ここ半年間、ウチでは人材採用に多くのエネルギーを割いてきましたが、
飲食業界は面接ブッチが多いです。
業種別での有効求人倍率とある程度比例すると予想しているんですが、やっぱりこれはモラルとか意識の問題だと思ってます。
飲食業界は間口が広いし、美味しい物に囲まれてて楽しそうだし、一見楽そうだし。
そんなふわっとした意識でも受け入れられる業種だから、
まぁいっかって面接に来なかったり、いざ働き始めても、急に就業規則とか厚生年金とか社会人としての責任とか難しい事言われてめんどくせーってなったり、上司が新人の自分の事を最優先にかまってくれなかったりするとすぐ拗ねたりする(んじゃないかなーと、勝手に妄想してます)。
趣味趣向や人の好き嫌いはそれぞれあると思うんですけど、最低限のマナーとか規律はやっぱり仕事って枠組みの中に入ろうとすると必要なんだと思います。いや、この立場になって思うようになったのかも。
でもまぁそーゆーの無視しちゃえる(気づかない)人が一定数いるから、ある程度ルールとか責任って生まれざるを得ないと思うんですよ。むしろそうやって明言化しないと動けない人が増えてるので、部分的には積極的にやるべきだとも思います。
実際ウチも人事評価制度とかバックオフィスの管理部門は、気づいたら業界最先端いってるんじゃないかと思うくらい年々進化してます。
でも個人的には、なるべく自由な環境を作りたいし、ルールとかなくても求められてるものをちゃんとやってくれる人、少なくとも僕はせっかく一緒に仕事する(雇用関係とかフリーとか関係なく)なら責任感を持って仕事に取り組むのは最低条件という人と仕事がしたいです。
楽しいとこだけ、やりたい事だけやりたいなら、それはお金払ってレジャーとして参加すればいいんですよ。
料理がしたいなら料理教室に通えば、めんどくさい原価計算も在庫管理もしなくていい。でも仕事で料理を扱うなら、利益を出す為に色んな計算の上でアウトプットしなければ仕事として認められないんです。
それでもいい、利益度外視だ、なるようになるさって会社も多々ある残念な業界だけど、それは表向きのパフォーマンスか、倒産まっしぐらの短命事業かどっちかです。(趣味の店はまた別の話)
ちゃんと仕事したい人、ちゃんと成果で評価されたい人、色んなポジションで探してます。