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標高400mの森の中にある本社オフィス

当社のオフィスは現在2つあり、本社は標高400mの森の中にあります。

本社と言っても、倉庫にしていた自宅の半地下室ですが(笑)、家具材や工具や農機具がぎっしり詰まっていた状態からほぼDIYでここまで綺麗になり、ようやくお客様をお迎えできる状態になりました。かなりの重労働でしたが、上がり框は近所の大工さんに、窓はその大工さんのお知り合いに取り付けていただき、断熱材の施工から床張り、壁下張り、壁塗り、薪ストーブの設置まではDIYなので総工費は30万円くらいでした。

コンクリート擁壁に3面囲まれているため夏は涼しく、冬暖かく、聞こえてくる音は野鳥と風と虫の声だけ。空気はとても澄んでいて、壁材は珪藻土、冬の間も薪ストーブのためとても快適です。

ただ、近くにコンビニはありません。先日面接に見えた方は、実家が近くということで迷わずくることができましたが、ここにくる方は結構な確率で道に迷いますし、キャリアによっては携帯も繋がりませんので、迷ったらなかなかたどり着くことができません。そんな場所ですので、本社勤務を希望する方は少ないだろうとは思います。ということで、主に学生インターンのためのオフィスは名古屋市内の交通利便性の良いところに構えましたし、来年に開設を計画している首都圏オフィスも交通利便性の良いところになると思います。

ただ思うに、これだけ情報通信技術が発達しているわけですから家賃の高い都心にオフィスを構える必要性は低くなっていますし、質の高い生活を求めて田舎暮らしを始める方はますます増えるだろうと思います。今はまだ本社機能に必要な人員は私を含めて正社員2-3名ですので、これで十分ですが、将来は近隣家屋を購入するなどして、徒歩圏内に本社オフィスを点在させても良いかなあ、なんてことを妄想しています。

本社勤務スタッフには、事務仕事だけでなく薪割りや薪運びの仕事もありますが、自然との繋がりをほぼ完全に失ってしまった現代人にはこれくらいのオフィスが本当はちょうどいいと思うのです(笑)。

一般社団法人ユメ・フルサト's job postings
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