「ヘルステックの力で社会課題を解決する」というミッションを掲げ、保育施設向け午睡見守りシステム「ベビモニ」や介護DXサービス「OwlCare」など、エッセンシャルワーカーを支えるさまざまなプロダクトを展開している、EMC Healthcare株式会社。

本日は、体育会育ちを感じさせる超ひたむきな姿勢が爽やかな、フィールドエンジニアの川上さんにお話を伺いました。

キャリアチェンジでエンジニアを志し、持ち前の向上心で学びを積み上げてきた川上さん。現在、人より早く出社して積極的に仕事を進めているという彼女が、そこまで頑張れる理由とはどこにあるのでしょうか？その原動力や今後の目標、川上さんが感じている会社のスタンスについて伺いました。

みんなで作ったシステムを現場で立ち上げる仕事

よろしくお願いします！ 簡単に自己紹介をお願いします。

川上です。EMC Healthcareで、介護DXサービス「OwlCare」のフィールドエンジニアをしています。

小学5年生からずっと空手をやっていて、大学へもスポーツ推薦で入りました。特になりたい職業などもイメージしないまま、ファーストキャリアは広告会社へ。事務や営業など、いろいろな職種を経験させてもらいました。

そこで1年ほど働いた頃に「手に職をつけたい」と考えるようになって、エンジニアを志すようになりました。自力でエンジニアについて調べるうちに、一言でエンジニアと言ってもさまざまなキャリアがあると知って。その中でも、特にフィールドエンジニアの仕事に惹かれました。

平たくいうと「現場に出てシステムを導入する人」なんですが、みんなが作り上げてきたシステムを実際にお客様が使えるようにすることに魅力を感じます。導入後のお客様の声も聞けますし、目の前で立ち上がっていくのは貢献実感もあるし、すごくいいなと思って。

そこで駐車場システムの会社に転職し、未経験でフィールドエンジニアに。3年ほど働いて、フィールドエンジニアとしての基礎を身につけさせてもらいました。その後少しずつ、もっとネットワークを活用できるようにスキルアップしていきたいという思いが生まれたのと、コロナ禍の煽りを受けて転職を考えるようになりました。

EMCとの出会いのきっかけと、入社の決め手は？

スカウトが来たことがきっかけです。これまでやってきたことでキャリアを積んでいきたいと思っていたので、フィールドエンジニアの職種でスカウトをもらえたのが嬉しかったですね。

最初の印象としては「メンバーに外国の方が多いし、なんか凄そうな会社だな」という感じだったのですが、業務内容などを見た上でお話を聞きたいなと思いました。介護DXやヘルスケアの領域は、コロナ禍でも需要が変わらず、むしろ高まっているくらいの領域だなと感じたのもポイントでした。

最初は浦上さんとカジュアル面談をさせてもらったのですが、すごくニコニコしながら話してくれたので印象が良かったんです。応募させてもらってからも、CTOのスティーブンさんをはじめとして選考に関わる人全員がいい人だなと感じました。

いろいろと気にかけてくれるし、「会社はあなたにこういうものを求めている」という話よりも、こちらが会社に何を求めているのかを聞いてくれたんです。人を大切にしてくれる会社なんだな、という安心感みたいなものがあったので、入社を決めました。

尊敬する人に追いつきたいから頑張れる

現在のお仕事について教えてください。

入社してまだ4ヶ月なので、探り探りではあるのですが……。フィールドエンジニアとして、介護施設に「OwlCare」の導入を進めています。

流れとしては導入が決まった時点で、施設の図面を見ながら設置する機器の数を検討し、在庫確認と機器設定を行います。ハードウェアエンジニアのシルバノさんが担当しているゲートウェイカメラの組み立てをお手伝いすることも。導入時には天井に穴を開けてカメラを設置したり、水回りには防水コーティングをしたりしながら、センサー類を取り付けていきます。

取り付け工事のスピードには自信があります！ 一方で、現場に導入したものは直接、施設の入居者様が使用するもの。最悪の場合は命に関わる恐れもあると考えて、間違いの無いように何度もチェックをしたり、最大限の注意を払って丁寧に設置しています。

4ヶ月で2施設の導入を実施済みで、うち1施設は稼働も始まっています。施設長さまとコミュニケーションをとって、不具合が起きている場合は現地で対応しました。

川上さんにとって、EMCで働くことの価値は？

スティーブンさんをはじめとして優秀な仲間がいっぱいいるので、日々刺激がもらえることです。

つい先日、導入先での機器トラブル対応をした際にも、スティーブンさんのすごさを実感しました。私が現地に行って、遠隔で調査しているスティーブンさんに症状を伝えたところ、瞬時に対応してくれたんです。

その対応は、システムに対してソフト面でもハード面でも理解していないとできない対応だと感じました。今まで出会ったエンジニアにもすごい方はたくさんいましたが、ソフトもハードも両方強い人というのは会ったことがないんです。いろいろ学べますし、スティーブンさんのもとで働けることが嬉しいです。

私はスティーブンさんのことを、人生で会った中で一番尊敬しているんです。優しさ・思いやり・家族思いといった人格に加えて、語学堪能、努力家、なんでもできる人なんです。できないことを見つけるほうが難しい人で、私もそんな風になりたい、追いつきたい、役に立ちたい！という思いが今の私に繋がっています。

ここに来てからいい意味での危機感が得られたというか、「自分はこのままじゃ全然ダメだ！」と気づくことができました。もっとスキルをつけて、忙しそうにしているみなさんを手伝えるようになりたいです。

これまで難しいなと思って断念していた資格の勉強なども、スティーブンさんに追いつきたいという気持ちを原動力にして頑張っています。

やりたいことを応援してくれる環境で自分を磨く

これからの目標は？

最終的にはネットワークエンジニアになりたいと思っていて、今は下積みの段階なんです。スティーブンさんからも「現場のネットワーク通信環境に関して、将来的には川上さんに任せたいんだ」って話をしてもらっていて、それが目標になっています。やりたいことを応援してくれるのが嬉しいですね。

そのためにも、まずは導入に際して現場をひとりで回せるように成長していきたいです。今はスティーブンさんがメインで対応してくださっているので、相当忙しそうなんですよね。早く役に立ちたいので、メイン担当の立ち位置を任せてもらえるように頑張っています。

日々の業務もできるだけスピーディーに正確に終わらせていきたいし、目指していたCCNA資格を取って、電気工事士の試験も受けて、できることを増やしていきます。

そうして成長した先で「会社にとって無くてはならない存在」になることができたら、仕事のやりがいもさらに大きくなるんじゃないかなと思っています。スティーブンさんから「川上は代わりのいない存在」って言われたら嬉しいですね！

どんな人に仲間になってほしいですか？

アイデアを出し合ったりしながら、気軽になんでも話せる方と一緒に働きたいです。年齢も性別も関係なくフラットに過ごせる職場なので、誰でもウェルカム！

とにかく一緒に働いている人がいい人ばかりだなと感じたのが入社時の決め手でもありますし、全ての「よさ」に繋がっていると思います。人間関係に関して、本当にストレスフリーなのがEMCの魅力です。

お互いの考えや目標を尊重しながら成長できる環境で、一緒に働きませんか？

関連リンク

EMC Healthcare 採用情報【Notion】