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【代表インタビュー】コンサルを辞めて独立した理由。「住宅業界の変革」で実現したい世界とは

ギバーテイクオールで働く人を紹介するインタビューをはじめました。今回紹介するのは、ギバーテイクオール株式会社の代表である河野さんです。

河野さんは、昨年(2017年)の2月にギバーテイクオール株式会社を創業し、最初のサービスリリースに向けて事業を進められているところ。事業としてまさにこれから本格的に動いていくというこのタイミングの今、「どういう組織にしていきたいか」と「今後のビジョン」を中心に、お話を伺いました。

今回紹介する人:河野清博
日系コンサルティングファームに新卒入社後、2013年株式会社リブコンサルティング入社。最年少マネージャー、最年少事業部長を経て、2017年2月ギバーテイクオール株式会社を創業。現在は住宅業界向けのCtoC主体のマッチングプラットフォーム「auka」の開発を行う。(プロフィールはこちら

聞き手:森園凌成
インターン生として、家づくりのための総合情報サイト「auka」を運営しています。(プロフィールはこちら

会社を始める前

ー さっそくですが、ギバーテイクオール株式会社を創業する前は、どんなことをされてきたんでしょうか。

河野:元々新卒としては経営コンサルティング会社に入って、8年間経営コンサルティングをやっていました。キャリアのほとんどは住宅業界のコンサルティングをやっていて、経営戦略の策定から売れ残りの分譲地へ行ったり、住宅展示場に一緒に張り付いたりといった現場まで、ひとしきり全部やりました。同社にてマネージャー、事業部長を経て退職し、昨年の2月に今のギバーテイクオール株式会社をつくりました。

新サービス「auka」について

ー なるほど。もともと住宅業界で働かれていたんですね。それで現在は創業後の第1歩目として、「auka(アウカ)」のサービスを手がけているという。

河野:そうですね。ギバーテイクオールとしては現在、熊本のエリアに特化して、これから家を建てたい人と、もうすでに家を建てた人がマッチングできるようなプラットフォーム「auka(アウカ)」を立ち上げ中です。今年(2018年)の2月以降、本格的にオープンしていく予定です。

サービス名の「auka(アウカ)」には、2つ意味があって。まず最初の「au(アウ)」については、実際に「出会う」という意味と、「合う、合わない」の(アウ)で。次に、「ka(カ)」については、「家(音読みで「カ」)」という意味合いがあります。ちょっとダジャレみたいですが(笑)。

創業の経緯

ー では次に、創業されるにいたった経緯を聞かせてください。

河野:まず、「ある一社を伸ばす支援」はすごいイメージが湧いたんですよね。コンサルを始めたときに。ただそれを100万社やったからといって業界は変わるかというとそうではないから、「それって意味あるのかな?」と思ってしまったのが、会社をつくることになった理由のひとつです。

住宅会社の業界として、販売数を伸ばす支援とお客さんが幸せになることが、全然相関しないんですよね。だから、会社を同時に5社伸ばしていくことをやっていると、言っていることが現実と真逆になっているときがあって。


ー それぞれ、ちがうと。

河野:そう。「デザインが強みの会社」もあれば「性能が強みの会社」もあって。それぞれ支援をしていく中で、「結局これは勧めれば勧めるほど、お客さんは結局何がいい家なんだろう?って迷うだろうな」と思いました。

たしかに一社の会社として見れば、すごい一貫性があるように見えます。ただ、同時に複数の会社を見ている自分からすると、矛盾して見える部分もあって。そんな風にジレンマが起こっていることに、課題感を感じていました。「誰かが業界構造を変えないといけない」という風に思いましたね。


どういう組織にしていきたいか

「個人が主役」の会社にしたい

ー それでは、「今後どんな組織にしていきたいか」という話が聞きたいです。

河野:それでいうと、とてもシンプルで、「株式会社自分」を経営しましょう、ということに尽きるかと思います。いい意味で、「個人が主役の会社」にしたいんです。ピラミッド型の組織は会社の方が強い。

ではなぜ「個人が主役の会社」にしたいのかというと、それは今後絶対に「個人の方が強い時代」になるからだと思っているからです。会社組織より、個人の方が活躍できる時代になるなと思っていて。うちの会社はそういうスタンスでやりたいなと思っています。


ー そこで一つ質問なんですけど、そんな自立した個人が集まることでできることって、何があるんですかね。組織で仕事をする意義というか。

河野:簡単にいうと、「強みをベースに生かせる」ということかなと。うちの会社は「強みを伸ばせ」っていうスタンスだから、自分の強みが最大限発揮できる環境を提供していきたいと思っています。そうすることが「事業を伸ばす」ということにつながってきます。


強みだけでは「進化」はない。「弱さをお互い見せられる」ことが大事な理由

河野:次にもう一個、「人間的成長」もあると思っていて。組織で一番大事なことは、「弱さをお互い見せられる」っていうことです。


ー なるほど。そうすることで、相手のカバーすべき点が分かり、発揮すべき強みも分かる、みたいな。

河野:そうそう。一人でやっていたら、弱さって隠すしかありません。でもうちの会社は、お互い弱いところを見せあえるような組織にしたいなって思っています。なぜなら、その人が本質的に伸びよう、成長しようと思ったときには「弱みを見せあえて、克服すること」が大事になってくるから。

ちなみに、成長というのは「強みの強化」でもあります。そして進化するとは、「弱みを克服すること」。だから実は、強みだけ伸ばしたとしても、成長はできるけど、進化は難しいということになります。

会社のこれから

「住宅業界全体の効率化」を目指す

ー では、これからギバーテイクオール株式会社として目指していきたいことはなんでしょうか?

河野:まずは「auka(アウカ)」のサービス自体をしっかりと立ち上げて、熊本エリアで家を建てる人が全員使っているようなサービスにしていきたいです。つまり、一年以内にファーストリリースからユーザーに使ってもらうというところまでを目指す、という話になります。

また、ゆくゆくは「auka(アウカ)」のサービスが基盤となって、住宅業界のインフラにしていきたいなと。金融(フィンテック)の分野や、物流、IoTなど住宅業界に関わる分野をひとつずつやっていく中で、「産業全体の効率化」がしたいなって思っています。


ー なるほど。家そのものに限った話ではないんですね。

河野:住宅業界って、全然「デジタルコネクト」されていなくて。そこを「自分たちだったらできる」という自信があるから、旗振り役として住宅業界を変革していく役割を担っていきたいと思っています。


家は、建てることが目的じゃない。「いい暮らし」をしたいから家づくりをする

ー そこで最後に聞きたいんですが、「auka」というサービスを通じてお客さんにどう喜んでほしい、というイメージはありますでしょうか。


河野:いい質問ですね(笑)。家づくりはやっぱり、「買って終わり」ではありません。家を買ったあとに重要となる、地域におけるコミュニケーションの線の数を増やすことでユーザー(お客さん)の満足度を高めたいというのが、今思い描くイメージです。


ー コミュニケーションが行き交う、みたいなイメージでしょうか。

河野:そうそう。たとえば昔って、地域に頑固なおじさんがいて、近所の子どもの面倒を勝手にみていたように、地域同士って、コミュニティがつながっていたわけで。それが今では「隣の人でも顔が分からない」という世の中になってしまいました。でももし「auka(アウカ)」で家を作ってもらえればサービスを通じて会いにいくわけだから、近所の人同士が友達になった状態で家づくりができるわけです。

もう一回ローカル化を図ろうとするときに、この20年間で近代化によってなくなってしまった地域のコミュニケーションが復活する時代が来ると思っています。僕は「auka(アウカ)」という、人生で一番大事な家づくりをいろんな人に助けてもらうことによって、地域の人たち同士のつながりが、改めて強化されることで、地域での暮らしを良くしていきたい。


ー たしかに暮らしで大事なのは、家だけでなく人のつながりもあるなあと、今日お話を聞いて思いました。面白いお話、ありがとうございました。

河野:ありがとうございました。

インタビューを終えて


まさにこれからサービスが立ち上がるというタイミングでお話をお伺いすることで、今後「auka」のサービスの展開がどうなっていくのか、また会社組織としての未来像を改めて深く知ることができました。

家づくりは、本来ハッピーな出来事のはずのもの。お客さんは本当に満足しているだろうか?という疑問から、家づくりを通した本質的な幸せにつながるためのサービスは、たしかに今求められているなと。

僕自身もまた改めてインターンとして未来図を描きながら事業に向き合って行こうと思った取材でした。

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