はじめまして、福岡のADチームに所属している和田と申します。私は政府系金融機関で約4年半、事業開発支援会社で約1年弱勤めた後、2022年6月にLBPに入社しました。LBPの福岡オフィスは2021年の11月に開設され、福岡所属のADとしては私が第一号となります。
1.LBP入社前に何をしてきたか?
【1社目:政府系金融機関】
1支店目の静岡支店では、主に売上高数千万円~数億円の中小企業に対する融資業務を担当しておりました。地方行政と連携した大型融資案件や事業性を綿密に評価するような案件への関与に加え、在籍後半にはコロナ禍で資金繰りが厳しい事業者に対する円滑な資金の供給役として日々従事しておりました。
2支店目の高松支店では、格付区分が要注意先以下のいわゆる再生・廃業局面を迎えている事業者に対する事業再生・債権管理業務に従事しておりました。
【2社目:事業開発支援会社】
再成長支援領域のアドバイザーとして、主に地方の製造業を中心とした事業DD並びにブランディング支援等の案件に従事しておりました。
2.どうしてLBPに入社しようと思ったか?
地元九州の事業再生に関与し、窮境状況にある会社を1社でも多く適切な方向に導き、九州を元気にしたいと考えたためです。
■原体験として、中学時代私の地元で口蹄疫が発生し、約30万頭の牛や豚が殺処分に追い込まれ、基幹産業である農畜産業が冷え込んだ時期がありました(農業を営む私の親戚を通じて現場の声を聞いていましたが、とても悲惨な状況でした)。
■そんな状況の中、補助金や緊急融資等の金融面並びに、「食べて応援」といった販売面に係る県内外からの支援を受け事業が次第に復調し、地元に活力が戻ってくるさまを目の当たりにしました。
■上記経験から、困っている事業者の役に立ち地元九州を活性化させていきたいとの思いは強く、以降一貫して変わっておりません。
当然ながら、相応の価値を出すには実力が必要であり、対組織ではなく個人に対して感謝をいただくことに特にやりがいを感じることから、日々研鑽を重ねております。
3.LBPに入社してみてギャップはあるか?
出張ベースの仕事であることや仕事の大変さ等は面接時に伺ったとおりであり、特段ギャップを感じていない一方で、良い意味でギャップを感じたのは以下の2点です。
①研修資料、過去成果物へのアクセスのしやすさ
→新卒向けの研修資料や外部研修の資料等、必要に応じてアクセスの許可をいただけるので、入社後の基礎知識のキャッチアップが早期に出来る環境であること
②納得感のある評価制度
→「質」×「投下時間」、「外部からの評価」による提供価値ベースで評価がされるため、年功序列の要素はなく、優秀な方が順当に評価されていること(年功序列要素の強い金融機関やJTC出身の方には刺さりやすいポイントかもしれません)
4.現在の業務のおもしろさ等
全ての案件において利害関係者を100%満足させられるような正解はありませんが、自身の取るプロセスや成果物次第で関係者の納得感を促進できることがおもしろいと思います。私自身福岡、佐賀、熊本、宮崎といった九州地方のクライアントや銀行、協議会とお仕事をさせていただき、時には意見を衝突させながら事業方向性を模索してきました。厳しい環境でありながらも充実した良い経験となっています。
熊本出張時に食べた郷土料理の写真です。いろいろな方が地元のおいしいご飯屋さんを紹介してくれるので、地域にも詳しくなることができます!
直近では、地元で高い知名度を誇る製造業にも半年間ほど関与し、対象会社だけではなく、金融機関等の外部からも感謝の言葉をいただけたことがとても印象に残っています(DD・計画を通じて関与した場合、誇張なしにその会社を1番詳しい人になれます)。
5.おわりに
九州地方でも近年引合いが増加しており、福岡オフィスでの採用も強化中です。
①地元九州の事業再生に関与し、1社でも多くの企業の再生に関与したい方
②表層的な事業理解から問題解決を図るのではなく、原始証憑や現場のオペレーションレベルにまでブレイクダウンすることで事業の本質を掴みたい方
③ゼネラリストではなくスペシャリスト(専門家)としてキャリアを積みたい方
上記のような考えをお持ちの方であれば、挑戦機会はいくらでも転がっていますので、やりがいがあって楽しいかと思います。一緒に九州地方を盛り上げていきましょう。ご応募お待ちしております。