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<先輩インタビュー>エディアプログラマーの流儀 ~プロジェクトX風~

■インタビュアーの紹介

今回のインタビュアーは4月に株式会社エディアに入社した新卒プログラマーK。色々と会社についてわかってきたとはいえ、昨年までは就活生、まだまだ知らないことも多い。就職活動をしている学生と株式会社エディアの社員の中間目線でインタビューをしていく事で、株式会社エディアがどんな会社かを共により深く知っていきたいと思う。

エディアとはどんな会社かを知る手掛かりとして、今回はH先輩へのインタビューを通し、エディアのスタイルは何か、求められていることは何かを見つけていく。

( ↑ インタビュアー:新卒プログラマーK)

■K先輩の紹介

『プログラマーが活躍できる環境を作る人になりたい。』

そう語るのは今回インタビューした、株式会社エディアのプログラマー H先輩。学生時代、プランナーからプログラマーになりC#、C++、Unityを使ったpc向けアプリケーションを開発していた。エディアに入社してからは、Unity・C#を使用したスマートフォン向けゲームの開発に関わり、入社2年目にして、一プロジェクトの開発リーダーを任されるプログラマーだ。


色んなプログラマーがいる中で、H先輩は環境を作る人になりたいという。

プログラマーとして活躍する人たちは「ずっとコードを書いていたい」と思っている人が多く、タスクの依存関係や期限の設定など細々したタスク調整はストレスと感じてしまいます。そこを第三者が管理することでプログラマーが自らより面白いもの、かっこいいものを作っていこうっていう流れが出来ていくのかなと思っています。チームの割り振りや、やりたいことを聞き出してあげて、プログラマーと企画をつなげる役割として自分のチームを動かすことを意識しています。

H先輩の仕事内容を聞いてみた。タスク管理や企画職、デザイン職のメンバーとの窓口といった管理業務をしつつ、バグの修正や調査、インフラ関係などプログラマーとしての作業もこなしているという。

時間を割く割合はチーム管理が大きいですね。チーム作業7割、個人作業3割くらいだと思います。タスクの調整は、メンバーの方にタスクの優先度を引き上げたり、差し込みの業務をお願いしたりすることがあります。お願いする際には、「なぜそのタスクを優先する必要があるのか、後回しにしたタスクのリカバーをどうするのか」といったことをしっかりと伝えることを心がけています。



リーダーの在り方として意識していることを尋ねた。

俯瞰的な視点を持ち続けることかなと思います。チームの方向性を指し示すことがリーダーとしての役割であるため、自分の仕事にだけ囚われて全体を見られなくなってしまうと、指揮が取れなくなりチームが進むべき道を見失うことになってしまいます。そうした事態をさけるためリーダーのポジションにいる人間は俯瞰してチーム全体の状況と進むべき方向を認識し続けておくことが重要だと思います。

タスクの調整なども、頭ごなしにタスクを投げつけるだけでは不満をためてしまい、その人のパフォーマンスも仕事への満足度のなども低下させてしまい良いことがありませんから、言葉を省略せずにキチンと伝えることが大切だと思っています。

自分の良いが相手と同じとは限らないから、そこで統一させる。認識の違いをなくすことでヒューマンエラーをなくしていくよう意識しています。



なぜ2年目にしてプログラムリーダーになれたのか、そこにH先輩のスタイルとエディアの特徴があった。

専門学校のころからマネジメントする立場に行きたいと思っていました。専門学校でマネジメントする立場を経験し、やりやすかったと言われた時のやりがいは印象に残っています。

入社してから、将来マネジメントする立場に行きたいと開発部長に話したら、数ヶ月で開発リーダーに任命されたので、自分を信頼して仕事を任せてもらえているのだなと感じてやりがいを感じたし、素直に嬉しかったですね。意欲さえあれば様々な経験を積めることはエディアの特徴の一つと思います。

当然、自分自身のやる気と努力次第ではありますが自分の進む道を自由に作っていけることは大きな特色と言えると思います。


リーダーとして、いちプロジェクトを任されるH先輩の信頼はどこから来るのだろうか、H先輩を知る別の先輩プログラマーに、H先輩の仕事対する姿勢を聞くことが出来た。

「Hさんの良いと思うところは積極性、責任感があり、自分から進んで動ける所ですね。2年目ですが、自分から進んで動いて、開発リーダーに立候補してなっている所にそれが表れていると思います。」


そんなH先輩が最もピンチを感じた瞬間があるという。

インフラ周りを見てくれていた先輩が退職することになり、自分がインフラ作業を引き継ぐことになったことが一番のピンチですね。作業において個人に頼る部分が大きかったんだと思います。先輩はサーバー関係を担当していたので、自分はガチャ周りをしっかりこなそうという感じで作業していました。それまでは多少の知識はあったもののクライアント側の開発がメインでインフラに関しての知識はほぼ無い状態だったので、短い期間で引き継ぎをしなければならずとても苦労しました。

基本は先輩が作業していた内容を教えてもらい引き継ぎましたが、短い期間だったこともあり、引き継ぎの時間を完全には確保できなかったです。その為、先輩が残してくれた資料を元に、分からない所は自分で調べて解決していきました。中にはプロジェクト固有のやり方をしている場合もあり、そういったときは会社にいる人で自分より少しでも知識がある先輩方に何度も相談に行ったりしながら模索して解決していきましたね。

転職が多いゲーム業界、転職してくる人も多いし、する人もいる。だからこそ隠さず伝えて、引き継ぎをしていくことが大切だと感じました。引き継ぎ資料を作る事も大切ですが、資料があるからそのまま同じことが出来ることはまずないと思います。引き継ぐ人が資料を通してできるか確認し、問題があれば聞ける時間を取っていく事が必要です。ここに関しては、知識のあるなしではないですから。チーム固有のやり方をしている所は、事前に周りへ確認しておくことが一番だと思います。


エディアのプログラマーとして求められていくことは

使用しているツールのアップデートを気づかなくて運用していることがあるので、どんなアップデートがあるかを個人単位で見ていく。バグや最新情報を把握するなど、アンテナを張っていく事が大切ですね。

サーバーもクラウドが主流になっていて、少しずつではありますが敷居が低くなってきていると思います。会社、プロジェクトによって別のサーバーを使うことになると思うので、インフラ関係にも対応できる力もあると損をすることはないと思います。


なぜH先輩はたくさんある中からエディアを選んだのか?
H先輩が入りたいと思った瞬間は、面接だという。

最初はゲームが開発できる会社で、友達が受けたから私も受けようという流れでした。面接を担当してくれた開発部長が真剣に向き合ってくれたのですが、隠し切れない人の面白さを感じたんですね。その時に、この人がいる会社なら楽しく働けるかなと感じてエディアに行きたいと思いました。

インターンにも参加して、凄く良い雰囲気でしたし、仕事面においてもこんな人みたいになりたいという人がいました。


実際に入社してからのチームは?

今のチームはこの会社の中では人数が多く、いろいろな人がいて面白いです。人数としては全て合わせて20人余り、正社員だけでなく業務委託の方もいますが、雇用形態に関係なく全員で1つのチームとして仲良く動けているんじゃないかなと思っています。プロジェクトマネージャーとディレクターを始めとして明るく話しやすい人たちが多いので、業務のことだけでなくプライベートの話もよく聞こえてきます。


仕事場の様子を見せていただいた。仕事場の写真を撮らせていただいた時も「この人も映す?」と写真を撮りに来た私に明るく話しかけていただき、チーム内で楽しそうに話す様子が見れた。



これからH先輩が目指すチームの環境とは

人が自ら育っていく現場の環境を作っていきたいと思っています。上司や先輩から指示された業務をこなすだけでなく、自分から手が空いた時に仕事を見つけてこなしていく。自分から成長の機会を作っていけるような風潮を開発、運用の現場の中で作っていくことが出来れば会社としての技術力が今よりもっと向上してユーザー様をより楽しませるゲームを作っていけるのかなと思っています。


編集後記

今回インタビューを通して感じたのはプログラマーという職において、

・常にバージョンアップされる新しい世界に追いつく積極性
・自分だけが出来る作業ではなく、他社に引き継ぎやすい作業を心がける事

この2つが大切になってくる事を実感した。

学生時代では、やはり学生の考え方があり、自分の中でどれだけスキルを伸ばせるのか、今ある最前線において、無理をしてでもプログラム実装したり、出来るものを可能な限り詰め込んだ物を作り上げる事に意識が向きがちなように感じる。もちろんそれは大切な事に違いはない。しかし、学生時代以上に作った物が残り、人が関わる会社では、運用や他者への引き継ぎも当然視野に入れなければならない。

学生時代にも今回のインタビューと似たような事に関して言われた記憶はあるが、色んな情報と混ざり合い、それが何処まで重要なのか、何故重要なのかという点まで会社目線で理解しきれていなかったんだと今になってわかった。

エディアの雰囲気というのはH先輩も言っていたが、個人的にもやはりすごく良いと感じる。現場に立つことがすごく楽しいし、現場で置いて行かれないように努力していきたいと感じる場でもある。雰囲気というのは人によって感じ方が様々だし、良し悪しも違う。キッカケは何でもいいのでHPだけでなく、説明会やインターンに来て会社の雰囲気を自分で感じていただきたい。この記事をエディアにくる1つのキッカケにしていただけたなら嬉しいと思う。

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