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元教員がEdTech企業で活躍するための、3つの秘訣とは?!

COMPASSの社員の約2割は、「教材開発」のメンバーです。
塾や学校などで指導経験を持つこのメンバーたちは、「子どもたちに教えるということは一体どういうことなのか」「子どもたちにとって学ぶとはどういうことなのか」を肌で学び取り、実践してきたプロフェッショナル集団です。
しかし、彼らのうちほとんどがIT企業で働いてきた経験はありません。そんな中で、今までの経験を活かしてEdTech企業で活躍するにはどうしたらよいのか、教材開発の髙木さんへのインタビューを通じて探ってみました。

Profile:髙木勇 / 教材開発 2018年11月入社。
学習塾や高校における指導歴は19年、延べ1,500名以上の児童/生徒を受け持ってきた。専門科目は英語。教員以外にも、学校で使用される学力診断テストや大学入試問題集の執筆、英日翻訳等の仕事をしてきた経験を活かし、COMPASSで5教科版Qubenaの開発を行っている。


活躍の秘訣①

”自分の経験を元にした、具体的なユーザや利用シーンを思い浮かべる”

ーー髙木さんは、現場での指導を19年やってきたとのことですが、やっぱり教えることが好きなんですか?

教えることは好きですね。ただ、先生の仕事というものを、「教える」ということよりはもっと広く捉えています。生徒や保護者が学校を卒業した後、「あの空間、あの時間、サイコーだった」って言ってもらえるように、そして、刹那的な感謝や感動ではなく、本当の意味でその人の人生にとってプラスの要素として残るような教育活動というものを意識してやってきました。

ーー教員からのEdTech企業への転職ですが、今までの経験をどう活かすことができてますか?

コンテンツを検討する際に、自分の指導経験を基に、かなり具体的なユーザとその利用シーンを思い浮かべることができています。一概に生徒と言っても、勉強が得意な生徒、苦手な生徒、部活で多忙な生徒、心身に課題を抱えている生徒、不登校の生徒、保護者との関係が良い生徒、良くない生徒、目標が明確にある生徒、ない生徒、などなど、ひと括りにすることは難しいです。この多様性は教員も同じで、いろんなタイプの教員がいます。そのようないろんなユーザを瞬時に思い浮かべることができ、Qubenaを使っている姿をかなり具体的にイメージできるのは私の強みであり、活かさないといけないところだと思っています。

ーーそうなると、長い経験がものを言うということですね?

いや、そういうわけでもないです。ただ長いだけでは意味がなくて、あらゆるヒト、業務、事象に対して徹底的に向かい合って、どれだけ本気で試行錯誤してきたかどうかが大事だと思います。

写真:インタビューに答える髙木さん


活躍の秘訣②

”異なる職能を持つメンバーを理解する努力を怠らない

ーー教員時代と一番違うと感じるCOMPASSの風土はなんですか?

学校現場は教員しかいないですが、COMPASSは異なる職能の方が入り混じっています。バックグラウンドも言語も価値観も大きく異なります。だからこそ、それぞれの職能が有機的につながってすさまじいほどの創造的な化学変化が日々起こっていると感じています。

ーー「有機的につながって」というのはかなり難しいことなのではないですか?

そうですね。自分の専門以外のことも視野を広げて学んでいかないと、連携は決してできないと思います。私の場合だと、今まで人生で一度も読もうと思わなかったような本をかなり読みました。UIデザインの本、システム系の本。エンジニアやデザイナーの方におすすめの本を教えてもらったりしました。テクノロジーを活用した教育体験の設計は、決して今までの知識だけでうまくいくものではないです。

ーー自分たちの考えをエンジニアやデザイナーに理解してもらうためにはどうしていますか?

きちんとわかりやすい言葉で説明をするように心がけています。例えば、後から仕様変更の必要が出てきて、エンジニアの方の工数を追加で割く場合があったとします。本当に子どもたちの学びにとって大きな意味や効果がある場合は、チーム全体のコストをきちんと理解した上で、しっかりと説明して理解してもらっています。

写真:自宅の本棚。エンジニアやデザイナー、さらには営業チームとも連携して仕事を進めるため、専門外の勉強を熱心に行っている。


活躍の秘訣③

”子どもたちとの関わり方が間接的になることを割り切り、間接的だからこそできることに目を向ける”

ーーCOMPASSに入って、「できなくなった」ことはありますか?

自分にとっての一番のモチベーションである生徒や保護者と直接接するということです。わかっていたことですが、これは寂しさがありますね。仕事中、ずっと考えていることは、教育現場の生徒や保護者や教員のことです。彼ら彼女らの人生にとって本当に必要なものをつくりたいと思ってやっています。ただ、実際に接する機会はほとんど無くなりました。

ーーそれでも頑張れるのはどうしてですか?

私たちがやっていることは、間接的関わりだからこそできる、規模の大きいことです。現在(2020年9月)、20万人のユーザがいますが、これは自分が現場に立っていたらできなかった規模の教育貢献です。そしてこれは自分一人ではできないことです。いろんな職種の人が協力しあって、これだけの大きなことができる、教育を改革できる、というのは私にとって大きなやりがいです。

写真:Qubenaは2021年4月、待望の5教科版をリリース予定!


さいごに

髙木さんのこれから

ーー今後のキャリアビジョンについて教えてください。

自分にとって、教材を開発することや、それを現場に届けることは目的ではなく、ほんの一つの手段にすぎないと思っています。最初に話したとおり、「本当の意味でその人の人生にとってプラスの要素として残るような教育活動」こそが、私の目標とするところです。

私が教員になろうと思ったきっかけをくれたのは、小6のときの担任の先生です。すごく熱心な先生で、今でも当時の記憶が少なからなず鮮明に残っています。

今まで意識したことは一度もなかったのですが、私自身の現場実践を振り返ってみると、私は無意識のうちにその先生のスタイルをモデルにしていたのかもしれないと感じました。それほどのインパクトを受けていたんだなと少し驚きもしましたが、あの空間は本当良かったと改めて思いました。自分が関わる生徒や保護者にもそのように感じてもらえるような教育活動をしたいと思いながら教員をやってきましたが、去年はそれを実感させてもらえるような出来事がありました。卒業して6〜7年たっている子から卒業したばかりの子まで、約20人の教え子たちがそれぞれに会いに来てくれたんです。私が目指していた教育が当時できていたのではないかと感じることができる大変うれしい再会ばかりでした。

現在は、「教科学習」に特化した教材を通じて、多くの子どもたちの学びを個別最適化していますが、心身に課題を抱えている子、不登校の子、将来のことを悩んでいる子など、Qubenaで学ぶこと以外にも、いろんな種類の教育が必要とされています。今後は、教科学習以外の「学び」にもアプローチし、さまざまな環境におかれた子どもたちにそれぞれ本当に必要で価値のある教育を届けていきたいと考えています。目指すところは、もちろん、数十年後の「あれ、良かったな」という声です!


<おさらい>3つの秘訣まとめ

① 自分の経験を元にした、具体的なユーザや利用シーンを思い浮かべる
② 異なる職能を持つメンバーを理解する努力を怠らない
③ 子どもたちとの関わり方が間接的になることを割り切り、間接的だからこそできることに目を向ける

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