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フリーランス歴10年。縛られたくないから、自由な社風が心地いい。

「ヘルステックの力で社会課題を解決する」というミッションを掲げ、保育施設向け午睡見守りシステム「ベビモニ」や介護DXサービス「OwlCare」など、エッセンシャルワーカーを支えるさまざまなプロダクトを展開している、EMC Healthcare株式会社。

本日は、フロントエンドエンジニアの奈良さんにお話を伺いました。
すらっと背が高く、第一印象はクールな雰囲気ですが、おしゃべり好きでサバイバルゲームなども嗜むアクティブな女性です。

大学卒業後、就活に挑まず「新卒から独立」という選択をしたのはなぜ?
そこから10年間フリーランスとして働いてきた奈良さんが、はじめて正社員になろうと考えたきっかけは?

数ある企業の中からEMC Healthcareを選んだ理由と合わせて、聞いてみました。

フリーの10年間を経て、次のフェーズへ。

よろしくお願いします! 簡単に自己紹介をお願いします。

奈良です。去年の8月に入社して、介護DXサービス「OwlCare」のフロントエンドエンジニア兼プロジェクトマネージャーをしています。

大学講義の一環でプログラムを書いたりしているうちにエンジニア職の選択肢が生まれてきて、バイトとしてwebコーディングをするようになりました。当時から人手不足の職種で求人も多かったし、スティーブ・ジョブズがバリバリやってる時代だったので、流行りに乗った感じです。

実務をしながらエンジニアリングについて学びましたが、特に難しいとかしんどいと思ったことはありません。元々のほほんとした性格なのもあって、いつも楽しいな〜と思いながら働けました。もしかするとエンジニアとしての適性があったのかもしれないです。

そんな形でエンジニアのアルバイトを続けた結果、3年生になって周りが就活を始めたころには、新卒の初任給と同じくらいの額を稼げるようになっていて。リスキーではあるけどフリーランスで稼ぐのも難しくないだろうという甘い見立てがあったし、就活装備のガチガチの型にハマった感じも好きじゃなかったので、縛られずに働いていくことを選びました。

webエンジニアをメインに、フロントエンドもバックエンドもやって。やればやるほど職歴は積まれるし、経験があると仕事も来るので、10年間途切れることなく数珠繋ぎで仕事を続けてきたキャリアです。

途中で、コミュニケーションスキルを磨きたいなと思って。コミュ力って何をするにも大事じゃないですか。それで、会話やヒアリングの勉強ができそうな仕事としてバーテンダーをやってみたりもしました。

そんな感じで、今自分にとって必要なことを自分で自由に選んで取り組める環境だったので、のびのびやってましたね。

正社員転向のきっかけは?

理由は大きく2つあって、ひとつは個人事業主として確定申告で節税だ、経費だ、とやるのに疲れちゃって。もうひとつは「余暇」をもっと大事にしたいと思い始めたからです。聖書で書かれている「苦しんで地から食物を取る」だけだとしんどいですから(笑)。

元から仕事よりプライベートに主軸を置いて働いていたんですけど、やっぱりエンジニアっていう職種はその性質上、考えることが仕事じゃないですか。お風呂入ってる最中に良さげなロジックを思いついちゃったりすることもあるし、いつが仕事でいつが余暇なのかがわかりにくいんですよね。

フリーランスだとこれがなおさら曖昧になりがちなのですが、しっかりオン/オフ切り替えて休んだ方がパフォーマンスも上がるので、会社員になってみようかなと思ったのがきっかけです。

EMCHとの出会いと、入社の決め手は?

出会いはスカウトです。プロフィールをしっかり読んでくれた上で送ってくれてるのが分かったので、ちゃんと採用しようとしてるんだなと感じて興味を持ちました。

詳しく見てみると、事業内容がすごく良くて。実は昔から、医療・介護・看護の分野って社会貢献性や価値の高い仕事だなと思っていて、憧れみたいなものがあったんですよ。

OwlCareは主に終末期の介護に対してAIやDXでアプローチしていく商品。介護業界は通常、DXとは遠い位置にいる業界ですが、そういう部分にあえて踏み込むことで結果的に社会全体に貢献できそうだと感じました。何よりも、健康やWell-beingって大事なことだと思うので、そこにコミットしていけるのは魅力的です。

入社の決め手は、採用プロセスが早くていちばん最初にオファーをいただいたことです。自分のやりたい分野のお話を素早くいただけたので、悩む必要なくマッチしましたね。

プログラミングはツール。
仕事の本質はロジックにあり。

現在のお仕事について教えてください。

OwlCareのフロントエンドがメインで、日々コードを眺めて、コーヒーを飲んで、タバコを吸いながら悩んで、修正して、を繰り返しています。地味ですよね(笑)。

あとはフリーランスだった頃にプロマネを担当したりもしていたので、マネジメントも任せてもらえました。自分としては手を動かしている時がいちばん楽しいんですけど、エンジニアとしてある程度万能でありたいという気持ちもあって幅広く経験できるのは嬉しいです。

大事にしている考え方は、エンジニアの仕事は「言語を書く」ことではなく「ロジックを考える」ことが本質だということ。言語、もっと言えばプログラミングというのは課題解決のツールでしかないんですよね。

実現したいことを成立させるために、何をしたらそうなるのかを考えて、コーディングして、動く瞬間が好き。自分の考えたロジックが思い通りに動くと、手応えを得られて楽しいです。

奈良さんにとって、EMCHで働く面白さとは?

今まで関わってきた会社と比べてもかなり自由で、形式にこだわらない雰囲気。いわゆる「日本企業!」って感じの昭和の雰囲気がなくて、いいなって。

グローバルチームなので、社内で普通に英語が使われているのも面白いです。日本育ちではありますが、自分がドイツ系のクォーターなのもあって英語は人並みに話せるので、社内では通訳チックな動きをすることもあります。マルチリンガルな人間が複数いる会社って、割と珍しいですよね。

あとは、これまでになかった機会が得られて勉強になっています。ハードウェアができていく様子も見られるし、最近では社内で勉強会をやっていて。

メンバーのひとりがコーディングの問題を出してくれて、みんなでモブプロ的に相談しながら解決する形式なんですが、人が普段どんなふうに考えてコードを書いているのか見られるという意味でも勉強になっています。発見はかなり多いですね。

内容を直接仕事に使うとは限らないけど、知的好奇心をくすぐるし、しかも結果的に仕事に役立つシーンがあったりもするので、すごくいいなと思ってます。

目指すは経営と製品を繋ぐ、万能PdM。

これからの目標は?

クライアントが何を求めてどう使っていくのかを知りつつ製品を作って管理していく、プロダクトマネージャーの立ち位置を目指していきたいです。より本質的にアプローチできるエンジニアとして、コードも書きつつマネジメントできる「万能PdM」が理想ですね。

今は機能単位でレビューしたり、進捗確認と報告をしたり、ブレイクダウンしてタスクの割り振りをしたりしていますが、もう一歩踏み込みたいイメージ。

クライアントが求めているものを真の意味で知っている代表の伊達さんや浦上さんにヒアリングしつつ、過負荷になっているCTOのスティーブンのプロダクト管理を巻き取って、軽くしていきたいです。経営とエンジニアのハブがスティーブンひとりって状況は結構しんどいと思うので、助けたいって気持ちもあります。

EMCHはどんな人におすすめですか?

「これまでいろんな業種の会社に関わってきたけど、やっぱり自分にとって《意義がある》と感じられる仕事に絞って働きたい」という人には、特におすすめできる職場だと思います。

技術力があってフリーランスとして稼げているけど、仕事とるのに疲れちゃった人、節税めんどくさい人などにもおすすめですね(笑)。

ずっとフリーランスとして働いてきた自分でも縛られている感覚がほとんどない、自由な社風なのできっと楽しめると思います。

エンジニアという職種柄、寡黙な人も多いとは思うけど、技術の話やくだらない与太話を気さくに喋ってくれる人だと嬉しいですね。気軽に「いま何やってんの?」って会話が発生するようなラフな関係を築いていけたらと思います。

マルチリンガルのメンバーが多いからって、英語ができなくても大丈夫です。いろんな職種のエンジニアを募集しているので、まずは気軽にカジュアル面談でも。
お待ちしています!

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