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広報部門のゼロからの立ち上げ!ナリコマの秘める魅力を広めたい|株式会社ナリコマホールディングス 採用マーケター 片倉 庄一

「“ALL for ONE SPOON” 食の可能性をデジタルで広げ、『一さじの喜び』を届け続ける」

食事を通して人々に生きる喜びを届けるべく、高齢者福祉施設や医療機関向けに食事サービスを提供する、株式会社ナリコマホールディングス(以下、ナリコマ)。大阪府大阪市に本社を構え、関西を中心に成長を続け、この春からは東京拠点にも力を入れ、全国にサービスを拡大しています。

今回はナリコマ  採用課 採用マーケター 片倉 庄一にインタビュー。片倉はこのポジションの立ち上げメンバーとして2024年4月に中途入社し、ナリコマの採用マーケティングや採用広報の仕組みをゼロから作り上げています。そんな片倉に、ナリコマの魅力、新設ポジション立ち上げの葛藤、将来の展望などについて、詳しく語ってもらいました。

なお記事の執筆には、株式会社ストーリーテラーズさんにご協力いただきました。

社員のユニークな人柄に惹かれて入社

片倉さんのナリコマとの出会いは、一通のスカウトメール。 当時、スタートアップ企業で働いていた片倉さんは、転職を考え始めたタイミングでした。

「スカウトメールを読んだときは『給食業界?全然なじみがないな…』と、正直そこまで興味がわいたわけではありませんでした。

でも、メールの送り主について調べてみると、色々なインタビュー記事が出てきて。スタートアップ企業での勤務経験があったり、僕と同じく子どもが3人いたりと、共通点が多かったんです。『この人、面白そうだから、一回話してみたいな』と思い、カジュアル面談を受けることにしました。

それが今の僕の上司であるデジタルマーケティング部 本部長の北窓です。

初めて直接会った時は『キラキラしてる人』というのが第一印象。『ぜひこの人と働いてみたい』と直観的に思いましたね。

印象的だったのは、入社2週目に『社内インフルエンサーを育てるプロジェクト』の企画を考え、北窓に提案したところ、即返信かつ驚くほどロジカルなフィードバックが返ってきたこと。

『この企画すごく面白いけど、全体最適じゃなくて部分最適で終わるかもね』と、ズバッと端的に返ってきたんです。『こんな風にコミュニケーションを取るんだ』と驚き、モチベーションがいっそう上がりました

さらに、最終面接で登場したのは運営本部 本部長の山田。金髪ロングヘアで登場したその姿に、片倉さんは良い意味で衝撃を受けたと振り返ります。

「イケてる金髪の男性が登場して、『えっ!?』と驚きました(笑)。この規模の会社になると、一般的にはもっと堅い印象があると思いますが、ナリコマは全然違った。『この人たち、なんだか面白そうだぞ』と一気に惹かれましたね

ナリコマのメンバーの魅力に加え、「営業×広報×マーケ」の3軸を極めたいという片倉さんのキャリア観ともマッチしたことが、入社の決め手になったといいます。

「実は他に3社ほど内定をいただいていたのですが、ナリコマが他社と決定的に違ったのは、成長業界かつ『給食DX』という新しい事業に挑戦していること。しかも、募集職種が『採用マーケティング』の立ち上げだった。

営業と広報はこれまでに10年ずつ経験してきたので、あとはマーケティングの力を強化したいと思っていたんです。ナリコマならそれが全部できそうだと思いましたし、ゼロからの立ち上げという、裁量のある魅力的なポジション。こんなチャンスはなかなかないと思い、入社を決めました。

入社して1年が経った今でも、あのときの判断は間違っていなかったと実感しています

「採用マーケティング」立ち上げへの挑戦

こうしてナリコマに入社した片倉さん。なんと入社してわずか3日目に、会長・社長・本部長が参加する採用会議に参加することとなりました。

「入社早々、経営層の集まる会議に参加することとなり、本当に驚きました。

約20人の経営層が採用について議論しており、『この会社は、ここまで本気で採用に力を入れているんだ』と肌で感じました。大きな責任も感じましたが、『自分の企画で会社を動かせるかもしれない』という期待も膨らみましたね

とはいえ業界未経験、社内に広報部門もない中で、1人で新規ポジションの立ち上げ。不安がなかったはずがありません。

「広報の文化が全くない中でのスタート。外に向けて発信するという概念がほとんど根づいていませんでした。『対外的な発信って、何か効果はあるの?』『なんでそれが必要なの?』という疑心暗鬼な反応を受けることも多かったです。周囲の理解を得て、対外発信の仕組みや価値観を社内に根づかせるのには、時間がかかりました。

それに、入社当時41歳だったんですが、この年齢での転職だと『この人はどれほどの実績を出してくれるの?』と厳しい目で見られている気がしてしまって。大きなプレッシャーを感じ、正直半年くらいはずっと胃が痛かったですね(笑)」

それでも片倉さんは、自分のやり方で一歩ずつ実績を重ねていきました。

「採用SNSアカウント開設の提案、サッカーJリーグのチーム・アビスパ福岡とのスポーツ協賛など、次々と新しい取り組みを提案、実行していきました。

一般的な会社なら躊躇されそうなアイデアでも、当社では『面白いね、それやってみよう!』とOKが出ることも少なくないんですよ。

たとえば、『社名を連呼してユーザーの興味をひくような、ITエンジニア募集用の広告動画を作りたい』という企画が上がった時があり、『ナリコマという社名は語感がいいので、社名を連呼したラップの動画を作るのはどうですか?』と提案してみたんです。『なに言ってんねん』と言われるかと思いきや、山田が『おもろいやん!』と乗ってくれて(笑)。面白い会社だなと改めて思いましたね!」

ナリコマの知られざる魅力を発信したい!

このように片倉さんが採用広報の立ち上げに全力で取り組む理由は、自身の実体験にありました。

僕自身、転職前にナリコマがどんな会社なのか調べようと思い、検索した時に、ほとんど情報が出てこなくて不安だったんです。それに、ホームページだけ見ると、業種もあいまって、落ち着いた老舗企業のような印象を受けましたしね。

でも実際には、社内にデザイナー、WEBマーケターだけでなく、YouTuberまでいて、動画編集からグリーンバック撮影まで全部内製してるような、面白い組織。そして、ベンチャーのような挑戦精神とスピード感がある会社なんです。外から受ける印象と大きく違いました」

さらに、文化や風土の面でも、ナリコマはさまざまなユニークな側面を持っています。

当社は上下関係がフラットで、役職問わず『さん付け』で呼び合う文化。これによって、経営層や上司に自然と意見や提案がしやすくなっているように感じます。

また、入社早々に僕を救ってくれたのが『ウェルカム休暇制度』。入社直後に長男の入学式と平日が重なってしまって。一般的に有給は入社から6ヶ月経過しないと付与されないものですが、当社には『有給が付与されるまでの間にも何か特別な用事があるかもしれない』という考えから、入社直後から付与される3日分の特別休暇があるんです。この制度のおかげで休暇を取って、長男の入学式に無事出席できました。本当にありがたかったです。

ほかにも、誕生日に『会長から直筆メッセージ付きのプレゼントが届く』というサプライズも。『良い会社だね!』と僕以上に妻が喜んでいました。自分の働く会社を家族が応援してくれるのが、とても嬉しかったです」

「採用マーケティング」の挑戦は始まったばかり

このように、外からは見えにくいさまざまな魅力を持つナリコマ。だからこそ片倉さんは、「ナリコマのユニークなメンバーや社風、そして挑戦しつづける空気感」をもっと外に発信していきたいと考えています。

「採用広報やマーケティングの知見を駆使してナリコマの魅力を発信し、『この会社で働きたい』『この取り組みに関わりたい』と多くの方に思っていただける存在へと育てあげることが、私の使命だと思っています」

そして、密かに狙っているのが「セレッソ大阪での冠マッチ開催」

「実は以前、サッカーJリーグのチーム・セレッソ大阪のクラブスタッフとして、広報やマーケティングを務めていました。そんな繋がりのあるセレッソ大阪で、ナリコマが冠スポンサーとなり、『ナリコマサポーティングマッチ』のようなプロモーションを展開できたら最高です!そして、スポーツを通じたメディア露出を活用して、給食DXや採用ブランディングを一気にアピールしたいです。

でも、製造本部長がライバルチーム・ガンバ大阪のコアサポーターなので、そこが最大のハードルなんですけどね(笑)」

即効性を求められがちな採用広報やマーケティングの仕事。

しかし、片倉さんは「一見無駄に見えることでも全力で取り組まなければ、ヒトやお金は寄ってこない時代」と覚悟を決め、スピード感を持ちながらも、地道な取り組みを重ねています。ナリコマの魅力を広く世の中に発信する片倉さんの挑戦は、今始まったばかりです。

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[執筆・校正・取材]株式会社ストーリーテラーズ 平澤 歩

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