするにあたって、大きく分けて3つのテーマを設定しました。

① “保険業界をアップデートする”というのはどういうことか?
② hokanで今後も残すべき文化は何か?
③ 年末までに何を達成するのか?

hokanでは普段から毎週月曜日と金曜日にBizSys会議という名の全社会議を行っています。

月曜日に週の目標を立てて、金曜日に達成状況の振り返りを行います。また、月の最初のBizSys会議では当月の目標を立て、月の最後のBizSys会議では当月の振り返りを行っています。

BizSys会議ではMRRや残キャッシュ、営業や開発の進捗状況などが話されます。しかしながら、ミッション・文化・中長期の目標などを議論する機会は少ないです。そのため、合宿という場を設定しました。

タイムテーブルは分単位で設計し、発散・収束をリピート

合宿のファシリテーションは私が行いました。

ファシリテーションするにあたって、有意義に時間をつかうためタイムテーブルは分単位で設計しました。

ここまでしっかり設計したのは、ダレるのを防ぐという目的もありました。


以下のリンクから今回の合宿のタイムテーブルをスプレッドシートで見られます。もし合宿のタイムテーブル設計を検討中の方がいらっしゃったらご覧ください。

タイムテーブル設計時には、デザイン思考で用いられるダブルダイヤモンドモデルの概念を取り入れました。


ダブルダイヤモンドは2つのダイヤモンドで構成されており、1つ目のダイヤモンドで正しい問題を特定し、2つ目のダイヤモンドで解決策を特定します。

そして、各々のダイヤモンドでは「発散→収束」を行います。

この「発散→収束」というプロセスを多用しました。


発散のステップでは、まず個人ワークで付箋に自由な意見をたくさん書いてもらうようにしました。そしてグループワークの中で「批判・否定は禁止」というルールを設けながら、沢山のアイデアを出すことを促しました。

収束のステップではグループワークで発散したアイデアを絞り込みました。

いずれのステップでも全体発表を設けて、お互いの考えを共有し、議論が深まるようにしました。

また、PCとスマホは原則禁止であることを最初に宣言しました。

全員の貴重な時間をフルに活かすために、対話・議論を促したかったからです。

PCとスマホを禁止したことで、かなり集中して議論することができました。

保険業界の課題とその解決策のアイデア出し

hokanのミッションは"保険業界をアップデートする"です。

このミッションを深堀りするため、「"保険業界をアップデートする"とはどういうことか?」を議論するワークを行いました。


上述の通り、ダブルダイヤモンドモデルにならって発散・収束を繰り返すような流れで進めました。

まず、ワークに入る前に私の方から業界に関わるプレイヤーを提示しました。(大枠を提示することが目的だったので、ざっくりとプレイヤーを書いています)


そして個人ワークからスタートしました。

上記の業界に関わるプレイヤーを見ながら「誰がどんな課題を抱えているか?(抱えていそうか?)」を個々人が付箋に書き出しました。


一通り付箋での洗い出しが終わった後は、グループワークに移ります。

「誰のどんな課題を解決すべきか?」というのを議論したり、「沢山ある課題の中でも本質的な課題はどれか?」というのを議論しました。


最後に全体発表で各グループで議論した課題を共有します。


保険業界で解決すべき課題の候補として、以下のようなものがあがりました。

<一般消費者>
- 保険加入のフローが複雑すぎる、書類が多すぎる?
- 一般消費者がいつどのように保険を見直しすればよいのかが分からない?
- どの営業マンを信じればいいのか分からない?

<保険営業>
- 手数料体系が保険営業の利益至上主義を生み出してしまっている?
- 保険会社を横断したデータの収集・集計が大変?

<保険会社>
- 保険会社のソリシター(保険代理店営業)は煩雑なサポート業務に追われて、創造性の高い仕事ができていない?
- 書類が多くオペレーションが複雑化している?

少し尖っているものとしては、次のような意見も出ました。

- 募集人資格が簡単すぎるのではないか?
- 保険の内容が複雑で保険会社システムの要件定義に時間がかかるのでは?

全ての課題を今すぐに解決できるわけではないですが、課題が沢山あるという共通認識をもつことができました。

解決策についても同じような流れで議論を進めましたが、時間に限りがあったため解決するアイデアのディスカッションにとどめました。

私の方から上述の議論を踏まえた上で、hokanの将来の事業展開構想を説明しました。


事業展開構想はここに書くことはできませんが、テクノロジーの力を活用して、保険に関わる人の創造性や可能性を飛躍させるべく、様々な事業展開を進めていきます。ご期待ください!!

将来にわたって残すべきhokanの良さ=カルチャーを議論

改めて、私の方から下記のnoteを見せながら、hokanの3つのValueを改めて説明しました。

その後、上記の議論と同じようにチームに分かれて議論を行いました。

hokanの強みを洗い出した上で、その中でも将来にわたって残すべき強み=文化とは何なのか?を議論しました。

メンバーからはhokanの強みとして、以下のようなものがあげられました。

- 失敗を経験させてくれる度量の大きさ
- お互いの違いを認めつつ、最先端のことにチャレンジさせてくれる
- 強みにフォーカスする
- 経営状況や組織全体としてどこを目指しているのかが共有されている

私が会社として一番重要視しているのは、個々人が自分自身を最速でアップデートする環境を提供することだと伝えました。

"保険業界をアップデートする"という大それたMissionの達成を目指すからには、自分たちが自分たち自身を最速でアップデートしていかなければならないからです。

会社と各チームの年内の目標設定を明確化

最後のコンテンツとして、年内の目標設定を行いました。

まず私の方から年内の経営目標を伝えました。

その後、hokanの事業責任者の阿部を中心に年内のプロダクト開発ロードマップを議論しました。


プロダクトの議論が終わった後は、SBO/Biz/Devの3チームに分かれて年内の目標設定を行いました。

全員のなすべきことが明確になり、年内走り切る準備が整ったと思います!!

今、重点をおきたいValueを体現したMVPの表彰!!

合宿の最後にMVPの表彰を行いました。

今回のMVPはhokanの3つのValueの中でも、特にSOJOを体現した中川が受賞しました!

SOJO
 互いを知り、互いを活かす。
   相乗効果で、想像以上を。
     恐れず新旧を掛け算しよう。


表彰状はCTO横塚の直筆です!達筆!!w

hokanには個性が強いメンバーが集まっているため、横の連携がおろそかになることがあります。

そんな中、中川は、

- 会長の小坂やCTOの横塚と連携して、技術顧問浜辺氏の就任に貢献したり
- SBOチームと連携して、フロントエンジニア採用に向けて動き回ったり
- エンジニアリングマネージャーとしてBizとDevの橋渡しをしながら、フロントエンドチームをまとめたり

等々のSOJOを体現するような活躍を見せたことが理由で、MVPに表彰されました!!

※中川の活躍によって実現した技術顧問就任の背景はこちら↓に詳しくまとまっていますので、ぜひご覧ください。

今回の表彰は1人だけでしたが、活躍しているメンバーが沢山いるので、本当はもっと多くのメンバーを表彰したかったです。

- 営業と開発のバランスをとりながらトップラインをガンガンつくっていったり
- 自分の持ち場を気にせず、採用やCSにもチャレンジしたり
- 今まで全く経験がなかった"営業としてお客様を担当すること"に初挑戦したり
- 大きく成長して、システム設計やインターンメンバーへの指導をリードしたり
- ユーザーの声に真っ先に反応して、素早く状況を把握して必要なアクションを行ったり
- 組織の中で自分を活かせる働き方・仕事の引き受け方を模索したり
- 自分より年上のメンバーに仕事を依頼しながら1つの領域を責任もって担当したり
- 参画して早々に重要で重たい機能開発に取り組んだり
- 仕事の仕方も職場環境も大幅に変わる中、必死にキャッチアップしたり

そのため、MVP表彰はこれからも四半期ごとに続けていく想定です。また、もっといろいろな賞を設けて、多くのメンバーにスポットライトを当てていこうと考えています。

アップデートしていることを互いに承認し合い、伸ばし合うような会社にしていきます。

急成長につきメンバー積極採用中です!

hokanはPMFを達成し、ハイタッチを中心に営業していく戦略で急成長を続けています。

優秀なメンバーが沢山集まっており、会社としてのまとまりも非常に強いです。

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