鹿取 聖子インタビュー|採用特設サイト|株式会社GRiP'S(グリップス)
1回目の産休・育休からの復帰の時は、副店長として復帰しました。最初は「大丈夫!」と思っていたのですが、やっぱり時短勤務だと時間が限られているため、全てを見きれなくて悔しい思いをしました。しかしその分、他のスタッフがカバーしてくれたりと、みんなが助けてくれたのが嬉しかったです。 ...
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ドコモショップ彦根店(異動前は八日市店)で副店長を務める鹿取由芽さんは、GRiP’S史上、最年少の副店長昇格を果たした人材。そんな鹿取さんの仕事に対する取り組み方の真髄は、自身の「ストイックさ」にあります。
今回は、美容室勤務を経てGRiP’Sに入社後、確かな実績を積み重ね、新たなステージで活躍する鹿取さんが感じるGRiP’Sの魅力、自身の成長についてお伺いしました。
鹿取由芽 / ドコモショップ彦根店 副店長
美容専門学校を卒業後、京都にある美容室にて1年半の勤務。その後フリーターの経験を経て、2020年7月に株式会社GRiP’Sに中途入社。現在は、最年少の副店長として、店舗管理や人材育成に注力する。
2020年に入社しました、鹿取由芽です。学生時代は好きなことを深く学びたいと思い、美容専門学校に進学しました。毎日技術の習得に明け暮れていましたが、とくに苦とは感じず、何かに打ち込めることに幸せを感じられるような日々でした。GRiP’Sの入社後は、ドコモショップ店の店舗スタッフとなり、新卒教育担当の経験も経て、2021年11月より八日市店の副店長として勤務しています。
幼い頃から負けず嫌いで、学生時代に吹奏楽部に所属しているときも「チームの中で、一番うまくなりたい」「花形の楽器を演奏したい」という想いが人一倍強く、技術の習得に励む日々でした。「やるからには高みを目指したい」という考えがもともとあり、そんな私の姿は、周囲の人にも認知されていたと思います。私のこの負けず嫌いな気質をより助長したのは、当時の部活のコーチの言葉でした。「うまくならないと、何事も楽しくない」という言葉が、私の心に突き刺さりました。また、努力し続け、少しずつ上達していくことで、自分自身の成長を感じられたことが私の確かな成功体験となり、今の私を形作っていると思います。
高校卒業後は、好きなことを専門的に学ぼうと考え、美容専門学校への進学を決意しました。美容専門学校は、技術を習得することが先決。会社ではなく"学校"ですが、「実力主義」といった環境の中、「中途半端が一番おもしろくない」、「実力がないと楽しめる領域にいけない」と強く自分を奮い立たせて頑張ってきました。遊びもバイトもせずに、一人教室に残って練習に明け暮れる日々だったので、周りの友達からはその練習量に少しひかれていたと思います。(笑)ただその結果、手前味噌ですが「美容の甲子園」と呼ばれる全国大会への出場と、近畿大会にて2位の成績を収めることができたので、努力が報われた瞬間でもありました。
就職活動では、自ら先生に「厳しい職場」を希望しました。「厳しい」というのは、そこで働く方々のスキルの水準が高く、技術やノウハウを得るための努力を怠らないストイックな職場であるということ。私自身がそこに居られることに誇りを持てるような環境で経験を積みたいと考えていたからです。
就職した美容室は、スタイリストとして大活躍する先輩方で溢れていました。私はそこで、みっちりアシスタントに従事し、多くの経験を積みました。もちろん、周囲の仲間には誰にも負けない!という気持ちで取り組んでいました。一方で、ヒエラルキー組織(上下関係)での不条理との戦いには少し苦労しました。また、私自身のモチベーションが「お客様のため」より、「自分自身の学びのため」にあったため、徐々に将来的なビジョンが描けなくなっているような感覚を覚えました。それでも、初めての社会人経験として、「働く」ということにひたむきに取り組むことが大事だと言い聞かせ、美容室時代の後半を乗り越えてきました。しかし、技術の自己練習の時間は営業が終了した夜遅くになることも頻繁にあり、もちろん自身のスキルアップの時間となるので給与は発生しません。少しヘビーな状況で働き続けましたが、結果的に情熱がぷつりと切れてしまい退職をすることになりました。ただ、ファーストキャリアとしてその美容室を選んだことは間違いじゃないと感じており、そこで社会人の厳しさや仕事に向き合うスタンス、基準などを学べたため非常に感謝しています。
美容室を退職後は、学生時代から遊びに目もくれず、目の前のことに打ち込んできた反動もあり、休息の時間の確保としてフリーターになりました。しばらくは家でゆっくり過ごす時間を持つようにしていたものの、そのうち無性に体を動かしたい衝動に駆られ、アルバイトを始めることに。バイトはお客さんと仲良くなることも頻繁にあり、和気藹々と仕事ができる環境でした。振り返るとこれまで常に気を張っている状態だったため、ここで初めて純粋に仕事を楽しむという経験をしたように思います。
1年ほどバイト生活を続けた後、2020年に新型コロナウイルスの影響を受け、仕事が立ち行かなくなったタイミングで私の心は「再就職」という次のステップに向かいました。職探しの際、念頭に置いていたのは、仕事としてやりがいが持てることであり、今まで取り組んでこなかった新境地に飛び込むこと。その上で、私生活では好きなこととの良い距離感を保てるようなライフスタイルにシフトしようと考えました。
GRiP’Sとの出会いは、就職エージェントからの紹介でした。初めてホームページを見た際、現役の女性社員の活躍をまとめた記事が目に留まり、結婚や出産を経ても働き続けられる職場であるということが深く印象に残りました。社長が女性だということも憧れに近い感情を抱き、滋賀県に根付いた事業展開も滋賀県好きの私には魅力的でした。
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2020年の夏頃に入社し、入社後はドコモショップに配属となりました。初めは先輩の指導のもと仕事をイチから覚えていき、仕事の流れをひと通り覚えた後、店舗スタッフとして勤務。また、店舗スタッフの業務と並行して新卒の教育担当にも抜擢頂きました。突然私が教育担当になるなんて思いもよりませんでしたが、新しいことに挑戦できること、任せてもらえることに素直に喜びを感じていました。
その後、社長直々に「副店長になってほしい」というお話があったのです。
とても驚きましたが、社長から年功序列関係なく、店舗のことを考えてくれている人にこそ管理職に就いてほしいとの言葉があり、「やりたい」という気持ちがむくむくと大きくなっていきました。これまでの私の頑張りが評価されてのことであり、伸びしろや可能性を感じてくれたのだと思うと、美容師時代には得られなかった満足感や自己肯定感を感じられました。
主に、フロアの管理やスタッフの管理をしています。1日に来店される予約のお客様を把握して、最適なオペレーションを組むなどです。また、スタッフの育成リーダーとしての責務も大きく、これまでにない難しさを感じています。
育成についてはGRiP’Sが作成したカリキュラムがあるため、人に合わせて伝え方の工夫をしたりアプローチを変えたりなどしています。人に教える立場というのはこれまで経験してこなかったこともあり、自分に務まるか不安な部分もまだまだありますが、これを貴重な成長の機会と捉え、前向きに取り組んでいきたいと思います。
GRiP’Sの魅力は、新しいことに果敢に挑戦していく企業風土だと思います。携帯事業だけにとらわれず、保育事業や英語学童事業など、新たな分野への参入が自社ながら素晴らしいと感じています。また、それを実行していく人材を輩出していくことも然り、内部の評価制度や人材開発の分野にも革新的な施策が打ち出され続けていると思います。
若手にスポットライトが当たることも当たり前の風土としてあり、未経験でもまずやってみる、とにかく経験できる機会を与えてくれることも魅力です。もちろん、野放しにされるのではなく、経験豊富な先輩のサポート体制もバッチリです。そんな安心感のもと、私自身も多くのことを学ばせてもらっています。
美容師時代は、接客を通して喜びを感じられませんでした。それが今では、お客様との掛け合いやコミュニケーションが楽しくてたまりません。きっと私は、お客様を一人の「人」として関わる姿勢を養えたことで、人と関わる喜びを知れたのだと感じています。接客時にお客様は心を開いてくれ、何かお役に立てた時に頂く感謝の言葉でこれまでの努力が認められるような充実感があり、やりがいに繋がっています。
それもすべてGRiP’Sの一員になることによって得られたプラスの変化。ここで働くことが私自身のスタンスやマインドセットにつながり、「働く」ということへの向き合い方の成長を得られたと感じています。