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絵本ナビは「畑を耕し続けている」

10月25日は絵本ナビの創業記念日。今年(2022年)で21周年なのですが、絵本ナビのサイトオープンは翌年4月でしたので、継続して20周年を祝っています。

移り変わりの激しいインターネットの世界で、会社としてひとつの節目を迎えられたことは本当にありがたいことです。

絵本ナビがやってきたことをひとことで言うと、絵本児童書の領域で「畑を耕し続けている」ということだと代表の金柿は言います。



創業当時、「絵本が売れなくなってきている」という出版社の嘆きがあった一方で、小さい子どもを持つ親は「何を買っていいのかわからない」というペインがありました。

売れているのは自分たち親世代が子どもの頃に読んでもらったロングセラーばかり。新しい素敵な作品もあるのに、知られていないという課題がみてとれました。

つまり、絵本や児童書の世界には、求める読者と適切な絵本をつなぐ「つなぎ手」が必要だと気づいたのです。

昔も今も、書店員、司書、先生や保育士、読み聞かせ活動者など、多くの方がこの「つなぎ手」として、絵本の価値や面白さや伝えて、読者を育てています。
いわば、絵本児童書の畑を耕して、よい作物が育つようにしているわけです。

絵本ナビも、絵本というものに興味関心を持ってもらい、価値や面白さを伝え、適切な作品をお届けすることを、ずっとずっと続けています。

経済合理性だけで言えば、「育った作物を刈り取る」ことに集中するのが一番でしょう。しかしそれでは、短期的にはよくても、中長期的には畑は痩せ、市場が縮小していってしまいます。

プロの作家と編集者が渾身の力で生みだして出版社が経済的リスクを負って出版した作品には、必ず届けるべき読者がいる、という考えのもと、つなぎ手の視点で作品の魅力を紹介し、試し読みをはじめとする購入判断に必要な情報を整備し、在庫を揃えてすぐに配送できるようにしてきました。

この続きは、代表の金柿が自分のことばで綴っているnoteをご覧ください。


絵本ナビ創業20周年(日本の絵本児童書市場はどう推移したのか)|カナガキノート 絵本ナビCEOから未来の仲間へ|note
10月25日は絵本ナビの創業記念日で、今年(2021年)で20周年を迎えました。 移り変わりの激しいインターネットの世界で、会社としてひとつの節目を迎えられたことを皆様に感謝いたします。(絵本ナビのサイトオープンは4月ですので、来年4月に改めて20周年記念の各種webイベントを開催予定です) ...
https://note.com/hide_kanagaki/n/nacf1cb3b9fc9
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