私たちのVISON『無限の想像力をテクノロジーで解き放つ』―
そのVISIONは、メンバーひとりひとりの意志やポリシーが折り重なることで、カタチになります。
HMSで活躍するメンバーは、どのような想いや価値観を持って事業や仕事に向き合っているのか、そして、どのような価値を⽣み出したいのか。
HMSのカルチャー・社⾵の源流になるメンバーひとりひとりの想いや価値観に触れる ” OUR VISION MY WILL ” 今回は代表のJamesにフィーチャーします。
■学生時代から創業に至るまでのストーリーはこちら■
創業者に聞くのも変な話ですが、Jamesさんにとって私たちのVISION『無限の想像力をテクノロジーで解き放つ』とは??
会社として、組織としてのVISIONやMISSONへの想いは、以前公平さん(COO)がインタビューで話してくれていて、私も全く同じ想いです。
なので、今回は肩書きというか役割を外して一人のHMSのメンバーとして答えますね。
前回のインタビューで熊大の院に進むきっかけが、唇の動きから何を発話しているのかを解析する研究と話しました。聴覚障害の方の支援につながるものだったんですよね。なぜこの研究に心惹かれたかというと、障害がある方の生活の質向上につながるのではないかと感じたからです。
テクノロジーは無機質でシステマティックに感じる部分もあるかもしれないですが、使い方によっては、人の生活をより良くできると信じています。
テクノロジーによって、ハンディをカバーできるかもしれないし、作業ベースなものを無人化して、クリエイティブなことにチャレンジしたり、自由な時間を得ることが可能になります。そこでAIやロボティクスができることは多いと可能性を感じています。AIやロボティクスが、人を”不自由”や”不満”や”退屈”から解放して、より良く生きるや満足度の高い日常をもたらすことができるとも考えています。
エンジニアとして、知的好奇心とチャレンジ精神から、まだ見ぬ難しいものというかハイスペックなものをつくりたくなる欲にはよく駆られます。でも、テクノロジーって使ってもらってこそ意味があるとも思っています。
HMSは『無限の想像力をテクノロジーで解き放つ』というVISIONのもと、AIを手軽にリーズナブルに使える世界を目指しています。まずは、創業時からの強みである製造・物流・ロボット開発業界へのAIカメラを基点としたソリューションが起点になります。次がクラウドを活かした画像処理プラットホームを用いることで、従来費用対効果面でAI使用のハードルが高かった業界での活用を目指しています。ビジネスシーンにおけるAI使用の裾野を広げていきたいんですね。
でもこれって、そもそも何のためにやるのかといえば、作業から人を解放して、クリティブなことにシフトしたり、可処分時間を増やしたりするためなんですよね。それは、より良く生きるというか、今よりいい未来をつくるためのイノベーションを起こすことだと、私は考えています。
つまり、『無限の想像力をテクノロジーで解き放つ』を一人のエンジニアとして答えると、仕事や生活における人を幸せにする変化や世界のあり方の変化を、イノベーションを通してつくりだすつくり出すことだと思っています。
なので、逆にいうとテクノロジーは、必要な非効率には超えられないラインがあると思っています。例えば、ファミレスで配膳ロボットが活躍しているのは、便利になったなと思いますが、特別な日に行くようなお店では、やはり接客含めた空気感全てが価値あるものではないでしょうか。テクノロジーは ”人だからこそ” をあえて超える必要はないと思っています。要は、テクノロジーは、必要な非効率は超えられないですが、ないと助かる非効率はなくすことができるものと考えています。”人を幸せにするイノベーション” がキーになる理由がわかっていただけると思います。
そして、我々がもたらしうる無人化や省力化は、業務の標準化に繋がることも多いです。ある意味、”ある業務を誰にでもできる”にする場合があります。
これは、瞬間的に居場所を奪うように見えるかもしれませんが、人にしかできないこと、もっというとその人にしかできない付加価値の高いことや人間業だからこそ光ることで活躍してもらい、より人にしかできないことをして人生の質を高める機会創出へ最終的に繋がるものだと思っています。
これが、一個人として考える『無限の想像力をテクノロジーで解き放つ』ですね。
人を幸せにするイノベーションって重要な価値観ですよね。VISIONに対する個人としての想いが伝わりました。では次に、Jamesさんが一人のビジネスパーソンとして大切にしている価値観やポリシーを聞いてもいいですか?
積極性とチャレンジ精神を大切にしています。やはりエンジニアなので、世界初とかNo.1へのこだわりがあります。まだないものをつくる、今あるものをより良くするって純粋に楽しくないですか?そして、このチャレンジする姿勢には、積極性が大切だと思っています。主体性を持ってやると言ってもいいかもしれませんね。やるからには、自分の意志を持ってやりたいじゃないですか。
時間と体力は有限なので、積極性とチャレンジ精神を持って、難しいことにチャレンジすることを大切にしている気がします。それって人に与えられた娯楽のようにも感じます(笑)。
価値観が完璧に学者で、エンジニアで、経営者ですね(笑)。Jamesさんと一緒にて、チャレンジ精神、そして、特に積極性をメンバーにも期待しているように感じます。最後に、その点についてお聞きしていいですか??
そうですね。教育と経営に携わってきて、積極性は大切だと思っています。
チーム貢献ができ、成長できる人には、積極性からくるリーダーシップがあるように感じています。そして、チャレンジしている。なので、HMSで一緒にやっていくにあたって、積極性は是非発揮してほしいです。
姿勢としては、コツコツ頑張ることができる人がHMSにはフィットすると思います。リーダーシップもコツコツ頑張っているという事実から周りの信頼を得て、強く発揮できるものだと思います。また、前回のインタビューでも話したように、私たちがやっていることは、まだ世にないもの生み出したり、認知度の低いものの認知度を上げる側面が大きくあります。ただ、受け手に ”こういうのが欲しかった” と喜んでもらったり、社会が変わるかもと時代の潮目を感じてもらえるのって一瞬なんですよね。
この一瞬のために、努力を積み重ねる泥臭さが必要です。そして、コツコツとやれる人の強みは、途中で諦めた人を最後に追い抜くことができることです。それが天才であれ、センスのいい人であれ、最後まで諦めなければ、追い抜くことができる。
希望を感じたものやこれをやりたいんだと思ったものに対して、諦めずにコツコツと一緒に頑張ることも期待したいことですね。スタートアップの初期メンバーってこのマインドが大切だと思いますし、私の前職での成功体験からも、諦めずにコツコツと続けた後に見える景色は格別です。ぜひあなたとその景色を一緒に見たいと思っています。