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【エンジニアインタビュー】細かいコミュニケーションで組織とプロダクトを強くする。日本とフィリピンの2拠点開発のリアルを聞いてみた!

ビズメイツのエンジニア組織の大きな特徴の1つが、エンジニアが日本所属のメンバーとフィリピン子会社に所属するメンバーが同じチームとして開発体制が組まれていることです。

それぞれの場所にいながらどのように開発を進めているのか、メリットデメリットはあるのか、そして多国籍なチーム内での開発体制はどうなっているのかなど、タレントソリューション事業部 テックソリューショングループの稲葉さんとインドネシア出身の社員ANGGI(アンギ)さんに語ってもらいました!

メンバーが多国籍なチームだからこそ、よりユーザー目線のプロダクトを作っていける

-現在の業務内容(仕事内容や役割)を教えてください

稲葉:
私たちは自社サービスの『GitTap』と『G Talent』の開発・運用を行っています。どちらも外国人IT人材と日本企業をマッチングするサービスですが、『GitTap』がダイレクトリクルーティングプラットフォーム、『G Talent』が人材紹介のサービスです。
日々、両サービスの機能実装やデザイン改修など、ビジネスサイドからの要件に沿って、開発をしています。

ANGGI:
その中でも、フロントエンド側に関わり高品質なUI/UXを提供するのが主な役割です。また、ビジネスサイドの重要な意思決定をサポートするビジネスインテリジェンスツール(BI)の開発も任されており、データサイエンティストとしての役割も担っています。

-チーム体制を教えてください

稲葉:
日本に私とANGGIさんの2名、フィリピンに7名の9名体制です。
フィリピンメンバーは7名のうちの5名が開発メンバー、2名がテストエンジニアです。
日本側でフロントエンド、フィリピン側でバックエンドにそれぞれ責任を持ち進める体制にしています。日本のチーム内では、私がフロントエンドのリーダーを担当し、ANGGIさんがデータサイエンティストとしての役割を持って働いています。

―日本とフィリピンでは明確に役割が分かれているんですね。開発にあたっては連携が欠かせないと思いますが、日本とフィリピンの2か所に開発拠点があるというのは意思疎通の面も含めて大変そうな印象です。実際はいかがですか?

稲葉:
日本とフィリピン2拠点の開発は、リモート開発になるのでコミュニケーションにおいては難しい部分もあるなと感じています。

Slackで細かくやり取りしていますが、正直リモート開発であることと、お互いに母国ではない英語を使用してやり取りをするので、やっぱり同じオフィスにチームメンバーがいた方がチームとしての認識齟齬が生まれにくく、効率が上がるのではと思うこともあります(笑)例えば、何かバグが起きた時にその場で声をかければ済むことも別途ミーティングを組んで進めていかなければならなかったり、テキストベースで説明して時間がかかってしまうということも有ります。

ANGGI:
そこを補うために認識を合わせたり、困りごとが少しでも少なくなるよう、物理的な距離があっても常にコミュニケーションをとるように心がけながら仕事をしています。
ただ、日本とフィリピンで祝日が異なるので、その点はお互いの祝日の都合により、仕事量を事前に調整する必要があるのでそこは少し困りますね。でもそれは多国籍展開している企業ならどこでも有りうることだと思うので、さほど大きな問題と感じていません。

難しいことだけではなく、良いこともあります。フィリピンのメンバーをはじめ、私はインドネシア出身ですし、稲葉さんも海外生活経験のある日本人です。バックグラウンドの異なるメンバー間で、様々な視点を持ちながら助け合って仕事をしています。

稲葉:
英語を用いて多国籍なメンバーと一緒に開発ができる点はプロダクトにも良い影響を与えられるので良いと感じています。フィリピン側からの提案も活かしながら、多角的にプロダクトを評価し、改善していける点は本当にいいですよね。
具体的なエピソードとして、『GitTap』は日本語/英語どちらでも見ることができるサービスなのですが、日本人メンバーが訳して作成したページをフィリピンのメンバーが確認して、ページ内の英語表現について”よりナチュラル”になるように意見を伝えてくれて、反映させたことがあります。このように様々な角度から意見を出し合い、よりユーザー目線のサービスを作っていけることがユニークポイントだと感じています。


仕事を楽しむことと、プロフェッショナルに仕事をするということを両立したい

―良い部分も難しい部分も両方あるんですね。そういえば、お二人も自席でよく会話をしながら開発していますよね。コミュニケーションをとる上で、意識している点はありますか?

ANGGI:
私と稲葉さんがオフィス内でよく話をしながら、仕事をしているのはよく見る光景だと思います。
しかもよく笑ってますよね(笑)
仕事を楽しむことと、プロフェッショナルに仕事をするということを両立したいですし、それを証明したいと思っています。これは、2人の共通認識だと思うのですが、チームワークという点では常にコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくことが成功のカギだと思っています。同僚ではありますが、今後も細かいコミュニケーションを取りながら仕事を進めることは、お互いのスキルやプロ意識を高めていくためにも欠かせないと思っています。

稲葉:
そうですね。やはりチームで開発しているので、コミュニケーション不足による認識のずれは避けたいと思っています。また、場合にもよりますが、他のメンバーが知っていることを聞かずに自分で時間をかけて調査して解決しようとするのは非効率な場合が多いと考えています。なので、わからないことは聞くなどコミュニケーションを取りながらカバーし合っていますね。

フィリピンメンバーとも同様で、ANGGIさんと同じくらいコミュニケーションをとっています。チャットベースが多いですが、MeetやZoomを利用したテクニカルミーティングも都度行っているので、メンバー間の知識の共有はチーム規模が大きくなればなるほど大事だなと感じます。

ーお二人だけではなく、フィリピンメンバーも含めて細かいコミュニケーションをとることを意識しているんですね。仕事を通じて、エンジニア同士で学び合える機会はありますか?

稲葉:
シニアエンジニアなど経験豊富なエンジニアがフィリピンにいるので、質問をすると、テクニカルミーティングなどを開いてくれることもあり、新たな知識や知見を得ることができると感じています。
また、自分が書いたコードは必ず他のメンバーからのレビューが入るので、その際により良いコードを提案してくれたり、間違いがあれば指摘してくれたりするので、その時が一番スキルアップしてると感じますね。逆に自分がメンバーに教える機会もあり、教える側もしっかり理解しないと教えられないので、自分にとっても勉強になります。そのような意味で、メンバー同士学び合える環境にあるのは間違いないかなと思います。

ANGGI:
わからないことが出てきたらチームで相談すると、誰かしら解決に導いてくれるメンバーがいます。先ほどの話と重なりますが、細かいコミュニケーションのなかでお互いに助け合い、学び合える機会が沢山あると感じています。稲葉さんも言っていましたが、他のエンジニアが困っているときは自分が教える機会もあるのでお互いに学び合えると感じますね。
フィリピンメンバーとのコミュニケーションはもちろんですが、日本にいる『GitTap』や『G Talent』のビジネスサイドのメンバーも含めてコミュニケーションが取れていると感じます。私はインドネシア出身で日本に住む外国人として働くことは不安なこともありましたが、ビズメイツのメンバーは日本・フィリピン問わずに気さくになんでも気軽に相談にのってくれるメンバーが多いです。そして、グローバルなビジョンを共有しながら働けているのが嬉しいですね。


ユーザーに感動してもらえるプロダクトに。『GitTap』の成長を通じてビズメイツプロダクト全体の成長に貢献したい

ー互いに助け合いながら学び合いながら仕事が出来ているんですね。日々のお仕事でのやりがいを教えてください。

ANGGI:
ビジネスサイドからの要望を実現するために、ビジネスインテリジェンス(BI)のタスクを行うことにやりがいを感じています。エンジニアとしての教育は受けてきたものの、ビジネスに関する知識は乏しいなかで、お客様の分析や予測を提供するために様々なデータと向き合って創造力を発揮することが求められる業務です。

お客様の傾向や行動について、データを基に私の意見を求められることもあるのですが、自分が作成した分析結果がビジネスの判断材料になったときには、自分の仕事が報われたような気がしますね。会社の事業活動に直接影響を与えることができるのは、本当にうれしいですね。

―ただ開発するだけではなくビジネスに自身の意見が反映されるのはうれしいですね!稲葉さんのやりがいについても聞きたいです。

稲葉:
現在メインで関わっている『GitTap』は2020年末にリリースされたサービスで、まだまだ発展途上のプロダクトです。そのためサービスをよりよくするという視点で色々な技術に触れたり、色々な問題解決を経験したりする部分に非常にやりがいを感じています。自分としてもチームとしても成長を感じる毎日です。

ーエンジニアサイド、ビジネスサイド関わらずチーム全体でサービス成長を実感しながら働けるのは嬉しいですね。では最後に、お二人の今後の目標を教えてください!

稲葉:
『GitTap』は今後伸びていく事業だと思っているので、プロダクトがヒットするように頑張りたいと思っています。また、テクノロジーという面ではまだまだなプロダクトなので、ユーザーから「この機能すごい!どうやって実装しているのだろう」と思わせられるようなプロダクトにしていきたいです。
その為に、今まではバグを修正していくことも開発業務の一部として進めていましたが、今後は新しい技術も取り入れながらユーザーに感動してもらえるプロダクトにしていきたいですね。

ANGGI:
稲葉さんが話していた通り、『GitTap』はまだ成長途中で修正・改善すべき点がたくさんあるサービスです。『GitTap』が成長することでビズメイツ全体のプロダクトの向上にも役立てられたらと思っています。『GitTap』をより成長させ、国際的に認知されるプロダクトにしていきたいです。実は、既に色々なアイデアを考えているので今後反映させていきたいと思っています。
個人的には、お客様に使い続けてもらう為に最も重要なフロントエンドのエキスパートとして高品質なUI/UXを提供したいですね。また、データサイエンスとビジネスインテリジェンス(BI)の専門家になりたいと考えています。会社の重要な経営判断に欠かせない存在になっていけたら嬉しいですね。


★ご参考★
2人が開発に関わっている『G Talent』と『GitTap』についてはこちらからご確認ください!
『G Talent』https://www.gtalent.jp/
『GitTap』https://www.gittap.jp/client


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