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「パッションが仕事の原動力」社会課題に立ちむかうネパール出身AIエンジニアの哲学に迫る

本日は、7つの特許を取得するなど、機械学習に関する豊富な研究実績を持つ、MLエンジニアのスバスさんからお話を伺います。自らが開発したAI を用いたプロダクトが、人の役に立っている姿を見たいと述べる、スバスさんの【エンジニアとしての哲学】に迫ります。

↓This article in English↓


チャタクリ・スバス プロフィール

ネパール出身、2002年来日。愛媛大学大学院で数値シミュレーションを専攻し、2007年に博士号を取得。その後2年間、東京大学で医用生体工学の博士研究員として働く。株式会社パスコで、GIS、リモートセンシング、コンピュータビジョン、画像処理、大規模3Dデータ分析、レーザースキャンデータからの自動オブジェクトおよび特徴検出に関連する分野で研究開発に従事する中で、ディープラーニング (深層学習) を用いた課題解決に関心を持ち、2018年にエクサウィザーズ入社。これまでに、9つの査読付きジャーナルと25のプロシーディングを発表。https://www.researchgate.net/profile/Subas_Chhatkuli

ディープラーニングへの強い興味

エクサウィザーズに入社する前は、どのようなことをしていましたか。

東京大学で研究をしていた際には、CT スキャンによって得られたデータを用いて、肺腫瘍の三次元運動のシミュレーションを行っていました。8年ほど働いたパスコでは、ディープラーニングを含む様々な機械学習の技術を用いたアルゴリズム開発に携わっていました。画像処理、GIS (地理情報システム) 、リモートセンシング、信号処理、三次元データ解析、レーザーデータ解析など多岐にわたる領域を扱いました。この仕事を通して、日々の課題をディープラーニングを用いて解決してみたいと思うようになりました。


なぜディープラーニングに興味を持ったのですか。

大学卒業後の12年間は、様々な技術を活用しながら、異なる領域の問題を解決するために働いてきました。その中で、従来の機械学習では実現できなかった多くのことが、ディープラーニングによって可能になると確信したからです。

これまでは、ある情報を抽出するために、予測に用いるための数値シミュレーションや、その他の機械学習の技術に取り組んできました。しかしながら、これらの技術を用いて達成できることには限界があります。例えば、ある画像の中から橋を抽出したいと思ったら、橋のデータを生み出すことはできますが、木のデータを抽出しようとすると、一からやり直さなくてはなりません。この方法では、とても時間がかかるにも関わらず正確性に欠け、一連の法則を作るのにたくさんの専門知識が必要となってしまうのです。

これに対して、ディープラーニングは画期的な技術です。ディープラーニングでは、どのようにアルゴリズムが作動するかについてプログラムする必要はありません。データを提示すれば、アルゴリズム自体が法則を抽出しようとするからです。ディープラーニングという新たな技術は、私にとって非常に魅力的でした。


開発のために、本を読み返すこともしばしばあります。


様々な領域に関わる楽しさ―エクサウィザーズでの日々

なぜエクサウィザーズに入社しようと思いましたか。

似たようなプロジェクトを行うのではなく、様々なことに挑戦してみたいと思っていたからです。他のベンチャー企業とは異なり、エクサウィザーズでは医療領域のアプリケーション開発から、スマート・シティに関するプロジェクトまで、幅広い事業に携わることができます。

また、社長の石山さんのビジョンに感銘を受けたことも、入社の決め手となりました。ディープラーニングに関する豊富な知識にもとづき、新たな技術をどのように活用したら社会課題を解決できるのかについて、明確なビジョンを私に語ってくれました。まさしくリーダーに持っていてほしいと思うようなビジョンを持っていた石山さんのことを、心から信頼することができました。


入社後は、どのような仕事に関わっていますか。

この9か月の間に、すでに3つのプロジェクトに参加しました。画像処理に関する2つのプロジェクトを終え、現在はセンサデータを用いて、予測モデルを開発するプロジェクトをリードしています。顧客企業からの要望にもとづいて、AI を用いたソリューション開発に携わっています。また、潜在的な顧客に対して、AI を用いてどのような課題を解決できるのかについて説明することもあります。


エクサウィザーズで実際に働いてみて、どのように感じていますか。

エクサウィザーズでの毎日は、非常に充実しています。長年やりたいと思っていた仕事をすることができていますし、参加するプロジェクトを自由に選ぶことができるため、楽しんで仕事をしています。周囲の社員も、非常に高い意欲を持っており、いつも刺激を受けています。会社が急成長している段階なので、変化のスピードも速いですが、そのような環境を楽しむことができています。

もちろん、仕事をしていて大変なこともあります。誰も取り組んだことのないプロダクトの開発を手がけているため、予定通り進まないこともあります。そんなときは、少しリラックスしてから、また仕事に戻るようにしています。


集中して、開発に取り組む姿は多くの社員の刺激になっています。


AIを用いて成し遂げたいこと

キャリアを通して成し遂げたいことと、エクサウィザーズのビジョンの間にはどのような関係がありますか。

自分の想いは、会社のミッションと強い関係があります。自分が開発したプロダクトが、実際に社会の役に立っている様子を見たいという想いで、日々仕事をしています。また、AI を活用することには、多大な可能性があると信じています。エクサウィザーズのミッションは、 AI を用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現することであり、自分の持つビジョンと重なるものだと思います。


AI の持つ多大な可能性について、詳しく教えていただけますか。

マサチューセッツ工科大学の研究によれば、乳がんやアルツハイマー病のリスクをディープラーニングを用いて予測できるといいます。脳の MRI のデータから情報を抽出して、5年以内の病気のリスクを予測できるというのです。驚くべきことだと思いませんか。予測すること自体は、何も今に始まったことではありません。しかしながら、その予測の精度という観点では、AI は画期的だと思います。


AI の力を活用したプロジェクトとして、エクサウィザーズではどのようなことに取り組んでいますか。

エクサウィザーズには、AI を活用したプロジェクトに携わる機会が豊富にあり、とても充実しています。現在は、交通事故が起きるリスクの予測を行うプロジェクトに携わっています。

具体的には、高速道路のある特定の箇所で、事故が起きる可能性を数時間前に予測することで、発生する事故の数を減らそうとしています。私は、交通データセットを解析することによって、事故のリスクを予測できるアルゴリズムの開発を行っています。

このプロジェクトが成功すれば、道路を使用するドライバーに対して、事前に事故のリスクをリアルタイムで伝えることができます。この情報によって、その特定の時間の高い事故のリスクをドライバーが認識し、注意して運転するか、運転することを避けるようになってほしいです。

これこそが、私たちがディープラーニングを用いて解決しようとしている社会課題の一つだと思います。


最後に、エクサウィザーズに興味を持っている方に向けて、メッセージをお願い致します。

心から楽しいと思えなかったり、熱意を持てないなら、やめてしまえ。これは私の信念です。単に「仕事だから」という理由で取り組んでいるだけでは、良い成果は出ないのではないでしょうか。人生は、自分にとってつまらないことに時間を費やすのには短すぎます。私は常に熱意を持って仕事に取り組みたいですし、一緒に働く人にも仕事に対する熱意を忘れないでいてほしいと思っています。

AIを用いた社会課題解決を行うエクサウィザーズでは、他にも多くの AIエンジニアが活躍しています。お気軽にこちらからご連絡ください。

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