一関高専でワークショップを開催しました!
1月18日(土)、楢崎と鳥居さんとで、岩手県の一関高専でワークショップを行いました。
昨年度の経産省「未来の教室」で実施したワークショップをアレンジしたもので、
「企業の魅力を伝える1分間のショート動画制作」 という内容です。
参加者は有志の学生20名ほど。地元企業6社にもご協力いただきました。
学生と企業が協力して動画を制作
今回のワークショップでは、学生と企業の方が協力して映像を制作しました。
作った動画は、学内の高専生たちに見てもらうので、
「高専生が本当に興味を持つものにする」というのがポイント。
企業が伝えたいことと、学生が知りたいことは必ずしも一致しないので、
学生たちには忖度なしで企業の方に意見をぶつけてもらいました。
企業の方には、学生のリアルな感覚を知ってもらえたんじゃないかなと思います。
映像制作で学びが深まる理由
ちなみに、今回のワークショップはキャリア教育の一環です。
学生たちに、地元にも魅力的な企業がたくさんあることを知ってもらいたいという趣旨なんですが、
そこにわざわざ映像制作を取り入れているのには意味があります。
動画を作るには、まず取材対象をきちんと理解しないといけない。
しかも、取材で得た情報を取捨選択して、わかりやすく整理しないといけない。
見る人の興味を引く情報は何かを考える中で、自分自身の価値観にも向き合える。
だから、一方的に企業の方の話を聞くより、理解が格段に深まるんです。
それに、映像制作はチームプレイ。
みんなで協力して一つの作品を完成させる達成感も味わえる。
学生たちからは「みんなで作るのが楽しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。
今回のワークショップを振り返って
とにかく印象に残ったのは、学生の皆さんが真剣に取り組んでくれたこと。
時間がない中、一生懸命完成させようと頑張っている姿に感動しました。
ある学生からは「想像の5倍楽しかったです!」という感想ももらい、純粋に嬉しかったです。
先生方や関係者の方からも、こうした取り組みを続けていきたいとのお声もいただいているので
これからもっと色んな学校に広めていきたいと思っています。