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社員インタビュー#2|トレンドの中でも埋もれないWEBデザイナー。華やかさと堅実さ、剛柔自在な存在を目指して。

こんにちは。サムライワークスのWantedly担当です。

前回のストーリーでは当社のプロダクトデザインを担う「商品企画デザイナー」を特集しましたが、今回は同じデザイナーでも、デザインとIT両方のスキルで当社を支える「WEBデザイナー」に着目。

2020年以降、外出自粛の影響でEC市場は急速に拡大しており、当社のEC事業も爆発的に成長。大手モールでの売上ランキング上位入賞やベストセラーを獲得、2022年度にはWEB販売のみで月商1.5億円を突破するなど、今やサムライワークスの支柱となっています。

このような企業成長を支える要の1つこそが、今回ピックアップするWEBデザイナー。
自社ブランドのECサイトはもちろん、大手ECモール(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)内におけるLPやキャンペーンバナーの制作、画像撮影やレタッチなど、あらゆる方面から自社ブランドの認知・売上の増進を目指す存在です。

自社アイテムを多く抱える中でどのようなデザインを心がけているのか。また、インハウスデザイナーとしての働き方ややりがいなどを、当社のベテランWEBデザイナー、原口に尋ねました。

原口 準平(はらぐち・じゅんぺい)
2014年8月入社。オリジナルスマートフォンケースの製造・販売を手掛けるECサイト運営会社で、自社ECサイトの運営、商品の出品・受注・製造管理などを3年間担当。その後、サムライワークスに入社し、現在はEC運営課のWEBデザイナーとして活躍中。

同じ業界、同じ職種でのリスタート!WEBデザイナーとしてのステップアップを目指し、憧れの地へと跳躍。

ーー早速ですが、サムライワークスに出会った経緯を教えてください。

原口 準平(以下、原口):前職もオリジナルスマートフォンケースの製造・販売を行う大阪のECサイト運営会社に勤めていたこともあり、ずっと前から会社の存在自体は把握していました。
その頃から「デザインやプリントの質が高い」「様々なブランドやデザイナーとコラボしていて楽しそう」と、ライバル企業ながら興味と憧れを抱いていましたね。

ーーつまり、転職活動時はサムライワークスが第1志望だったと?

原口:そうですね。前職でもWEBデザイナーをしており、同じ道でもっとスキルを高めたいと思い転職を決意しました。
そこでサムライワークスがWEBデザイナーを募集していることを知り、「これはここで働くしかない!」と速攻で応募して。当時のサムライワークスは東京にしかオフィスがなかったのですが、大阪から上京してでも入社したい!と一生懸命に志願しました(笑)
また私自身、絵を描くことが好きなこともあり、オリジナルデザインを用いた商品を扱う企業で働き続けたいという思いも強かったですね。

ーーきっと、デザイナーとしての熱意とスキルを買われての採用だったと思います。憧れの職場での活動、最初はどのような立場を任されたのでしょうか。

原口:早速、新天地・東京でWEBデザインを担っていたのですが、入社間もない頃、社長から「大阪に本格的な事業所を構えるから、そのスタートアップメンバーとして参加しないか?」とお声がけいただいて。
当時から物流拠点は大阪にあったため、より製造部分に近い場所、加えて地元で活躍できるということで、喜んで飛び付きましたね。
なので、東京での思い出はあまりなかったり…(笑)今では社長も大阪支社に常駐していますし、より会社の中心部で働けていると感じます。

群雄割拠のマーケットで埋もれないために。WEBデザイナーとして挑む、デザインとコーディングの絶妙なバランス

ーースマホケースとマスクのWEB販売、特に後者はコロナ禍以降かなりのレッドオーシャンです。WEBデザインを手掛ける中で、特に意識していることはありますか?

原口:おっしゃる通り、スマホケース、マスク共に競合他社は数多く存在します。しかし、その中の多くが「同じECサイトで他ジャンルの商品も売り出している」んですね。
例えば、マスクと洋服、スマホケースとアクセサリーなど、複数の商品を同一ページで販売していたりするんですが、サムライワークスはマスクのみ・スマホケースのみと、ジャンルごとにサイトを分けて制作。
メインジャンルが「スマホケース」「マスク」の2つしかない当社にとって、選択肢を絞ることでユーザーの購買率を高める「ジャムの法則」は特に相性ピッタリで。狭い選択肢をより狭い場所で選ばせることで、少しでもユーザーの離脱を回避しています。

ーーレッドオーシャンだからこそ、自社内でも目移りしないような施策を取り入れていると。

原口:また、マスクの中でも『Victorian Mask』『MASCLASS』など違うブランドを手がけているため、その違いが明確になるようなLPデザインを心がけています。
実際のサイトを見ていただくと分かりやすいのですが、『Victorian Mask』は大人っぽくシンプルに、『MASCLASS』は可愛く見栄え重視なデザインを意識しているんですよ。
使用するフォントなど細部までこだわり、ブランドそのもののイメージや差別化を強く訴えかけるような仕上がりにしています。

ーーもともと「デザインそのものが好き」ということもあり、デザインカンプへの並々ならぬ熱意が伝わります。

原口:とはいえ、私はグラフィック専門ではなく、サイト全体のユーザービリティも追求するWEBデザイナー。どれだけサイトデザインが素晴らしくても、UI/UXデザインが陳腐では意味がありません。
前回のインタビューで𠮷本も言っていましたが、デザイン制作は特にミスが起こりやすい分野なんですよ。
例えば、バナーやボタンをクリックしたら違うページに飛んでしまう、ちょっとした文章で誤字脱字を起こしてしまう…。
俯瞰的に見れば小さなミスかもしれませんが、たった1つのミスでユーザーの信頼は大きく崩れてしまうもの。「本当にちゃんとした商品なのかな」「きちんと届くのかな」などの不安が生まれ、そのまま購入を回避してしまうことも多いにあり得ます。
対面販売でないからこそ、このような小さなエラーを徹底的に潰していくことが、WEBデザイナーの重要な任務の1つだと考えています。

ーーデザインとコーディング、どちらが欠けても売上・ユーザー獲得につながらないということですね。

原口:ええ。その中でも今は『MASCLASS』の売上拡大が大きなミッションですね。過去、アクセス数は伸びてもそこからユーザーがマスクを購入せず離脱してしまう…といった課題があったんです。
そこでページのデザインや導線を1から洗い直した結果、購入ボタンがページ下部にしか存在せず、LPをひたすらスクロールしないと辿り着けない仕様が原因では?という結論に。
そこで、各カラーバリエーションごとに購入ボタンを設置。「この色かわいい!」「これが欲しい!」と思った瞬間に購入へと促せるよう工夫した結果、購入率がぐっと上がったんです!
どれだけデザインにこだわっても、コーディングがおろそかでは効果が出ない。当たり前のことですが、WEBデザイナーの根幹を再確認した瞬間でしたね。

▲実際に作成したスマホケースのLP(一例)

全員が1つのゴールに向かって奔走。縦横無尽に活躍しながらも、見据えるのは「最高のアイテムのため」、ただそれだけ。

ーーWEBデザイナーとして長年活躍してきた原口さんですが、サムライワークスの魅力はどこにあると思いますか?

原口:1つの企画に対し、ほぼ全ての社員が積極的に参画するところですね!スマホケース、マスク、その他のアイテム…どんな内容でも、全員が「売上を限界まで伸ばしていこう!」と同じ方向を見据えることができる環境です。
例えば、新しい商品企画が立ち上がった際の打ち合わせ。最初こそ上長のみでスタートしますが、本格的に着手すると決まれば、あっという間に各部署で同じ商品についての会議が始まります。
社内でのチャットコミュニケーションも活発なので、商品企画デザイナーから「パッケージデザインを5種類考えたので、どれが1番いいか教えてください!」と全社員宛てにメッセージが飛んでくることもありますよ。プロダクトデザインは商品企画デザイナーだけ、WEBサイトはWEBデザイナーだけといった、クローズドなやり取りはほぼないですね。
当社は商品数こそ多くありませんが、1つのアイテムにかける工数は比較的多い方。それでも「社員全員で作り上げる」という意志は一切ブレません。「どこかで何か新しいことやってるなー」と、誰かが蚊帳の外になる瞬間は一瞬たりともないはずです。

ーーなるほど。常に時代のニーズを敏感に感じ取るサムライワークスだからこそ、全員が情報感度を磨き続けないといけないんですね。

原口:間違い無いです。あとは、オリジナルデザインのみを扱っていることもあって、1つのアイテムに対するこだわりは並々ならないものなんですよ。
まだスマホケース1本で活動していた頃、日本伝統の生地や素材を使用した『TSUMUGI』というブランドが立ち上がったんです。
国内有数の先染め織物や革を手掛ける職人に製作を依頼し、ブランドアンバサダーには本田圭佑さんを起用するなど、サムライワークスの歴史でも指折りの大規模プロジェクトだったため、私としても非常に気合いが入る日々でしたね。

ーー準備・素材・規模といい、非常に体力が必要な分、やりがいとワクワク感はこの上ないものだったと想像できます!

原口:『TSUMUGI』シリーズだけでも、和紙や西陣織、本革、漆塗りなど全30種類以上のアイテムがずらっと並んだので、そのプレミアム感を押し上げるプロモーション制作に奔走したことを覚えています。
私自身で何度もWEBサイト用の商品画像を撮影し、素材の価値をプッシュするために皮革生産メーカーの工場へ足を運んで作業動画を撮影・編集したり…。
こんな大掛かりなプロジェクトに携われることなんて滅多にないですし、サムライワークスが持つメーカーとしてのプライドや熱量を痛いほど感じて、まさにデザイナー冥利につきる環境で突っ走った期間でしたね。おかげさまで、受注生産のみでの販売でしたが数多くの注文をいただくことができました!

華やかなWEBデザインの裏には緻密な設計と分析あり。時代の変化を乗りこなすために必要な素質とは。

ーー繊細なデザインと真っ直ぐな思いが複雑に絡み合うサムライワークスですが、どのような方がWEBデザイナーとして活躍できるとお考えですか?

原口:忍耐力とスピード感を持ち合わせた方ですね。ここまでWEBデザイナーとしての華やかな部分を多く語ってきましたが、WEBサイトは作って終わり、ではありません。
アクセス解析やCVRの改善、導線設計の見直しなど、どちらかというと日々の更新の積み重ねが主な仕事とも言えます。
もちろん、サイトを手直ししたからといって急に効果が現れるとは限りません。じわじわと時間をかけて数値に反映されたり、時には改善の兆しが見えない、なんて辛い状況に陥ることもあります。
それでも、私たちが身を置く市場はトレンドの移り変わりが早い世界。効果が出ないからと二の足を踏んでは、あっという間に置いて行かれてしまう。
素早い解析・実行を繰り返し、サムライワークスが誇る商品の素晴らしさを広めていくことが必要とされますね。

ーー地道な作業に対するひたむきさ、そしてフットワークの軽さが重要ということですね。

原口:あとは新しい知識を積極的に吸収する姿勢も大切です。WEBに関する技術が年々進歩するに伴い、WEBデザイナーに求められるスキルも変化していくでしょう。
例えば、パソコンやスマホ、タブレットなど多種多様なデバイスの登場に合わせ、レスポンシブ対応はトレンドから主流になりつつあります。
もちろん、いきなり高度な技術を要求したりはしません。けれど必要に応じた情報やスキルを自ら取りに行ける方であれば、よりサムライワークスのWEBデザイナーとして活躍できるかと思います!
デザインもしくはコーディングに特化した方でも活躍できる環境ですので、サムライワークスのスピード感や事業規模の大きさに少しでも惹かれた方は、ぜひ私のように一歩踏み出して欲しいですね。

いかがでしたでしょうか。
現在サムライワークスでは、スマホケースやマスク以外にも新たなアイテムを数多く考案しています。
「面白いモノ」を1つでも多く世界に広めるため、EC事業の成長は必須。
あなたが持つスキルや知識を活かしたデザインが、サムライワークスの新たな顔となる可能性は十二分に存在します!

このストーリーを読んで少しでも興味を抱いた方は、ぜひお気軽にご応募ください。
「まずは会社のことを詳しく知りたいな」という方は、カジュアル面談からのスタートでもOK。
あなたと直接お会いできる日を、心よりお待ちしております。

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