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「人やプロダクトを支えられる仕事がしたい」エンジニアを志していた私がさまざまな経験を経てコーポレート職を選んだ理由

「コーポレート職は自分の天職です」と話してくれたのは、2022年の11月にCORDERへ業務委託として参画された山下さん。もともとはエンジニアを志していましたが、アメリカへの短期留学、複数のアルバイト、数社でのインターン経験を経て、コーポレート職が自分に向いていると気づいたのだそう。

コーポレート職のどのような点に魅力を感じたのか、なぜ建設業界のスタートアップであるCORDERを選んだのか、詳しく伺いました。

山下真歩/コーポレート職

高等専門学校で電子情報工学を専攻。 その後、短期大学へ入学し、複数社でインターンに参加する。インターンで参画したコーポレート向けSaaSを提供するスタートアップへコーポレートスタッフとして入社。退職後、業務委託のコーポレートスタッフとしてWebマーケティング会社で経験を積み、2022年11月にCORDERへ。主に経理、労務、CS事務に従事している。

エンジニアを志すも挫折。「人の役に立てる」事務職へ。

ーー本日はよろしくお願いします。高等専門学校で電子情報工学を専攻されたのはどのような理由からでしょうか?

もともとはエンジニアになりたかったからです。父がパソコンが好きで、その影響を受けて幼少期の頃から、パソコンに触れていました。中学生のときにはプログラミング教室に通い、ホームページ制作などをしていました。

しかし、暗記中心の勉強についていけなくなってしまって、2年生の6月に休学をすることにしました。元々好奇心が強い性格でもあったので、休学中はアメリカへ短期留学に行ったり、アパレルやドラッグストアでアルバイトをしたり、興味のあることに手当たり次第挑戦して過ごしていました。

休学した翌年の4月に復学したのですが、やはり暗記が厳しくて。ただ、ものづくりに何か関わることができる職業に就きたかったので、エンジニアのようなものづくりを行う人を支えられるコーポレート職を志すようになりました。

ーーコーポレート職を志し、一旦は短期大学へ進学されるんですよね。

コーポレート職で必要となる知識を学ぶために、法学や経済学を専攻していました。ただ、インターンや昼間にしかできないアルバイトをしたかったので、一般的な昼間の通う学部ではなく夜間部を選びました。1年生の夏にスタートアップでインターンを行い、1月からは人材紹介会社で営業事務のアルバイトをしていました。

営業事務ではGoogle Apps Script(GAS)と呼ばれるプログラミング言語を用いて業務を行っていたため、これまでの経験が活きましたし、営業を支えている実感が持ててやりがいを感じましたね。

ーー実際にコーポレート職をされてみて、改めて自分に向いていると思えたわけですね。

営業事務だったので、ものづくりを行う人を支えていたわけではありません。しかし、誰かの役に立っているなと思えたんです。エンジニアを志していたときは、視覚障害者のためのツールを開発して、人の役に立ちたいと思っていました。取り組むことは違いますが、「人の役に立つこと」に変わりはないので、自分に向いているなと感じました。

コーポレート職は、どの企業でも必要とされる職種です。コーポレート職を極めていけば、さまざまな業界に関われるので、好奇心が強い私にぴったりでした。

「出る杭が打たれない」主体的に動ける環境がスタートアップの魅力。

ーーもう一社インターンをしていたんですよね?

コーポレート向けSaaSを提供しているスタートアップでも、コーポレート職としてインターンをしていました。

そこからインターンとして1年ほどの経験を経て、短期大学卒業後に正社員として入社しました。経理を始め、総務、法務業務などコーポレート全般の仕事を担当していて、SaaSの導入にも関わっていました。

ーー前職ではどのような点にやりがいを感じていましたか?

自社が提供しているSaaSを日々の業務でも使っていて、改善点があればフィードバックできた点です。提供していたSaaSは主にコーポレート職が使うので、プロダクトとの距離が近く、プロダクトに関われている実感が持てましたね。

またサービスを使っていて、「もっと世の中に広まって欲しい」と思えるものだったので、それを支えている業務を行えていることもやりがいでした。ただ資金繰りが上手く行かず、自分を含めた大半の社員が解雇になってしまって、それで転職活動を始めました。

ーーそれは大変でしたね。転職活動は何を軸に行っていましたか?

同じくスタートアップ企業のコーポレート職を探していました。スタートアップを志望していたのは、出る杭が打たれない環境があるからです。前職のスタートアップでは、業務上の相談や意見交換を役職に関わらずフラットにできました。誰かに指示されたことを淡々とこなすのではなく、主体的に考えて業務を行えたんです。

自分にとっては働きやすい環境だったので、同じような規模感のスタートアップがいいなと。ただ、前職で解雇になった経験もあり、地に足がついた環境を求めていたことも事実です。そのような軸で、Wantedlyで見つけたのがCORDERでした。2022年の11月からCORDERには業務委託で関わらせてもらっています。

COEDERはスピード感がありつつも、地に足がついているスタートアップ。

ーーCORDERに関わろうと思われた理由を教えてください。

希望していた通りスタートアップというフェーズの企業で、コーポレート職として関われることが理由です。また面接の際にCEOの田邊さんとお話して、スピード感がある会社だなと思えたことも惹かれた部分でした。

また、建設業は世の中になくてはならない仕事のひとつです。その中でもCORDERは、資金調達をしっかりと行い、業界を変革するようなサービスを提供している地に足がついたスタートアップです。ここなら長期的に関わり、会社の成長に伴走していけるだろうと思い、関わることにしました。

ーー現在の業務内容を教えてください。

経理、労務、CS(カスタマーサクセス)の事務を主に担当しています。フルリモートで、1日3~4時間程度働いています。コミュニケーションは基本的にSlackでとっていて、みなさんレスが早いので、非常にやりやすいです。他の企業にも業務委託で関わることが決まったのですが、両立しやすいだろうなと感じています。

ーー働かれていて感じるやりがいはどのような点でしょうか?

積算という業務は普段生活しているだけでは知り得ない領域です。積算という工程がないと建物は立たないので、自分がやっていることが新しい建物を建てることにつながっているんだという実感が持て、とても嬉しいですね。

また、CORDERが掲げている理念は「建設業で働く人々を不合理から解放する」こと。CORDERが提供する積算代行サービスがあることで、人手不足に悩んでいる企業と仕事を受けたい人をマッチさせることができます。そのようなサービスを支えるコーポレート業務を行えている点に、大きなやりがいを感じています。

加えて、コーポレート職で重要なのは、業務の無駄を省き、とことん効率化を進めていくこと。自分が発した意見を採用してくれ、社内の業務が少しでも効率化されるととても嬉しく思います。役員2人はコンサルファーム出身者なので、業務を効率化をすることを得意としており、学ぶ点も非常に多いです。

コーポレート職を極めて、さまざまな企業で働きやすい環境の構築を

ーー役員陣に対してはどのような印象をお持ちですか?

お二人とも数年後の自分のロールモデルになるような存在です。仕事の進め方は非常に効率的ですし、意思決定のスピードも早く、優秀な方々だなと憧れています。それにお二人ともとても謙虚で、権威を振るうことなくフラットに関わってくださるので、ありがたいです。

ーー今後の目標を教えてください。

CORDERは創業フェーズのスタートアップなので、組織や事業が大きく成長していくところに貢献できたらと思っています。そしてその経験を活かして、他の創業フェーズの企業でもコーポレートの立ち上げをして、働きやすい企業を増やしていけたらいいですね。自力を高めて、興味の赴くままにさまざまな企業と関われたらなと。

また事務員と言われると「作業を淡々とこなす人」というイメージを持たれることもありますが、企業にとってはなくてはならない大事な職種です。この領域で、やりがいをもって働きたい方のロールモデルになれたら嬉しいです。

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