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【People】多様なバックグラウンドの人がいるから面白い。文系→理系へキャリアチェンジした先にあった世界

こんにちは!エスタイルで広報支援をしているフリーランスPR・山口です。

今回は、データサイエンティストの「イワンコフ」にインタビューを行いました!中学時代はアメリカで過ごしていたイワンコフ。また就活では文系→理系に切り替えたといいますが、その理由はなぜでしょうか?ぜひ記事をご覧ください!

【プロフィール】イワンコフ

千葉県出身。中学2年時は、アメリカ・ノースカロライナ州で過ごす。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、新卒未経験でエスタイルに入社。趣味はダンス、ボルダリング。

価値観に影響を与えたアメリカ生活と、理系キャリアを歩むことの決意

私は中学2年生のときに、父親の仕事関係でアメリカ・ノースカロライナ州に移住したことがあります。当時、英語は学年で後ろから数えたほうが早いくらいできなかったし、思春期だったこともあって、環境が変わってしまうことへの抵抗感がすごくありました。

現地の友人ができたきっかけは、日本のアニメでした。アニメを通じて現地の友人らと徐々に話す機会が増えていって、それから打ち解けられたと記憶しています。順応できるまでは辛いアメリカ生活でしたが、今となっては当時の経験こそが、人生に大きな影響を与えていると感じています。コミュニケーション能力も、そこで培われた部分が大きいです。

帰国して大学進学後は、ひたすらダンスに明け暮れていましたね。演者としてはもちろん、イベントオーガナイザー等も経験しました。あまりに私がダンスに没頭していたので、両親はさぞ呆れていたと思います(笑)。

ちなみに私は文系出身者ですが、就職活動の途中で、文系から理系のキャリアに切り替えたんです。それは学生時代に、アパレル会社でのECサイト運営の経験が関係していて、当時簡単ながら、プログラミングを触らせてもらったことがとても印象的だったのです。就職活動を進めるなかで、「やっぱり自分は文系ではなく、理系のキャリアを歩みたい!」そう決意しました。

エスタイルがデータサイエンス未経験者も募集していたというのは、就職先を決める要素で大きいものでした。文系出身者の自分が、データサイエンスの世界に飛び込んできちんと実務で活躍できるレベルに達せられるのか?正直不安な気持ちもありました。ただ、現時点で未経験を募集しているということは、きっと自分よりも前に未経験で入った方がいるからだと思い、飛び込んでみました。

温かく迎え入れてくれたメンバー、経営陣との距離の近さ

新卒且つ未経験だったことに対する不安は、入社直後にすぐ解消されました。メンバーがとても温かく迎え入れてくれたのを、今でも覚えています。代表・宮原も、食事に行く機会を設けるなどして、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれました。そういうエスタイルの雰囲気に、かなり救われた部分があります。しかもそれが入社直後のみでなく、今でも続いているというのがいいですね。今度は新しく入ってきたメンバーに対して、自分がそういう雰囲気を提供したいです。

ちなみに、エスタイルは経営陣との距離が非常に近いのですが、それも良さだと感じています。全てを把握できるわけではありませんが、宮原や丸岡がいまどんな活動をしていて、どんな考えを持っているのか。比較的それが見えやすいというのは、この規模感ならではの良さです。メンバーとも仕事の相談がしやすい環境にあるため、何でも聞ける事はいいですね。声をかけづらい雰囲気だと、何か困ったことがあった際に質問できずに、1人で悶々としてしまいますから。それでは成長機会を阻害してしまいます。

とはいえ、エスタイルはまだ成長中の企業です。社内体制が脆弱な部分もあるので、そういったところは、気づいた人が手を挙げ改善していく文化がありますね。私も色々な社内プロジェクトに携わりましたが、いまは『採用』に関する単純作業を自動化するプロジェクトに携わっています。

”お客様・会社・自分” 3者にとってベストな方法を見つけ出す

業務に関していうと、現在は、”需要予測”と呼ばれるデータ分析をしています。担当する業界は、小売・製造業です。小売の場合は、「〇月〇日、この店舗で〇〇商品がどれだけ売れるか?」を予測します。分析結果に合わせて在庫発注が出来るため、発注し過ぎたり、少な過ぎたりを未然に防げるのです。製造業の場合だと、例えば「この店舗は、一日に商品がどれだけ売れているから、〇個作って送ればいい」といったことを、製品を作る前段階で予測を立てられます。扱うデータは業界によって異なるため、さまざまな業界に触れて知識が更新されていくのが面白いですね。

ちなみに仕事をする上では、何が最終的に「お客様」「会社」「自分」のためになるんだろうというのを、一回フィルターを通して見るようにしています。そのどれか一つに偏りが出ても良い結果を生まないので、三者にとってより良い方法はなんだろう?というのは、心がけています。

例えば、配属された直後は知らないことが多かったのですが、分からないことを分からないまま進めることが、全体で見た時に一番よくないですよね。なので、”調べて分からなければ、すぐに聞く”というのは徹底していました。それは質問する相手が、メンバーであっても、お客様であってもです。「ここはどういう意味なんですか?」「なんでこうなってるんですか?」といった質問を、うざいと思われるくらいしていたかと思います。今はある程度業務に慣れてきたため、さらに自分が提供できる価値はなんだろう、というのを試行錯誤しています。

ちなみに冒頭で、アメリカでの生活のお話をしましたが、そこで培った経験が自分の価値観を形成する上で大きく影響しています。当時、いろんなバックグラウンドを持つ人達がいましたが、それはエスタイルにも通じているように感じます。エスタイルも、業界未経験者はもちろん、色んなバックグラウンドを持つ人達で集まっています。だからこそ、沢山のことを吸収できるし、自分の考えが一個の型にはまらない気がしています。逆に言うと、自分からそういった環境を選んだのかもしれませんね。

AI技術を活用して、今あるものに新たな付加価値を提供したい

今後は、AI技術を活用したサービスづくりに挑戦したいと思っています。具体的なサービス内容はまだ構想中ですが、顧客満足度を高めるために、上手くAIを活用できないかーと思っています。例えば、AIにダンスの振付や、カラオケの採点をさせられるようにするとか。AIと親和性の高そうなジャンルを勉強して、Ai技術が応用できないかを考えてみたいですね。

あとは少し間に合いませんでしたけれど、『2022年度 M-1グランプリ』優勝者予測も面白そうですね。”漫才スタイル””人数構成””決勝進出回数””最近のトレンド”などを解析して、どのチームが優勝するかをデータサイエンスのアプローチで分析する。これはただ私が漫才が好きなだけなんですけど(笑)。

飽き性な一面もあるため、何をやるかはきちんと見定めたいなと思いつつ、本当は「何もかもやりたい!」というほど、常に好奇心にあふれているんです。色々なアイデアに思いを馳せつつ、ワクワクする構想を練ってみたいですね。

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