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地方銀行出身者が事業再生の道へ進んだ理由と感じるやりがいとは?

はじめまして。LBPの池村と申します。

私は銀行に6年弱務めた後、2019年7月にLBPに入社し、ちょうど3年が経ちました。
現在はLBPの事業再生アドバイザリーチームに所属しています。

私がどのような経緯でLBPに入社し、現在どのような仕事に従事しているか等を
知ってもらえればと思います。

1. LBP入社前

愛知県出身で大学卒業後の2013年4月に三重銀行(現:三十三銀行)に入行しました。

当時は「地元で就職したい」、「地域経済のために頑張りたい」、というような明確な思いは無く、
内定を出してくれた会社に就職したというのが実際のところです。

銀行員とのキャリアとしては、個人・法人営業を2年担当した後に
営業店の融資業務全般を約4年担当しました。

営業担当の頃は実績を出せず、苦しい銀行員生活を送っていました。
当時の評価は惨憺たるものだったことを今でも覚えています。

それでも融資担当になってからは、融資実行に向けた事務作業、融資の稟議作成、
本部との折衝、経営状況が良くない取引先の窓口を担当する等、
充実した日々を送ることができていました。

そのまま融資担当の銀行員を続けていれば、
今頃どんな銀行員生活を送っていただろうかと思うこともあります。

2. LBPに入社した理由・きっかけ

「銀行の外で働いてみたい」という漠然とした想いはあったものの、
当時の仕事が充実していたこともあり、転職するという決断までには至っていませんでした。

そんな中、3ヵ店目の営業店で中小企業再生支援協議会(現:中小企業活性化協議会)を
活用した案件に携わりました。

その案件で、取引先のアドバイザーが作成した調査報告書・経営改善計画書に感銘を受け、
安易ではありますが「自分もこんな仕事ができるようになりたい」と思ったのが転職、
ひいては事業再生の世界に入ろうというきっかけになりました。

LBPへの入社を決断する前には、事業再生に銀行員の立場として関わることができないか
検討しましたが、当時の銀行は若くして事業再生の道に進むにはハードルが高く、
年間に携われる事業再生案件も限りがあるということを知り、銀行を離れる決意を固めました。

3. LBPに入社してみてギャップはあるか?

働き方については面接時にパートナーから聞いていた内容と乖離は殆どありませんでしたが、
それでも入社当初は体力的・能力的にも業務についていくのに必死でした。

エクセルが全く分からずに簡単な業務にも多大な時間を費やしたり、
やっとの思いで作成したパワーポイントにも、先輩スタッフからロジックの矛盾や抜けを指摘されたり、課せられた業務が終わらずに夜遅くまで作業したり等と、あげればきりがありません。

それでも業務をこなしていく内に、エクセルやパワーポイントが使えるようになったり、
案件ごとの勘所がなんとなく把握することができるようになったりと、
少しずつですが出来ることが増えていきました。

その過程では必死でPCスキルを身に着けたり、業務に必要な会計知識などを学びましたが、
それだけでなく現場責任者からの指導・助言から知見を得たり、
先輩スタッフから実務的なスキルを教えてもらったりと、
決して自分1人の力だけで仕事ができるようになったわけではないと感じています。
(LBPは一生懸命業務に取り組むメンバーを助けようする社風があると思っています)

今では現場責任者を任されるようになり、新しく入社されたスタッフと共に日々業務に励んでいます。

ギャップを感じるのは業務以外の部分がほとんどです。

LBPのメンバーは想像以上に優しく、社風もとてもフラットで闊達と思います。

私も入社当初からパートナーと接する機会が多く、
経営層・管理層の顔が見えることが心強く感じるところでもあります。


出張先での一コマ

4. 現在の業務、おもしろさ

現在は、プロジェクトの現場責任者(プロジェクトマネージャー)として、
事業・財務調査業務(DD)、計画策定支援業務を行っています。

自主再生を目指していく案件もあれば、スポンサー型再生を目指していく案件もあり、
様々な性質の案件に取り組んできました。

案件ごとにクライアントだけでなく、金融機関、スポンサー、弁護士等といった
様々な関係者との協議を重ねることもあり、
業務以外の日々の研鑽の積み重ねが本当に大事だなと感じることばかりです。

そのため、私も本を購入して読んでいます(読み切れていない本もありますが・・・)

私が思う再生業務のおもしろさは「クライアントと共に会社の過去を振り返り、
現状をありのままに理解し、将来を一緒に考えること」ができることだと思っています。

振り返ってみれば、スポンサー型事業再生で事業譲渡後のあるクライアントから
「これで従業員の雇用を守ることができます」といった言葉や、
自力再生を目指すクライアントからの「会社の再生のために力を貸してください」といった
声を頂けたことは事業再生業務に携われて良かったと感じる瞬間でもあります。

LBPはそのおもしろさ・仕事としてのやりがいを感じながら、
会社が再生を果たすために一役買うことにできる会社であるとメンバーとして思っています。

本稿を読んでくださった方が再生業務に興味をもってくださり、
LBPメンバーとして一緒に働くことを楽しみにしております。


事業再生アドバイザー
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私たちロングブラックパートナーズ株式会社は、地域に根ざし企業に密着して成果をだすことを誇りに展開する、独立系の事業再生・経営改善コンサルティングファームです。 「クライアントの長期的(ロング)な黒字(ブラック)を確保するパートナーでありたい」との想いが社名の由来です。 【主な事業内容】 ■事業再生アドバイザリー 中堅・中小企業が抱えるさまざまな経営課題に対し、「専属のプロジェクトチーム」が、「一定期間クライアントに常駐」し、「ファクトベース」のアドバイザリーサービスを提供することで、主に財務面の早期健全化を達成するための各種サポートを行っています。 ■成長支援コンサルティング 「成長スピードが鈍化している」「損益が安定しない」「生産性を向上させたい」「コスト削減に本格的に取り組みたい」このような経営課題を抱える企業に対するアドバイザリーを提供しています。 ■事業承継コンサルティング 円滑な事業承継のために必要と考える事業の「磨き上げ」と財務体質の改善、そして次世代の経営者候補も巻き込んだ事業の将来設計までを一貫して支援します。 ■M&Aアドバイザリー 単なる仲介業務にとどまらない、「オーナー」と「企業」の双方にとってメリットのある事業継承をご支援します。 ■ファンド事業 北海道・岡山県にてハンズオン型の「事業再生/活性化、事業承継ファンド」を運営しています。 また、広域復興支援ファンドを九州全域・西日本(中四国地方)で運営しています。 さらには、事業承継対応の「継承ジャパンファンド」を新たに立ち上げるなど、サービス展開地域、規模を毎年拡大しています。 【ユニークな特徵】 ■クライアント現場常駐型スタイル 私たちの主なサービスである事業再生アドバイザリーでは、創業以来、「クライアント現場常駐スタイル」を続けている点にあります。クライアント先へ常駐し、現場に眠る様々な経営データを丁寧に紡ぎあげ、「ファクト」の積み上げをもってクライアントの経営課題を明らかにするアプローチを重視しています。 ■地域再生ファンドも、「地域常住」 私たちが運営に関与している地域再生・活性化ファンドでも、展開地域に私たちのスタッフを「常住」させ、各地域における投資先企業の業績向上までコミットするスタイルを貫いています。クライアントの近くで、ハンズオンで経営改善に取り組む。そんな価値観の元、ファンド事業を運営しています。 【これからの展望やビジョン】 私たちはこれからも独立系アドバイザリーファームとして、現在の60名規模から、5年後には100名規模を目指しています。中堅・中小企業様に対して、事業再生・経営改善の分野はもとより、事業承継、成長支援、M&Aアドバイザリーなどについて高品質のサービスを提供しつつ、同時に地域再生・活性化ファンドではこれからもハンズオンの経営改善支援に取り組んでいきます。 アドバイザリー事業とファンド事業の両方を併せ持つユニークなコンサルティングファームとして、全国の中堅・中小企業様の役に立ちたいと願っています。この想いに共感し、私たちのチームに参画いただける方を求めています。
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