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【創業者インタビュー Vo.2】 創業のきっかけは妻⁉Gastroduce Japanの過去から未来を語ります。

※【創業者インタビュー Vo.1】 「インターネット×食品」に特化して、福岡発の食品プラットフォーマーを目指します。はこちらから

就活は楽天以外にどんな企業を受けていましたか?

リクルート・DeNA・サイバーエージェントなどのIT系が大半でしたが、コンサルティングファーム・不動産営業・メガバンク・生命保険等も受けました。かなり幅広く見ていたと思います。
楽天を選んだのは、三木谷さんの書いた本に非常に共感したからです。ハマること、没頭することこそがプロフェッショナルだという考え方、ワークアズアライフ的な発想にすごく惹かれました。もう一個決定的な理由がありました。楽天がマーケットそのものであることです。そこで売上・利益が上がり、商いが完結します。つまり、ビジネスの最終的な結果が出る場所です。何をどうすれば売れるのか、それがどれだけの利益を創るのか、そんなビジネスの原型を具体的な数字や事例で学べると感じたからです。

楽天ではずっとフードジャンルのECCだったんですか?

最初は色々なジャンルを担当していました。奈良・和歌山エリアグループという配属で、ファッション・グルメ・インテリアなどです。ただ、食品に関する興味が非常に高く、食品の店舗群のコンサルティングを得意だったこともあって、気づいたら食品だらけになっていました(笑)奈良和歌山エリアグループを2年やった後は、東京のフード・ドリンクジャンルにて2年間従事しました。

楽天での一番の想い出は何ですか?

Xファンなので忘年会にYOSHIKIさんが来たときは、楽天に入ってよかったと思いました。というのは冗談ですが、今までにないマーケットを作った仕事が非常に楽しくて、かなり没頭していました。
母の日や父の日というギフトマーケットで売れているものを分析し、真似をするのではなく、KSFをとらえて馬刺しやそばなどを一気に父の日の売れ筋最上位まで押し上げました。 母の日商戦ではゼリーを初めて仕掛けて売上が爆発し、今では弊社クライアントとして楽天市場最高の栄誉であるショップオブザイヤーを獲得した店舗様もあります。そういった出店店舗様と一喜一憂をしながら一つの目標にむかっていく思い出が多くあり、記憶に強く残っています。

Gastroduce Japan株式会社を立ち上げた理由は何ですか?

今の妻である成美さんと元々大学時代に、食にまつわる事業で起業しようと決意していました。一度就職したのは強く自信を持てる分野やスキルを探すためです。実際に楽天では食品ジャンル専門のコンサルタントとして、500を超えるクライアント企業様を担当することができ、勝負できるスキルや自信をつけることができたと考えています。
また、その頃の原体験が実行型のコンサルティング事業を始めたきっかけにもなっています。売れる可能性がある店舗はたくさんあるにもかかわらず、EC事業から撤退してしまう企業様が相当数いました。広告投資をするものの「費用対効果を上げるための試行錯誤」、「リピーター育成をしていない」などで利益を回収できなかったり、思い切って外部のコンサルタントと契約するものの、実は大したノウハウを持ち合わせていないもはや詐欺のようなケースなどもありました。つまり「正しい知識と方向性を持った一切妥協しない当事者」の不在が企業のポテンシャルの発揮を妨げる要因になってしまっていると感じていました。だから、全て行える会社、組織を自分で作ることに決めました。コンサルだけでもなく、制作だけでもない”全てを担える”事業が実行型コンサルティングです。

立上げ初年度で印象に残っていることはありますか?

何より楽しかったです!実質1人でやっていましたが、仕事に没頭して、クライアントの売上も非常に順調に上がっていって。ほんとに何をやってても楽しかったです。 自分が関わっているクライアント2社が、ショップオブザイヤーという楽天市場において最も大きな賞を初受賞できたことは今思えば結構な偉業だったのではないかとも思っています(笑) 月商200万以下のクライアントでしたが、月商数千万ベースまで成長して、ショップオブザイヤーをとることができました。

自分でやるからこその難しさはありましたか?

あります。大手のしっかりとした分業体制の組織で生きていましたので、契約書一つとっても大変でした。いっそのこと全部自分でやったほうが早いと振り切って考えていた時期もありましたが、今は適材適所を考えて思い切って人に任せることができるようにもなってきました。一方で、従業員が増えるほどにプレッシャーは上がりますし、指示や想いがうまく伝わってないケースも当然あったり、まだまだ精進が必要だと日々感じています。

東京から福岡に移転した理由は何ですか?

地元である福岡を少しでも盛り上げたいと考えたからです。自分を育ててくれたこの福岡や九州の発展のために自分が少しでも役に立ちたかったんです。私たちは食品EC事業を爆発的に伸ばすソリューションを持っていますので、福岡や九州からECの有名店をつくっていきたいと考えています。

自社ブランドや自社メディアを立ち上げていく計画があると聞きましたが、何故やろうと考えたのですか?

人にはできなくて、自分にはできることを最大限やるという軸で、今の販売サポート(食品においてはだれにも負けないです)と自社ブランド、ここは最大限やらないともったいないと考えています。実行型コンサルティングで培った食品ECビジネスの運営ノウハウに、自分たちで企画開発した商品を載せてみたいと純粋に想います。何を作ればどれくらいの収益が生まれるかは予測がついています。自社メディアは経験値の低い領域ですが、自分が食品インターネットに通じている上で大きな仮説が生まれており、その仮説が当たれば、食品事業者や生産者または消費者のためになる食品のECメディアができると考えています。個人的には何より挑戦したいフィールドでもあります。
事業展開はこれ以外にも複数していくのですが、このやりたいをやるために、会社として盤石な体制を組むことが大事なため、今自分がやれることを急激な速度で行っています。

自社ブランドは既に進んでいると伺いましたが、具体的にどんな状況ですか?

自社ブランド商品は完成していて第一弾が2020年3月に発売開始です。とても感慨深いですし、Gastroduce Japanの本当に大きな二歩目を踏み出せました。『Kanon』というブランドで、「フルーツ」×「新たな切り口」で発信していきます。 フルーツをデザイン性やこだわりをより伝えられる形で訴求していくことで、いわゆる低価格競争から抜け出せると考えています。それにより消費者と生産者双方が幸せになり、よりおいしいものやよりこだわったものが世の中にもっと出てくるようになってほしいと思っています。そのほかに和スイーツや、グルメなどにおいて、2年間で5ブランドほどの作成を考えております。



Gastroduce Japanは何を目指していますか?

一番念頭においてるのは、収益ではなく、食品EC化率の向上です。そのためには、自分たちの力だけでは不可能で、食品事業者全体をまきこめるような体制を作っていきたいと考えています。食品は後回しにされがちなマーケットですが、冷凍やチルドなどの物流などにいち早く着手していき、食品ECの発展全般に関わっていきたいと思っています。

従業員満足度を高めるための取り組みや施策は行っていますか?あれば教えて下さい。

ウルトラハイスペックパソコンを貸与、モニターも2台完備など、機材に関しては困らない状態を作っています。また年功序列などでは当然なく、あとから入ってきた人が、いきなりマネジメントをするということも当然ありえます。
さらに環境や業務を出来る人は当然給与でお返ししますし、新しいアイディアや仕組みもどんどんいいものは採用していきます。 やる気があり自分の力を試したい人には最高の環境だと思います。

EC経験者はGastroduce Japanに入社すると何を得ることができますか?

売上が上がるということの意味やメカニズムをリアルタイムで実数として学ぶことができます。何をどう行ったかまで見れることは、非常に大きな武器になります。さらに会社も急拡大していきますので、組織作りの楽しさや成長企業特有のワクワク感も味合うってもらえると思います。
また、自分が会社にとって重要だと思うことはドンドン任せていっていますので、そういった裁量権の大きさもあるかもしれません。
改めて、決められたルールの中で動くことに辟易としている方、自分たちの力で新しいサービスを創り出したい方、自分で会社を動かしていきたい方、そして何より変えたい・変わりたい方。是非一度弊社に遊びにいらしてください!「いきなり福岡に行くのはちょっと...」という方はお電話やskypeなどで一度お話ししましょう!

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