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大手ホテルでウェディングプランナーをしたのち、商社の営業職で大活躍する女性メンバーにインタビュー

総合旅行会社H.I.S.のグループ企業として、2017年に設立された「変な商社」。グループ内のホテル・テーマパークに向けた商事事業からスタートし、2023年の現在ではグループ外のホテル、旅館、テーマパーク、グランピング施設などに対する商品の卸販売事業や、自社で飲食事業なども展開しています。「変な商社」の「変」は、変化の「変」が由来。今回は変な商社に転職をしたことをきっかけに、自身のキャリを大きく「変化」させ、現在活躍している社員を紹介します。


変な商社では、様々なキャリア・背景を持つメンバーが日々、活躍しています。最近は女性活躍にも注力しており、同社の重要な領域である九州拠点の立ち上げを担う宮井琴音さんもその1人です。ファーストキャリアを九州の大手ホテルから始め、セカンドキャリアとして変な商社の営業職にジョインした宮井さんのインタビューを通し、大手企業からベンチャー企業へ転職することのやりがいや、同社における女性活躍の最前線をお届けします。


(写真)変な商社・ツーリズム商事事業で営業担当として、主に九州エリアのホテルや旅館を担当する宮井さん



「九州に変な商社の拠点を作りたい」、九州のお客様に〈変化・進化〉を届けたい強い意思で拠点の立ち上げへ


Q : 現在の業務内容をお聞かせください。


宮井:2022年7月にジョインし、現在はツーリズム商事事業部に所属しています。業務内容は、ホテルやレストラン、結婚式場といったクライアントへの商品提案から販売、アフターフォローまでを一気通貫で提供しています。「クライアントがどんなお客様をターゲットにしているか」を常に考えながら、コンサルタント的に提案販売を行っています。クライアントに寄り添い、課題解決を一緒に行う、面白いことに一緒に挑戦していく、ということも重視しています。2023年4月からは当社初の地方拠点として、九州の拠点の立ち上げの担当としても活動しています。


Q : 九州の拠点を立ち上げる際に中心的な役割をなさっているようですが、どのような経緯があったのでしょうか?


宮井:入社する際、会社側から「将来的に九州支店へを作りたい」という話を受けていました。九州は人と人とのつながりを重視する文化があり、「九州に拠点を置く会社と取引したい」というクライアントが多いのが理由です。私はもともと九州でホテルマンをしていたこともあり、入社後も九州エリアの営業担当として月に1回は九州に足を運んでいました。その中で、クライアントが増えてきたことや、私自身の意向もあり「九州に支店を立ち上げさせてほしい」というお願いをしたのがきっかけです。


Q : なるほど(笑)。これまで、地方拠点を開設した経験などはあったのでしょうか?


宮井:いえ、今回が初めての経験です。


Q : 入社から1年8ヵ月、しかも支店立ち上げの経験がないという中で不安はありませんでしたか?


宮井:変な商社の社員のDNAの一つに「挑戦と勝利を習慣化しよう」というものがあります。挑戦を続け、その挑戦から得られた失敗から学び続け、成功するまでやり続けようという社員のマインドを示したもので、私も九州の拠点立ち上げというチャレンジに不安をあまりいだきませんでした。「宮井さんが九州で頑張ってくれるなら」と会社も背中を押して頂きました。拠点立ち上げでわからないことは自分で調べたり、社内や社外の関係者とコミュニケーションをとりながら少しずつ前進してきました。





失敗から成功を学ぶカルチャーで、安心して取り組める


Q : チャレンジや失敗を許容してくれる、というのは大きな安心感がありますね。


宮井:そうですね。選考の段階から、そうしたカルチャーを強く感じていました。ベンチャー企業ということもありますが、自分で何かを進める、作り上げることに対するチャレンジへの許容度はかなり高い会社です。


Q : 宮井さんのお話を伺っていると、変な商社のカルチャーに非常にマッチしていると感じます。これまではどのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?


宮井:前職は九州のホテルで、ウエディングプランナーをしていました。誰かにおもてなしをして、喜んでもらうことが好きだったのがきっかけです。ご存じの通り、ここ数年はコロナ禍により、ホテル業界も苦しい状況に置かれています。前職も、コロナで打撃を受けました。当時は多くの老舗ホテルの廃業がニュースになることも多く、「これまで親子何代にもわたって訪れたお客様の、思い出がなくなってしまう」と感じたことをよく覚えています。そうした中で、「もっと自分の力でホテル業界を盛り上げられないだろうか」と考えるようになりました。業界を盛り上げるには、1つのホテルに勤務しているだけだと限界があります。第三者的に様々なホテルと関係性を構築しながら、業界をよりよくする仕事を探していたところ、変な商社と巡り合いました。





Q : 商社でいえば、ほかにもたくさんの会社があります。変な商社を選んだポイントはどんなものがありましたか?


宮井:社名に惹かれました(笑)。ウエディングプランナーをしていた当時、社内やお客様から「宮井さんが提案する内容は、変わっているね」といわれることが多かったんです。そうした自分の「変」な、面白い提案力が生きるのではないかなと感じました。


Q : 入社以降、感じたギャップなどはありませんでしたか?


宮井:前職は規模が大きい会社だったので、自分が「こうしたらいいのに」と思ったことがあっても、なかなか反映されにくい環境でした。変な商社では、自分の意見を伝えて、実行できる点がいい意味での大きなギャップですね。そのためには自分の頭で考えて、目標を達成するうえでのギャップは何かを見つけることが求められます。自分1人で何かを成し遂げる力を身に着けられましたし、行動範囲も、考える幅も広がったと感じています。


お客様が喜んでくださる提案の先に数字がある



(写真)ツーリズム商事事業の中間たちと一緒に仕事中?!


Q : 変な商社で、やりがいに感じているポイントを具体的にお聞きしたいです。


宮井:たくさんありますが、ホテル側のお客様と一緒になって施策を実行できる点がやりがいです。前職のようにホテルの内部からでは起こせなかった変化を、外から起こせるのはとても面白いですね。また、ホテルに宿泊した方の口コミを通して、ダイレクトにフィードバックがあるのも魅力だと思います。提案したことが、ホテルにも宿泊したお客様にも喜んでいただいていることを実感できます。あとは、「喜んでもらう」という定性的なものだけでなく、数字として可視化されるのもやりがいです。当社は「三方良し」を大事にしており、売り上げなどが可視化されることで、自分が会社にもたらした結果も点数として返ってきているように感じますね。また、前職の提案力を活かして結婚式場の開業プロデュースや、コンセプトホテルへアメニティバイキングのディスプレイ考案等をお手伝いさせていただきました。



(写真)宮井さんがプロデュースしたアメニティバイキングの企画


Q : 数字として可視化されるのは、やりがいにもつながりますよね。一方で、「数字を追うのはちょっと苦手だなあ」と感じる人もいそうです。


宮井:私自身、商社での営業は初めての体験ですし、数字も嫌いなくらいです(笑)。ただ、人と会話する、コミュニケーションを取ることはすごく好きなんです。逆転の発想として、「お客様のために仕事をする、数字はあくまでそこについてくる結果に過ぎない」というマインドになれば、ギャップも感じにくくなるのではないでしょうか。会社からも、「なぜ、この数字を追うことが重要なのか」という点はしっかり共有してもらえるので、納得感は高いですね。また、当社では「ロイヤルカスタマー制度」というものがあります。売り上げ数字だけでなく、クライアントとの関係性なども評価対象として、営業インセンティブとする制度です。数字が苦手な人でも、しっかり評価される環境なので、その点は安心していただければと思います。


Q : 最後に、今後の目標や、変な商社に興味を持っている方へのメッセージをお聞かせください。


宮井:クライアントが「どこと取引していますか?」と聞かれた際、いの一番に変な商社の名前が挙がるようにしたいですね。あとは、「九州愛」が強い人間なので、もっと九州を盛り上げていきたいです。「東京でこういうものが流行っています」とお伝えすると、興味を持っていただくことが多いので、そうした点を軸に、九州のクライアントの皆様が変革する、そして元気になるお手伝いをしていきたいです。

女性活躍も、取り組んでいきたいテーマです。九州拠点を立ち上げるエピソードでもお話ししましたが、変な商社は自分のやりたいことや気持ちと向き合ってくれて、相談できる環境を用意してくれる会社です。家庭事情の転勤だけではなく、結婚や子どもができた際にキャリアを諦めてしまう女性は、まだ多いと感じています。そうした方が働きたい気持ちやキャリアを実現できるような環境整備をバックアップしていきたいですね。

あとは、「商社未経験」の方でも活躍できることは強くお伝えしたいです。私も未経験でしたが、周囲のサポートをいただきながら、安心して業務を遂行できています。ぜひ、働くママもそうですが、様々な方にジョインいただければと思います。



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