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ファーメンステーションの原点 事業立ち上げ編

前回までに、私のキャリアスタートから紆余曲折と長い時間をかけて、やっとやりたいことを見つけたこと、ファーメンステーションを設立したことをお話しました。

■ 初めて岩手へ!

会社設立と前後して、ファーメンステーションにとっては運命的な出会いがありました。岩手県奥州市の皆さんとの出会いです。

東京農業大学で学んでいた時に、私が所属していた研究室に岩手県奥州市(当時は胆沢町)の方がいらっしゃいました。「岩手には休耕田や耕作放棄田が多くあり、水田の利活用を進めたい。具体的にはお米からエタノールを作ってバイオ燃料にできないか」という相談でした。この時点で私は関わっていなかったのですが、具体的に実証実験をやりたい、というタイミングで運良く、研究室にいた私は、これは面白い!と思い、是非関わらせて欲しい、と先生に伝えました。フィールドワーク最高!と思ったのです。

ということで、無理矢理?自費で初めて奥州市を訪れたのが、2009年秋、稲刈りも終わった頃でした。ここでこの後もずっとお付き合いが続く、お米農家アグリ笹森の皆さんや奥州市役所の方にお会いしました。この「市役所の方」とはすごい展開がありまして、、、なんと今年の4月から奥州市役所を退職してファーメンステーションにジョインしています!これは私にとってもとても嬉しいことでした。


私が想定していた、「生ゴミからエタノール」ではありませんでしたが、休耕田というものがあること、お米だからもったいない、ということではなくて、水田を利活用したい、という切実な農家さんや自治体の方のお話を伺うこともできました。お話を伺いながら、私も是非このプロジェクトに関わりたい、と思い、「できることがあれば、なんでもおっしゃってください!会社もあります!(つくったばかり)」と猛烈アピールしました。

■ 実証実験がスタート

その後、市役所のみなさんや米農家のみなさんなどのご尽力もあり、2010年4月から奥州市の実証実験「コメからエタノールと餌をつくる地域循環プロジェクト」がスタート、そこにファーメンステーションも受託事業者として関わらせていただくことになりました。

3年間、低予算の中(失礼。。。)それはもうありとあらゆることにチャレンジしました。


今でも私たちのお米を作ってくださっているアグリ笹森の皆さんが専用のお米を栽培、お米からエタノールを作るための装置開発、納入、実験の毎日、、、発酵粕は産卵鶏の餌にして(卵の数も数えていただき、グラフにして、卵は美味しくいただきました)、豚への給餌、食用鶏への給餌と試食、合間にさまざまなイベント、ツアー、報告会、商品化のチャレンジ。。。今でも続く地域の仲間との出会いもこの頃。

■ 実証実験を引き継ぎ、事業化

3年間の実証実験でさまざまな成果がありましたが、さて、今後どうする、というタイミングで、ファーメンステーションが事業を引き継ぐことになりました。この経緯については、色々なメディアなどでもお話をしてきておりますが(TBSのドキュメンタリー「夢の扉」では再現ドラマまで作っていただきました笑 この時のアグリ笹森の皆さんの熱演がすごかった)、改めて、この決断をしてくださった奥州市の皆さんには心より感謝です。

ということで、事業化を進めないといけないのですが、もともと何かを作ったこともなければ売ったこともない私。。。色々な分野の皆さんに相談して、助けていただきながら、目の前にいただくチャンスを逃さないよう走ってきました。

大変だったことは色々ありますが、ほとんど忘れました笑

今回、これまでを振り返るにあたり、写真をみていて、これはリアルに大変だったな、と思ったのはこちら。。。


シャッターが風で吹き飛んだ日に(写真左上のシートを貼った入口)、DBJのコンペの面接があり、面接にいらした方が本当にびっくりしていたのを思い出します(この時の受賞は逃してしまい、その次の年に地域イノベーション賞をいただきました)。

■ 進化、進化!そして自慢できる仲間!

事業の幅も広がりました。

自社ブランドでの化粧品展開から始まり、原料販売、自社ブランド以外のお客様とのコラボ、OEM/ODM。。。このような、原料から売り場までを徹底して全て自分たちで経験していることがファーメンステーションの強みです。

農家さんにご協力いただいて有機JAS取得、米国欧州のオーガニック認証の取得など、世の中の動きやお客さまのニーズに応える形で、日本初、世界初、の取り組みも増えてきました。

技術的にも日々の実証の繰り返しで大きく進化しました。
とにかく世界初、誰も聞いたことがないチャレンジが多いのもファーメンステーションの特徴の一つです。


また、事業の幅、技術の進化とともに、様々な皆さんとのパートナーシップも増えてきました。大好きな奥州市の仲間に加えて、さまざまなブランド、協業企業、地域ブランド、投資家、自治体、研究機関の皆さん、国内外に広がる関係などなど、、、お世話になっている皆さんが非常に多いのもファーメンステーションらしさかなと思います。

そして何より大切なのが一緒に働く仲間の存在です。ファーメンステーションには想いを共有する自慢したいメンバーが揃っています。様々なバックグラウンドを持つ熱い仲間の存在が、今の、そしてこれからのファーメンステーションを作っています。是非この仲間については、改めて紹介させてください!


そして、ファーメンステーションには今、大きな変換期が来ています。
この環境下で、ファーメンステーションをどうしたいのか、決意表明をしました。

(続きます)

ファーメンステーションのこれから 決意表明編

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