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治療だけでなく、「予防に関われる管理栄養士」になりたい。クリニックから医療系ITベンチャーに転職した管理栄養士、白石の想いとは

H2株式会社はデジタルの力で日本の健康課題をサポートしていくという思いのもと、生活習慣病管理アプリ「シンクヘルス」の展開を主軸として、それぞれのメンバーが強い志を持って働いています。今回は、H2が日本で事業を開始した直後からジョインをした管理栄養士の白石にインタビュー。これまでの経歴やクリニックではなくITベンチャーであるH2で管理栄養士として働く思いについて話を聞きました。

民間企業で働いた後、東洋医学に関心を持ち単身で中国に

ーこれまでの経歴について教えてください。

私は栄養士系の大学を卒業した後、管理栄養士の免許を取得したのですが、学校や病院ではなく一般企業に入らずに一般企業に就職しました。20代では営業も経験し、30代に入って健康食品を扱う化粧品会社に転職をし、チーフを務めた経験もあります。その後、ちょうど35歳になった頃に改めて管理栄養士になることを改めて志し、単身で中国に渡りました。中国では3年ほど滞在し、日系企業の食堂のアドバイザーや日本人学校で栄養食育講師を務めたり、料理教室や料理ライブを開催していました。その後帰国して、管理栄養士の仕事をいくつか経験、そして東京のクリニックで管理栄養士をしている時にH2に出会い、入社し、現在に至ります。

ー単身で中国に渡るとはすごい勇気ですね!中国にいこうと思ったきっかけはなんだったのですか?

元々、東洋医学に興味を持っていたことが大きいです。東洋医学は薬に頼らず、漢方食材やスパイスなどの食事で病気を治癒するという考えが根付いています。これは管理栄養士の仕事にも通ずるものがあるのではないかと考え、行くことを決めました。

ー糖尿病領域に興味を持った経緯を教えてください。

中国でたくさんの糖尿病患者を見てきたことが大きいですね。中国では文化的な背景もあり、日本以上に糖尿病患者が多い状況であることを知りました。家族のように可愛がってくれた方が糖尿病を患い、長年インスリンを打ちながら生活していたり、また仲良くしていた中国人親族も糖尿病による合併症を患っていたり。話を聞くだけではなく、低血糖症状を目の当たりにすることもありました。つまり、糖尿病がどれだけ恐ろしいか?を身近に感じる瞬間がたくさんあったわけです。

このような出来事がきっかけで、糖尿病を防ぐための栄養指導に興味を持つようになり、帰国後はも糖尿病患者様に関われるクリニックに転職をしました。

「治療の前段階」からより多くの糖尿病患者をサポートしたいという思いでH2に転職を決意

ー転職をしようと思ったきっかけについて教えてください。

より多くの方と関わって、糖尿病に役立つ活動をしたいと思ったからです。クリニックでは糖尿病患者様の栄養指導を中心に、高血圧や脂質異常症といった症状がある方への指導を行っていました。その仕事にはやりがいもあったのですが、仕事はある意味単調でした。糖尿病になってからではなく、「糖尿病になる前の予防のための管理指導をしたい」と考えるようになったのです。

またクリニックは特性上、どうしても糖尿病が悪化してからの患者様への介入や指導になってしまい、未然に防ぐことはできません。そして良くも悪くも医師の方針に委ねられるためてしまうので、院内で私のできることは限られてしまう現状もありました。

時が経つにつれ、重症化していく患者様も見受けるようになり、糖尿病になってからではなく、「糖尿病になる前の予防が大切だ」と考えるようになっていました。

これからどんな栄養士でありたいかを改めて考えた結果、より多くの糖尿病患者様に関わるという観点から、理想はITを駆使した環境、また治療ではなく予防の観点でも仕事ができるところが良いと思うようになり、転職を考えていました。

特にITに関しては、自分の年齢が上がるにつれ、スマホ世代の方々の疾病者が増えることも鑑みると、必要不可欠な分野だと思っていました。

ーH2はどのようなきっかけで知りましたか?

たまたま知人が、当時H2が出していたWantedlyの募集を見て、知らせてくれたのがきっかけです。転職を視野に入れているとは話していなかったので、驚いたのを覚えています(笑)。知人はH2が「糖尿病関連の予防のサービスを扱っている会社であること」「台湾発の企業であること」から私の経歴にマッチするのではないか?と思って勧めてくれたそうです。実際に募集内容を見て、「まさにやりたい!」と思っていたことにマッチしている会社だと感じ、他の企業を見ることなく選考を受けることに決めました(笑)

ー入社の決め手があれば教えてください。

H2なら、「糖尿病に関わる多くの病の方のサポートと栄養指導ができる」と感じたからです。当時のH2はまだ小さなオフィスを構えていた超スタートアップ期で、日本オフィスのメンバーも台湾人とエンジニアの2名しかいませんでした。

スタッフと面談していく中で、中国で身につけた語学力を活かしながら、ITを通じて仕事ができる栄養士として予防のための指導ができるという点にとても魅力を感じ、入社を決意しました。

H2の管理栄養士として、50人を超える方々の血糖モニタリングを実施中

ー現在のお仕事について教えてください。

現在は血糖値の高い方や、お薬を飲んでいる方、合併症のある方、糖尿病予備軍の方も含めて、糖尿病と診断された方が症状を悪化させないための「糖尿病重症化予防プログラム」の策定を行っています。3ヶ月間のプログラムの中で具体的に何をサポートしていくか?どのタイミングで介入をしていくかといったことを、事業開発や台湾チームと連携して策定しています。また社外の方との打合せに同席することも多いです。並行して、2週間のテストプログラムをBtoB、BtoC向けにそれぞれで行っており、私は血糖変動を緩やかにするためのメッセージ介入や、食事サポートを行っています。

具体的にお話すると、モニターの方にCGMという血糖値を測る機器をつけて2週間過ごしていただき、その間の血糖値の変動を日々チェックした上で、私が食事や運動、生活習慣などのアドバイス(チャット利用)やレポート提供を行うものになっています。

多い時は1日に25名ほどの方々とオンラインでコンタクトを取ることもあります。また血糖変動に関する質問を受けることも多くあります。

テスト開始時は25名なんて少ない!と思っていましたが、一人一人のグラフ変動や傾向把握には意外と時間がかかることも多く、あっという間に時間が過ぎる毎日です(笑)。運動量や食事内容のチェック、提案を行っています。

ー病院や学校で管理栄養士として働くのとH2で働くのでは違いに感じる点などはありますか?

「自由度の高さ」と「責任の重さ」に大きな違いがあると感じています。状況によると思いますが、基本的に医療の現場などでは医師の指示に基づいて仕事をしなければいけない面があって、私の場合はどうしても仕事が受け身になってしまうことがありました。患者様に対しての指導や介入にはもちろん責任はありますが、「最終責任は医師」という環境に、若干甘えもあったように思います。

一方、H2は自主性を重んじもらえます。やりたいと思ったことは提案するとすぐに議題としてあげてもらえたり、時間管理が個々に委ねられたりしていて、裁量を持って働ける環境があると感じています。ただ、その分、クリニックとは違った責任の重さがあります。特に、今、管理栄養士はまだ少人数体制ですので、H2の栄養士としての評価は全て個々に返ってきます。時に厳しい評価をいただくこともありますが、これだけ社会人歴が長くても、反省して改善できるきっかけをいただけることはそうそう無いと思いますし、まだまだ成長できるチャンスがあること自体、ありがたいです。

ーやりがいを感じている点があれば教えてください。

一緒に働くメンバーと、協力しあってプログラムを作っていけることです。今は、事業開発のメンバーとのやりとりが中心で、例えばで「1週間に何回介入できるか」とか「介入時間はどうするか」など相談しながら決めていますが、仮にちょっと難しい状況があったとしても、過去の営業経験からか、彼らが取ってきたチャンスを管理栄養士としてできる限り実現したい、メンバーの想いに応えたプログラムを提供したい気持ちでいっぱいです。今までより、より良いものを一緒に作ろうと切磋琢磨していける仲間との連携にとてもやりがいを感じています。

日本と台湾の橋渡し役を担いながら、後輩育成にも力を注いでいきたい

ー今後の目標を聞かせてください。

若手の管理栄養士の育成に力を入れることです。H2だけでなく、業界全体で20代、30代前半の管理栄養士がもっと活躍できる世の中になってほしいと思っているので、プログラムの体制が整った後は、これまで私が経験してきたノウハウを提供していきたいです。

また、中国と日本の両方で管理栄養士をしてみて、日本には日本の良さ、中国には中国の良さがあることが分かっています。国によって文化や考え方が違うように、食文化や医療背景もそれぞれです。ですので今は「台湾にはあって日本にはないもの」「日本にはあって台湾にはないもの」を融合したい。つまり双方のいいところを交換し合えるための、橋渡しのようなことができるようになりたいと思っています。H2であればどちらも実現できると思うので、この2つの目標に向かって今後も仕事に励みたいです。


ーどのような方と一緒に働きたいですか?

自分をしっかりと持っている方、そして糖尿病に対する想いのある方と働きたいです。正直なお話をすると、H2の管理栄養士としての介入は大変なことも多いです。また保健指導では多くの方と面談していく中で、お褒めの言葉をいただけるときもあれば、厳しい言葉をいただく時もあります。そういった状況下でも、一喜一憂せずに心を保てるメンタルの強さが求められます。

ただ、糖尿病への強い想いがあれば、きっと乗り越えられると思っています。H2の創業者のエドも祖父母が糖尿病だったことをきっかけに起業をしました。同じように家族や身近な人が糖尿病にかかったことがあり、その恐ろしさを知っている、だからなんとかしたい。そんな想い思いを持った方であればどんな状況でも踏ん張れると思っています。

簡単な仕事ではないからこそ、熱い想いを持った方と一緒に働けたら嬉しいです。


ー最後に応募を検討されている方に一言メッセージをお願いします。

今からH2社がやろうとしている保健指導はこの仕事は0から1を作っているので、大変な面もありますが、その分、達成感や充実感を感じられるはずです。また、メンバーは優しい方ばかりで、困った時にはみんなが手を差し伸べてくれます。管理栄養士としての幅と視野をもっと広げたいという方にとってはぴったりな環境です。

興味のある方はぜひ飛び込んでみてください。両手を広げてお待ちしています!

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