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【Connector's Story Vol.1】飲食始めて15年。エンブレムに新風を巻き起こすコネクター・高市克己の秘める想いとは。

エンブレムホテルではスタッフのことをコネクターと呼んでいます。人と人をつなげ、また自らも繋がる存在でありたいという想いがあるからです。

連載 Connector’s Story では、そんなユニークで面白いコネクターをインタビューし、紹介していきます。

トップバッターを飾るのは、高市克己(たかいち かつき)。エンブレムのカフェ&バーのスーパーバイザーとして、2020年3月にジョインし、売上管理、メニュー開発、新店舗立ち上げに日々奮闘しています。入社して間もないが、料理に対する想い、そして他のコネクターからの信頼度が圧倒的に高く、存分に存在力を発揮している彼。そんな彼に、エンブレムに至るまでのストーリーや、マインドセットを聞いてみました。



#connector’s profile
高市克己(たかいち かつき)。石川県出身。16歳の時からホテルレストランやチェーン居酒屋の厨房でアルバイトとして働く。24歳の時、トコシエグループのレストランで4年間マネージャーとして勤め、退社後、1年間数店舗のレストランのマネージャーやスーパーバイザーを勤める。エンブレムホテルには2020年3月からジョイン。趣味はサーフィン、スケートボード、スキー、良いレストランに行く、瞑想。今後やりたいことは、座禅。

ホテルの厨房でのアルバイトがはじまり。チームで働くのがただただ、楽しかった。

最初に飲食の業界に足を踏み入れたのは、16歳の時のホテルの厨房でのアルバイトですね。料理の知識も興味もなくて、近いから、という単純な理由ではじめました。でも、そこで出会ったスタッフと働くのがすっごい楽しくて。何しろチームワークが最強でした。僕と同い年の3人と、おばちゃん3人の計6人で、シフト作りから、仕込み、その日の役割分担など皆で決めて、少数精鋭で大繁盛の40席の客席をまわしてました。そして一日が終わったら、皆で飲みに行く、みたいな。そういう風にチームで一致団結して働けるのがすっごい楽しかった。

人と出会い、人から学んだ。

ホテルのレストランを退社した後は、片町のチェーン居酒屋に6年、トコシエグループに4年、そのあと1年は色んな飲食店でマネージャーを勤めました。沢山の飲食店を経験してきたけど、一貫として言えることは、それぞれの職場で面白い人と出会えて、学ばせてもらえることですね。一番印象に残っているのは、トコシエグループでお世話になった上司です。その人、超がつくほど不良みたいな印象で、実際、プライベートでは、ド派手に遊んだり、悪さをしたりするんです。でも根はすごく真面目で。めちゃくちゃ勉強するんです。その人から、料理の姿勢や、世の中の情勢など色んなことを教わり、その人に感化されて、自分自身も毎日、死ぬ気で勉強するようになりました。そこからですかね、飲食の世界に没頭するようになったのは。


(トコシエでお世話になっていた上司と。)

座右の銘は “我以外皆我師”

中国で昔からある言葉で、僕はこれを座右の銘としています。「自分以外の全てがみんな師匠である」という意味で、実際一緒に働く仲間や、出会うお客さんからも、色んなことを教えてもらったし、それが糧となっています。だから、誰と関わる時も、謙遜することは絶対に忘れない。モチベーションを上げたい時は、必ず、自分の好きなレストランに行きます。やっぱり、自分たちが人に非日常を提供しているから、自分自身も良い質の非日常を体験するべきじゃないですか。ミシュランの星付きの店に行き、必ずカウンターに座って、料理人の姿勢を観察するんです。どんな顔をして、どんなスピードで料理をつくっているのか。そして手が空いたな、と思ったら速攻聞きます。「どんなことを考えて料理してますか?」などと。そうやって、刺激を受けて、自分の業務にも活かしています。

(居酒屋アルバイト時代。一緒に働いていた仲間と。)

自分にしか出来ないことを。

そうやって日々勉強、実践の繰り返しで、トコシエグループのマネージャーを4年間勤めたんですが、これは自分じゃなくても出来ることだな、と思った時期が訪れたんです。新しい世界を見たいと思って、それから約1年間、色んな飲食店のマネジメントをさせてもらいながら、次のステップを模索していました。



「エンブレムは普通のホテルじゃない。」

そんな中、エンブレムと出会いました。最初は客としてエンブレムステイ金沢のバーに行ったり、イベントに参加したりしてたんです。バーをしていたコネクター(浅木隆太、松下秋裕)や、たまたまホテルに居た代表(入江洋介)と打ち解けて、プライベートで飲みに行く仲にまでなりました。気づけば、エンブレムのコネクターの、人としての面白さに惹かれていってましたね。エンブレムにジョインしないか、とお誘いを頂いた時は、正直不安でした。ホテルって飲食の世界から見ると、ルーティンをこなす少し機械的なイメージがあったからです。でも、話を聞いていくうちに、その先入観は壊されていきましたね。エンブレムは、普通のホテルじゃない。ひとりひとりがクリエイティブに、新しく、面白いものを創りあげられる場所だ。そう感じ、自分の想いを実現しようとエンブレムにジョインすることを決めました。


(エンブレムステイ金沢で行われたイベントに参加した時の様子。)

つながるレストランとして、アジアのベストレストランを。

ここで成し遂げたいことは、「つながるレストランとして世界に認められること」。本望はアジアのベストレストランを獲ることです。お客さんに美味しい料理を提供することはもちろんですが、お客様やゲストとつながって食にまつわるお話や、自分の体験してきたことをお話して、少しでも世界を広げてもらえたり、楽しんでもらえたらな、と思います。もちろん、逆も然りで、自分の座右の銘、「我以外皆我師」という気持ちを忘れずに、お客さんや働くコネクターからも日々学びながら、目標実現に向けて、日々頑張っていきたいです。

連載Connector’s Story。vol.1ではエンブレムホテルのnew comer 高市克己を紹介させて頂きました。熱い想いを抱きながらも、謙虚な姿勢を忘れないからこそ、周りの皆から慕われ、信頼されているのだと改めて感じました。コネクターが秘める想いに触れられるConnector’s Story。次回もお楽しみに。

(取材・執筆:寺田彩希 インタビュイー:高市克己)


#interviewer’s profile
寺田彩希。岡山県出身。学生時代、米国に留学、その後フロリダにあるディズニーワールドで半年間キャストとして働く。そこでの海外生活、また、趣味のゲストハウス巡りから人と繋がり、人生が豊かになる場を創りたいと想うようになる。第二新卒でエンブレムホテルに入社し、現在は運営、マネジメント、インタビュー企画などを担当。好きなことはディズニーに行くこと。
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