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[研修講師]13年以上の実務経験をもつネットワークエンジニア|牧野 耕己 #1

Gizumoの小松です。当社ではネットワークエンジニアを目指される方を募集しています。

「ネットワークエンジニアって実際どんな仕事をするの?」
「研修ではどんな人が教えてくれるの?」

そんな疑問にお答えするべく、ネットワークエンジニアの研修講師を担当している牧野にインタビューをしてみました!ネットワークエンジニアのお仕事の魅力をじっくりをお聞きしましたので、ぜひご覧いただければと思います。

【インタビュー内容】
#1.ネットワークエンジニアの仕事内容について ←今回はこちらをお聞きしました!
#2.社内SEの仕事内容について
#3.ネットワーク研修について

ネットワークエンジニアになる前はどんなお仕事をされていたんですか?

楽器店での販売や、法人向けの広告営業などを経験しました。
もともと人と接することが好きだったので、仕事を選ぶ際は人と関わることを軸にしていました。

どうしてエンジニアになろうと思ったんですか?

妻がネットワークエンジニアで、仕事の話をよく聞いていたんです。
職場には直接コミュニケーションをとることが苦手なエンジニアが多くて、隣の席でもメールでやりとりしていると言っていて(笑)。

その頃僕は自分のキャリアや将来に不安を感じていたのですが、接客や営業で培ったコミュニケーション能力には自信があったので、IT業界だとコミュニケーション能力が自分の売りになるのかなと思い興味を持ちました。

また、もともと働いていた楽器店でDTM(Desk Top Music)というPCを使って音楽を編集するような機材を扱っていたので、エンジニアの業務に活かせる部分もありそうだと感じました。

エンジニアという職種の中でもいろいろな種類があるのですが、ネットワークエンジニアは縁の下の力持ちのような印象を受けました。今使われている技術やシステムを支えるというところにも魅力を感じ、ネットワークエンジニアを目指すようになりました。

ネットワークエンジニアとしての1社目の企業は、どのような基準で探したのですか?

複数の企業を受けたのですが、会社の規模感や社風に軸をおいて会社を探しました。

エンジニアになると決意したのが27歳のときで、スタートとしては遅いと思っていました。今までの経験を活かしつつ1人1人の活躍に注目してもらえるところに行きたい、と考えて中堅規模の企業をメインに転職活動をしました。

また、一緒に働く人の雰囲気も重視していたので、できるだけ面接に行って直接お話することを大切にしていました。1社目の企業では社員が生き生きとしていて、向上心をもって働いている様子を感じられたのが決め手になりました。

1社目の企業様にご入社されてから研修を受けたのですか?

そうです。ネットワークについて知らないことだらけだったので、基礎からじっくり学びました。今考えると研修内容自体が特段難しいわけではなかったのですが、始めて聞いた用語も多く覚えるのに苦労しました。

早く知識を身に着けたいと思っていたので、当時は研修の時間が終わってからも毎日3時間は勉強していました。

同期の存在も大きかったです。研修後に同期とご飯を食べながら研修内容をまとめる時間を作るなど、知識をアウトプットしあうことで一度覚えた内容を忘れないよう心がけていました。

僕は今研修生を教える立場ですが、自分自身も同じように研修を受けてエンジニアになった経験があります。みなさんの気持ちに寄り添えるのはこのときの経験があったからだと思っています。

研修終了後はどのようなプロジェクトに参画したのですか?

最初に参画したプロジェクトでは、金融系や官庁系のネットワークやサーバーの運用・保守を行いました。約40社ほどのネットワークを運用していました。

ネットワークの構成も、使っている機器も、監視装置も企業ごとに違うので、同時にいろいろな種類のネットワークを扱うのはかなり大変でした。ただ、このプロジェクトでかなりの種類の機器を扱ったので、とても貴重な経験ができたと感じています。

対応するアラートも案件によって大きく変わってきます。

極端な話ですが、ホームページの種類によっては海外から攻撃を受けてしまうような事例もあります。これをDos(ドス)攻撃と呼びます。通常は1000件くらいしかアクセスがないようなページに急に何万件とアクセスがあると、サーバーにアクセスできなくなってしまうことがあります。
また、有名なアーティストのコンサートのチケットを販売するときに、アクセスが集中してサーバーがダウンしてしまったりする話もよく耳にしますよね。

これらの事例のように、サーバーの負荷によってシステムがダウンすることを防ぐために、「しきい値」というものが設けられています。しきい値が70%くらいになったらアラートが上がるので、それを確認して対処するような業務も行っていました。

システムごとに監視装置があって、通常時は定期的に信号を送って正常に作動しているか確認していました。アラートがあがったらどこでどんな障害が起きているのか見つけて対応する流れです。

いろいろなアラートを並行して確認するのは大変そうですね。

そうですね。
ただ保守・運用業務はチームで動いていることが多いので、チームメンバーと業務を分担したり、複数人で確認できるように担当を分けていました。

僕は夜勤帯の業務を担当することも多かったのですが、夜勤帯は監視しているシステムやネットワークの利用者も少ないのでアラートが上がることはそれほど多くなかったです。障害が発生するかどうかで忙しさは大きく変わります。

毎日のタスクとしてはどういったことを行うんですか?

一般的に、ネットワークやサーバーは24時間365日稼働しています。
運用・保守業務はエラーが起きた時にすぐに対応しなければいけない業務なので、日勤と夜勤に分かれていて、交代しながらずっと確認し続けています。

1日の始まりは、輪番交代の引き継ぎから始まります。
引き継ぎ後は、監視画面と呼ばれるモニターを監視しながら常にエラーに備えています。大きなエラーが起きたときはアラーム音で通知してくれるので、そのエラーがどういった内容なのかを切り分けて、復旧させるための手順を行います。これがいわゆる保守業務です。運用業務では、定期的にシステムや機器の正常性をチェックするような作業が多いです。
交代の時間がくると、その日起きたエラーの種類や対応内容などを引き継いで、1日の業務が終わります。

このプロジェクトでのやりがいや大変だったことを教えてください。

最初は覚えることが大変でした。
全てのシステムが大手企業のもので、セキュリティが強固な分、手順が細かいところまで決まっているんです。本番環境を触ろうと思ってもすぐに入れるわけではなくて、本番環境を触るための踏み台があって、その踏み台のサーバーから経由するような流れで対応していました。セキュリティ面で学ぶことも多かったのですが、その分覚えることだらけでした。

手順書自体もデータに残すことが許されないようなプロジェクトだったので、すべて紙媒体で保存されていました。セキュリティの関係で作業を行っている部屋から持ち出すこともできないので、障害が起きたら分厚い手順書で対処法を調べていました。

大きな障害が発生したときにチームメンバーと協力して解決できたときは、とてもやりがいを感じました。

最初のプロジェクトでは最終的に統括リーダーも担当していたので、手順書もかなり読み込んでいたんです。障害が発生した際にリーダーとして焦らず対処できるのはかっこいいと思って頑張っていました。内心バクバクしてるんですけどね(笑)

手順書って基本的な情報が書いてあるものなのですが、知識が少なくても手順書をしっかり読めば対応できるようになっているんです。ただそこで知識をもたずに指示通りコマンドを打っていくのと、それがどんなエラーなのかを理解して対応するのって全然違うんです。

リーダーになるまでに基礎からしっかり知識を身につけたことによって、リーダーになってからはさらに自信を持って早く対処できるようになりました。

資格もこの頃取得したんですよね?

そうです。CCNAとCCNPの資格を取得しました。

CCNAはネットワーク機器の大手であるCisco社による認定資格です。基礎的な内容がほとんどですが、範囲は広いので幅広い知識を身につけるのは大変でした。

CCNPはCCNAの上位資格で、資格を得るためには3科目受験しないといけないんです。業務と並行しながらの学習だったので、1つの科目に合格するのに3ヶ月ほどかかりました。

資格を取得してからは業務内容の理解度があがっただけでなく、ネットワーク全般の理解度が深まり広い視野をもって働けるようになりました。ネットワークエンジニアとしてはもちろんですが、このあとの社内SEの業務でも活かすことができたので、取得してよかったと思います。

その後マネージャー業務も行ったんですよね。具体的にはどんなプロジェクトだったんですか?

金融系のプロジェクトのサービスマネージャーを担当しました。

サービスマネージャー業務は、クライアントとチームメンバーとの間に立つような役割でした。クライアントから依頼があったときに手順書を作り直したり、チームでの要望や改善点などをクライアントにお伝えして対応したりしていました。運用・保守だけでなく構築にも関わり、よりクライアントと近い立場で働くことができました。

マネージャーとしての業務は、知識や高度なスキルを持っているだけでは対応できないんです。お客様との対話力であったり、コミュニケーション能力がさらに鍛えられました。

牧野さんのコミュニケーションスキルが活かせるようなポジションだったんですね。3つ目のプロジェクトはどんな内容ですか?

このプロジェクトではメールに特化した保守・運用を行っていました。
メール系のエラーで運用・保守部隊で対処できなかった障害が、エスカレーションされて最後にたどり着くようなところだったので、メール系の知識がかなりつきました。

エラー対応が長引いてしまってお客様に影響を及ぼしてしまう際に、プロバイダのホームページで告知をするという判断なども行っていました。

例えば警察から依頼があって、この事件の犯人がここのプロバイダのメールアドレスを使っているかもしれないから調査してほしいとか、そんな相談を受けたりもしていました。

毎回同じ業務というよりは、その時々でクライアントや他部署と相談しながら対応する業務が大半を占めていました。

牧野さんも何も知らない状態から研修を受けてエンジニアになったんですね。

ネットワークエンジニアとして、運用・保守・構築など幅広い業務やマネジメントをご経験されたお話を聞くことができました。
みなさまも、ネットワークエンジニアの具体的な業務内容をご想像いただけたのではないでしょうか?

次回は社内SEとしてのご経験についてお聞きしていきます!

[研修講師]13年以上の実務経験をもつネットワークエンジニア|牧野 耕己 #2 | ぼくらはこうしてエンジニアになりました
Gizumoの小松です。当社ではネットワークエンジニアを目指される方を募集しています。 「ネットワークエンジニアって実際どんな仕事をするの?」「研修ではどんな人が教えてくれるの?」 そんな疑問にお答えするべく、ネットワークエンジニアの研修講師を担当している牧野にインタビューをしてみました!ネットワークエンジニアのお仕事の魅力をじっくりをお聞きしましたので、ぜひご覧いただければと思います。 ...
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