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カバー写真は夜のイベントで使用してもらったドレミステップライトという踏むと音が鳴る楽しいイベントツール。
ワン・ステップでは他社でも良く導入されている1on1ミーティングを実施しています。
弊社では上司が部下と1週間に15分だけ、実務の指示や確認ではなく、中長期で延ばすべき実力は何か?を設定し、それに対して本人さんの取り組みやちょっとしたアドバイスをする場です。
私が担当する入社6年目の社員さんとの会話で、「仕事の失敗をキャラ逃げしちゃいけない。」というやりとりがあったので、少し書いてみたいと思います。
「うまくいかないことや失敗、抜け漏れをキャラで片付けちゃいけない。」
と、伝えました。
どんなことかと言うと、長年、一緒に仕事をしたり、お互いの気心が知れている。また、良好な人間関係が醸成されているチームでは、
「●●さんっぽい仕事だね。フォローしてあげとかなきゃ。」
と周囲が拾ってくれたり、
「ごめんな!いつもの僕っぽいミスで。すまん!」
みたいなことを言って、助けてもらえることが起こりがちです。これが、知らない間に量も増え、蔓延してしまうケースがあります。
そしてチーム、会社全体、社外に対しても緩くなり、業務品質が劣化していきます。
こんなことを繰り返していて、品質劣化をするといくつかアラームが出現します。
「●●さんから回答がまだ、来てないんだよね?」
「以前、依頼した件でAとBの回答は来ているけど、Cは改めて送ると言われたけど、まだ確認できてなくて・・・」
みたいな電話やメールです。
」先方の間違いじゃないかな?」
とか、
「え!?そんなことないはずだけど・・・」
と思いたくなりますが、ココで自らを反省することが大事です。実は1つの現象が起きるということは、多分10個以上の顕在化していないミスが起きていることが多いからです。
こんなことを繰り返すと、結果として、知らないうちに信用されなかったり、自然と自分にチャンスが回ってこなくなったりします。これはとてもマズイことです。
チャンスが回ってくるようにキャラを立てることは大事です。
例えば、
積極的に取り組む、好奇心旺盛、責任感が強いから任せておけば大丈夫、明るいからチームに1人は必要!
は、キャラを全面に出すことがとても良いことです。
しかし、マイナス面でのキャラを立てることは、自分の成長意欲を削いだり、自分と真摯に向き合うことが出来なくなる危険性があります。
キャラだから仕方ない!わかってくれ!
みたいな行動が見え隠れしそうだった若手社員に、
「3年もそんなことを続けると、反省できなくなるカラダになるから気をつけよう。」
と話しました。
小さいことですが、キャラに逃げ込んで良いことは何一つないと思います。