1
/
5

【入社インタビュー】登記の専門家である司法書士がAgeTechスタートアップにジョインした経緯とは?

こんにちは、AGE technologiesの広報担当です。

今回は司法書士というキャリアでありながら、今年AGE technologiesにフルジョインした呉村さんの入社エントリをお届けします!

CEOの塩原さんとの対談形式で、ふたりの出会いから呉村さんのジョインまでの背景、お互いの印象や、現在の仕事内容など、幅広くお話し頂きました!

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

呉村 成信(司法書士)

2016年、司法書士試験合格。東京司法書士会所属。都内の司法書士事務所にて不動産登記を中心に登記業務全般に携わる。その後独立し、2019年、そうぞくドットコム不動産の立ち上げ期から参画し、プロダクトアドバイザーに就任。2021年、当社へ正式入社。

―AGE technologiesに入社する前の経歴を教えてください

呉村:はい、まず私が司法書士になった背景からお話しますね。大学時代にたまたま法学部にいたんですよ。最初は全然法律家を目指すつもりもなかったのですが、人から「法学部なの?じゃあ将来弁護士になるんだ。」みたいに言われて、じゃあやろっかな、っていう軽いノリでまず司法試験を目指しました。

塩原:分かります。実は僕も法学部卒業なんですよ。同じことを言われても全く目指さなかったけど。笑

呉村:それで受験が終わって、結果的には司法試験がダメだったので法律とは全く関係のない一般企業に就職しました。ただやはり一度目指したということもあり「法律の世界に行きたい」という思いは消えず、行政書士の試験には合格していたので、それを使って転職出来ないかなと思ってその会社は数年で辞めたんです。

塩原:司法書士になる前の呉村さんは知らないので意外ですね。一般企業で働いてるのは、正直想像できない。転職活動を経て、行政書士事務所で働いたんですか?

呉村:いえ、行政書士事務所以外にも何社か面接を受けていて、たまたま法律事務所から先に連絡がきたんですよ。その時、既に結婚をしていて子供もいたので「早く働かなきゃ」という思いもあって、結果的には法律事務所に就職しました。その事務所で6年半くらい働きました。

塩原:そうだったんですね。法律事務所ではどんな仕事をされていたんですか?

呉村:主に交通事故をメインの業務として扱う事務所だったのですが、そこでいわゆるパラリーガルとして働いていました。

交通事故なので、「人の死」=「相続」ももちろん発生するので、事故でお亡くなりになられた方の相続人を探すための戸籍収集なんかにも取り組んでいました。思えばこれが初めて「人が亡くなった時の手続き」に触れた瞬間でした。そこで戸籍法などについても詳しくなりましたね。

塩原:なるほど。そこから何がきっかけで司法書士を目指すことになったのですか?

呉村:法律事務所で働いてすぐくらいですかね。過去に司法試験を受けていたという話や、行政書士の試験も受かっていたことから、事務所の方に「じゃあ司法書士とか受けないの?」と言われて、また大学時代の司法試験の時と同じように、「じゃあやってみようかな」っていうノリで勉強を始めました。法律事務所ではフルタイムで働いていたので、休憩時間や帰宅してからの時間を使って、必死に勉強しました。

塩原:一度司法試験に落ちた過去があっても、次は司法書士を目指して勉強する、執念ですね。やっぱり法律に関わる専門家になりたいっていう思いは強かったんですね。

司法書士になってからすぐに法律事務所を辞められたんですか?

呉村:はい。司法書士試験に合格してからは法律事務所を辞めて、司法書士を募集している事務所を探しました。司法書士としては新米になるので、色々な経験を積みたいという思いもあり、大手ではなく、中規模くらい、そこそこ色んな案件に携われて、自分でも主体性を持って進められる事務所を探しました。

塩原:その時、転職された司法書士事務所にいる時に、出会ったんですよね。

呉村:そうでしたね。

―おふたりは、いつ頃、どのようなきっかけで出会ったのですか?

塩原:出会ったのは2018年の9月頃ですね。その頃、メインのプロダクトとは別に、相続新聞(現そうぞくドットコムマガジン)というメディアを運営していて、その記事の監修をお願いできる先生を探していた時に呉村さんに出会いました。

呉村:懐かしいですね。司法書士としてのキャリアを着実に歩んでいた私の仕事の中心は、不動産取引(主に売買)の登記でした。一方で、法律事務所で働いていた時に、相続を扱った仕事をしていた経験があったので、ちょうど相続分野についての仕事もしてみたいなと思っていたんです。

そしたら、マーク・オン(AGE technologiesの旧社名)が相続に関連するメディアの監修をしてくれる人を探していて、お互いのニーズがうまいことマッチした、という感じでしたね。

塩原:懐かしいですね。タイミングって大事ですよね。で、最初は相続新聞の監修のみを依頼していたんですよね。

当時僕らは「相続カルテ」という初期にリリースしたサービスをクローズした後で、メディアだけを運営していたんです。サービスはクローズしたけど、メディアは引き続きやっていこうというなかで呉村さんと出会いました。監修の仕事を依頼し始めて、3カ月くらいはずっとチャットだけでやり取りしていて、リアルでは会ったことがありませんでした。

連絡頻度が増えたタイミングで「あれ、そういえば呉村さんって司法書士でしたっけ?」みたいな話になり、ちょうどその頃、不動産相続手続きプロダクトの開発検討を行っていたので、「良かったら、1回お茶でもしませんか?」と僕から声をかけました。

その時がリアルで初めて会ったときですね。Open Network Labに参加する前なので、2018年の12月頃ですね。

ー初めて会ったときの印象はお互いにどうでしたか?

塩原:爽やかな人だなって印象ですね。僕より歳上だということは知っていたのですが、思ったより若いなと。あと、当たり前なんですが、やっぱり登記詳しいなって思いました。笑

それから僕らのサービス構想を伝えたときに、今後、ITとかAIによって定型業務の自動化が進んでいくであろう未来に対して前向きに捉えていて、そのうえで登記の専門家として何が重要か、新しいサービスにどう携わっていくかを真剣に考えているという感じは最初からあったような気がします。それもあって、すごい印象としては良かったですね。

呉村:私の塩原さんに対する印象は、私は背が低いので、大きいなっていう。 年齢はその時まで知らなかったので、若いな、背高いなっていう印象ですね。

あとは相続については、その時点でもすごく詳しくて、正直少し驚きました。また、投資家からも出資を受けていると聞いて、単純に凄いなという感想を持ちました。

塩原:身長。笑

当時を少し振り返ると、僕らとしては構想していたサービスを開発するにあたってエンジニアはいるけど、高品質なプロダクトを作るためには、登記の専門家がチームに絶対必要だと思っていたんです。

それもあって、初めてお会いした日から、具体的なプロダクト開発の話しを持ちかけ、結果的にメディアの監修以外も手伝ってもらうようになりました。

ー呉村さんも、新しく作ろうとしていたサービスの開発に携わられたんですか?

塩原:はい、そうです。結果的には、プロダクトアドバイザー的な立ち位置でチームに入ってもらいました。

最初は僕が呉村さんと2人でミーティングをして、そこで聞いたことを社内に共有していたのですが、僕を通してエンジニア陣に情報を共有してるので、情報の細かな正確性や、時差の部分で「これは効率悪いな」と感じ、呉村さんや、エンジニアを含めて全員でミーティングを実施するようになりました。

その頃オフィスが西早稲田にあって、よく仕事終わりの呉村さんに来てもらって、カフェで4人でミーティングしましたね。

呉村:そうでしたね。

塩原:初めて全員でミーティングした時に、たくさん話をして、とは言え、それ以降も色々聞かないと開発が進められない部分が多く、一応社外の方なので気は遣いつつも、結構ガッツリ入ってもらいました。

僕はじわじわ人を巻き込むのが得意な方なので、その頃には社内のslackにも入ってもらっていましたね。

呉村:入ってましたね。「とりあえずアプリ入れておいてください、そんなに連絡はいきません」って聞いてたのに、次の日からめっちゃ連絡がきて、ビックリしました。

塩原:申し訳ない。笑

ただ、司法書士としてバリバリ働きながらも、いつも即レスで、かつ情報量も多い。僕らみたいな異業種の若手達のサービス作りに尽力してくれて、「この人神だな、いつか恩返ししたい」と僕は思っていました。また結果的に、呉村さんの支援もあって、現サービスの前身でもある「e-相続」を作りきることができ、それを持って、Open Network Labのデモデイで優勝することができました。とっても感謝しています。

呉村:懐かしいですね。

塩原:優勝して真っ先に呉村さんに連絡したら、「優勝すると思ってました。おめでとうございます!」と返信をもらったのは今でも覚えてます。

呉村:そうでしたね。あの日は割と忙しい日で…よく覚えています。

事務所に帰ってきたのが18時過ぎくらいで、そこからまだ色々やらなくてはいけないことがあったのですが、「今日はもう仕事しないから」って周りに言って、でも帰らず連絡待ってて。何してるんですか?って言われましたね。「今日はちょっと、色々あるから」みたいな。笑 それで20時過ぎとかですかね、塩原さんから連絡もらえて。

塩原:やりましたーー‼って言いましたね。

呉村:そうでしたね。私は正直、スタートアップのアクセラレータープログラムとかピッチコンテストとか、よく分かっていなかったのですが、「e-相続いいじゃん、使えるじゃん」と思っていたので、「優勝すると思ってました。」っていう返事だったんだと思います。

―開発に携わるようになった後、そこからどのような経緯で正式なジョインに至ったのですか?

塩原:アクセラレーター卒業後も、プロダクトのアップデートを継続的に行っていたので、定期的に会っていました。当時、呉村さんが働いていた事務所が渋谷だったので、渋谷のカフェで月1,2は会ってたんじゃないですかね。

そして、2019年の秋頃、呉村さんから突然電話がかかってきたんです。「そろそろ独立しようと思います」っていう内容の電話でした。

元々、独立志向があるのは聞いていて、決まったら最初に教えてくださいねって言ってたので、まず「おめでとうございます!」って言いました。そして「オフィス決まりました?」って聞いたら、まだ決まってないとのことだったので、「じゃあうち空いてますよ」と言いました。

呉村さんは士業の方だし、ご家族もいるし、スタートアップにいきなり転職するなんてお互い想像も付かないだろうという状況だったので、とりあえず「席空いてますよ、印刷とかタダですよ、家賃かかりませんよ」みたいなことを、半分冗談、半分本気で言ってみたら、呉村さんから「じゃあ、いいですか」と返事がきました。

呉村:そうそう。その時、独立は具体的に考え始めていましたが、本当にまだ何も決まっていなかったので「じゃあ是非」みたいな。

塩原:「働く環境は全て提供します、だけど、僕らの相談に無限にのってください」って言いましたね。笑 それで結局、数ヶ月後には同じ屋根の下で働くことになりました。またポジションとして、正式にe-相続のプロダクトアドバイザーに就任してもらったって感じです。

ー同じ屋根の下で働くようになって、呉村さんはAGE technologiesへの転職までも考えるようになったのですか?

塩原:最初はそんな考えてなかったですよね。

呉村:考えてなかったですね、正直。最初はほんとに、質問や相談でって話だったので。

塩原:そうそう。ただ最初こそ質問と相談のみだったんですが、2020年1月の「そうぞくドットコム」の正式リリースを皮切りに、いよいよ僕らが本格的に忙しくなってきて。

呉村さんには、プロダクトアドバイザーをやってもらいつつ、でもプロダクトってリリース後は必ず落ち着くタイミングがあるんですよね。なので、オペレーションの構築や開発以外の作業についても、「もっとがっつりやりませんか?」っていうオファーを出しました。

呉村:そうでしたね。

塩原:そこからは、最初のころよりユーザー数がもう何十倍にもなって、呉村さんにはプロダクト品質管理や、オペレーション事業部の構築や、社内のマニュアル作りなど、守備範囲をドンドン広げていってもらいました。

でもその頃も正式ジョインという形ではなく「シリーズAの資金調達をしたら、正式にジョインしてください」って話をしてましたね。

これは同じオフィスに入ってきてくれた時からずっと伝えていたことで、その後コロナもあって予定よりは少し遅れましたが、2021年の6月に無事に資金調達が終わり、正式にジョインしてもらいました。

呉村:私としては後はタイミングだけかなと思っていたのですが、ちょうどシリーズAを終えたタイミング、かつ会社としても大幅なリブランディングを行ったタイミングということで、歴史の転換点で入社できたことを嬉しく思います。

塩原:入社前の経営合宿に、既に参加してもらっていましたけどね。笑

呉村:そうですね。またうまく巻き込まれました。笑

―現在の呉村さんの役割や、仕事内容について教えてください

呉村:司法書士であることには変わりないので、今は登記の専門家として、弊社のオペレーション領域を主な守備範囲としています。また事業開発のメンバーとして、業界動向のリサーチや、CEOの壁打ち相手などもしています。

塩原:そうですね。オペレーションはこれまで本当によく色々見てきて頂いたと思っています。いまでは社内のオペレーションメンバーと一番話すのは、圧倒的に呉村さんですし。

ただ僕としては、呉村さんの本領発揮はそこではないと思っていて、既にオペレーション領域の採用も決まり始めているので、呉村さんにはこれから挑戦する新規事業領域の立ち上げを僕と一緒にやってもらう予定です。

この領域はやはり「中の人」にしか分からない、業界監修や市場力学があったりするので、その点を補ってもらいます。

呉村:はい、楽しみです。

―出会って3年、現在のお互いの印象を教えてください

塩原:僕からみた、今の呉村さんの印象は「真面目な超ハードワーカー」です。

真面目なのは最初からですけど、今でもそう思いますね。なんか、法律家としての曲げない信念みたいなのがあって、間違ったことはもちろん許せないし、とにかくユーザー(お客様)の為にって気持ちが強い。ある種、そういう芯の部分はすごい僕と似てるなと思います。

超ハードワーカーな面は、正直、僕も割と創業期のスタートアップを見てきたのですが、それよりも全然ハードワーカーって感じで、それは他の創業メンバーとも一緒に驚きました。やると決めたら、やり抜く執念が強い人ですね。

呉村:私からみた塩原さんは、これは最初からなんですが、専門分野じゃないのにすごい勉強しているなって印象ですね。だから、何ていうんですかね、熱い部分がある人なんだろうなって。それは今も変わらずです。

塩原:熱い男!笑 でも結構言われたりします。

知識はもちろんまだまだですが、専門家の方々から色々学びながら、僕は僕なりの視点で業界に貢献したいと思っています。

―最後に、塩原さんから呉村さんにメッセージをお願いします

塩原:呉村さんには「司法書士として、スタートアップで成功する」っていう新しいキャリアを歩んで行ってほしいと思っています。

司法書士っていうキャリアでスタートアップに入る人ってそんなにいないと思うんですよね。調べていないので、全くいないとは言えないですけど。

その新しいキャリアを歩む道に呉村さんは立っていて、それを横で見るのは楽しいし、呉村さんが存分に力を発揮できるようなフィールドを提供し続けたいと思っています。

呉村:それで言ったら逆に、スタートアップのことを何も知らなかった私とよく一緒に仕事してくれたなって思います。

塩原:詳しくなりましたよね。Slackのスタンプもよく使うようになったし。笑

呉村:この人何も知らないじゃん。登記しか知らないじゃんって思うこと多分あると思うんですよ。笑 そこはでも、いくとこまでちゃんといかないと。

塩原:そうですね。少なくとも上場の鐘は一緒に鳴らしましょう。

呉村:やりましょう。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

おふたりともご協力ありがとうございました!

また次回、他メンバーの入社エントリをお待ちください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社AGE technologies's job postings
6 Likes
6 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more